ふるさとの手帖

市町村一周の旅

広い奥州市を巡る旅。【旧市町村一周の旅(岩手県|102日目)】

広い奥州市を巡る旅。【旧市町村一周の旅(岩手県|102日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】

49/175
28.00%
訪れた旧市町村の数【347/2,091】
347/2091
16.60%
総計【396/2,266】
396/2266
17.48%

スーパーカブの総走行距離
8700km

旧胆沢町→旧衣川村→旧前沢町→旧水沢市→旧江刺市、の5つ。

2023年7月17日(月)広い奥州市を巡る旅。(日本一周102日目)

上の地図を見ていると、一関市と奥州市に挟まれた平泉町だけ、合併しなかったことがわかる。

そして、奥州市は5つのまちが合併したわけだけれど、水沢市と江刺市という2つの市も含まれている。それは結構珍しいことではないだろうか。と、合併の変遷を読んでみると、いろいろ大変そうであった。

また、連休の日本列島の多くは暑かったのかなと思うけれど、奥州市は曇りが主で、たまに雨もしくは晴れ、みたいな感じの一日だった。それでは振り返ってみよう。

旧胆沢町(奥州市)

最初にやって来たのは旧胆沢(いさわ)町だ。徳水園という場所で「円筒分水」を見た。

円筒分水は、農業用水路へ平等に水を流すための建造物。水は争いのもとだから。この円筒分水は川崎市でも見たので、旅の経験が少しずつ生きつつあると思った。

旧胆沢町へ。

円筒分水。普段はこんなに増水していないと思う。

集落も歩いた。

球場でソフトボール? をしていた。

旧衣川村(奥州市)

次にやって来たのは旧衣川村。まちの中心部を訪れたあとに、中心部から10kmほど離れた黒滝温泉も行ってみた。ただ、時間がなくて温泉には入っていない。ちょっと後悔…。

総合支所のコンクリート上にできた水たまりに、あめんぼがいた。コンクリートなのに、どうやって来るんだろうなあって。

旧衣川村。
総合支所へ。
がんばってる。
コンクリートの水たまりに、アメンボはどうやって。

黒滝温泉、賑わってた。

旧前沢町(奥州市)

次にやって来たのは、旧前沢町。駅の近くの通りを歩くと、「前沢牛」の文字を数多く見た。前沢牛って、そういえばよく聞くなあ。

祝日で静かだったけれど、定期的に催事もひらかれているみたいだった。

あと、バス停で寝ているおじさんがいて、数分経って戻ったらムクっと起きて立ち去っていった。…自由だ。

旧前沢町へ。
渋いバス停があった。さっきおじさんが寝ていた。

街灯も牛だ。

お洒落。

旧水沢市(奥州市)

そして、旧水沢市は歴史の香りがするまちだけれど、具体的な知識は持っていなかった。

今日で完全にインプットされたわけではないけれど、武家住宅資料館で、館長が水沢の歴史について話してくれた。

・伊達藩の分家でしっかりとまちは城下町として守られた。今でも区画は江戸時代から変わらない部分も多くある。
・水沢には偉人が3人いる。蘭学者の高野長英、医師であり政治家の後藤新平、第30代内閣総理大臣の斎藤實(まこと)。

見分森公園で、散居集落を見た。散居は田んぼに点在する家々のこと。現在も残っている姿は原風景だ。

駒形神社も訪れた。
夏詣、なるほどなあ。

神社には二刀流のお守りも売ってた。もちろん、ね。

市街地へ。
奥州市武家住宅資料館。

素晴らしい建物。実際に燻されていた。

館長にいろいろ教わった。
光が美しい。

旧江刺市(奥州市)

そして、最後に訪れたのは旧江刺市。江刺市もかつては1つの町と9つの村が合併してできた市だ。

「歴史公園えさし藤原の郷」に行ってみると、受付の方に、「短縮コースで50分、普通のコースで2時間ですね」と言われて、「2時間!?」と声が出た。

平安時代、奥州藤原氏の栄華を再現した藤原の郷。さすがである。逃走中や大河ドラマ、さまざまな媒体でもロケや収録が行われていた。画面越しに見たことがある景色なのかもしれないが、歩いてみて、当然ながら電柱もないし、道も広いし、気持ちよかった。

平安時代にタイムスリップだ。

テレビや映像で見るのもいいけれど、歩くのもいいなと思った。

藤原秀衡だ。

江刺の市街地へ。
菊田一夫記念館にも行ってみた。
かつての「君の名は」といえば、菊田一夫脚本の、ラジオドラマであった。
隣の建物はお祭りの資料があった。
江刺は10地区それぞれにお祭りがあるという。
水沢も江刺も、それぞれ文化があったのだなあと。

というわけで、今日の散策はここまで。明日は雨なので、散策はやめようかなと思う。

北上川は「わぁ」って感じるぐらいの増水だ。これでも秋田市に比べたら雨量は少ないもんなあと思った。

あと、旅で最初の虹と出会った。

夕方の北上川。

初虹だ。
本日のひとこと
北上市にて、雲が真っ黒で、強い日差しが差し込んだ。なかなかそういう景色には出会えないので。
(終わり。次回へ続きます)

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