ふるさとの手帖

市町村一周の旅

旅の100日目。雨の一関市を進む。【旧市町村一周の旅(岩手県|100日目)】

旅の100日目。雨の一関市を進む。【旧市町村一周の旅(岩手県|100日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】

49/175
28.00%
訪れた旧市町村の数【342/2,091】
342/2091
16.36%
総計【391/2,266】
391/2266
17.26%

スーパーカブの総走行距離
8585km

旧大東町→旧室根村→旧藤沢町→旧花泉町→一関市→旧川崎村→旧千厩町→旧東山町、の8つ。

2023年7月15日(土)旅の100日目。雨の一関市を進む。(日本一周100日目)

東北といっても広いので、エリアは限られるけれど、暑い日本列島とは違って、ぼくのいたところは朝から晩まで、かなりの雨が降った。秋田市の洪水も他人事ではないという気持ちもある。北上川も茶色く染まって増水して、見ているだけでも轟々と音が聞こえるようだ。

一関市にやって来て、8つのまちを巡った。雨の中でも進んだのは、泊まっていたところの連泊が難しかったこと、事前の雨量レーダーで、一関市はまだ大丈夫だと判断したこと、加えて夜に間に合えば、映画『君たちはどう生きるか』を観に行きたかったこと。だから、最後は北上市まで移動したけれど、その距離も含めて200km走った。雨の中の旅としては、最長だと思う。

ありがたいことに無事に終えることができたので、写真をまとめよう。

旧大東町(一関市)

最初に訪れたのは旧大東町。総合支所の近くにはバスのターミナルがあって、部屋の中で係のおじさんが一人ゆっくりしていたけれど、バスも動きがなくて静かな時間が流れていた。

旧大東町へ。
朝から雨だ。
電話ボックスと電話帳。
大東支所。
赤いバスが、奥にも並んでいた。

旧室根村(一関市)

旧室根村のシンボルは、なんといっても「室根山」だ。標高は896mほど。春はツツジ、夏は木々の緑、秋は紅葉、いずれも美しいという。
 
雨の中「道の駅 むろね」に着くと、雲に隠れた室根山が見えた。どの山だろうと思っていたけれど、雲に隠れていても、この山だなと、すぐにわかった。
 
いつかは晴れの日の姿を見てみたいと思える山だった。
 
道の駅むろね。

木の加工品がたくさん売られていた。
グラウンドと、奥に見えるのが室根山だ。

絶えず降っている。

旧藤沢町(一関市)

次にやってきたのは、旧藤沢町。

宮城県北部を巡っていたあたりから、「岩手サファリパーク」の看板を見かけることが増えたし、ラッピングカーともすれ違った。その岩手サファリパークがあるのが、旧藤沢町だ。

とにかく現地には行ってみて、中に入るかどうかはそのときに決めることにした。

結局、土砂降りだし、動物園に行く天気ではないかなあという気持ちがまさって、今回は入園しなかった。

でも、日本にいくつかあるサファリパーク、いろいろ行ってみたいよね。

藤沢支所で、岡本太郎的なサムシング。

藤沢野焼祭だ。

藤沢野焼祭」は、岩手県一関市藤沢町が全国に誇る「土と炎の祭典」です。46回目の今年は8月12日(土)と13日(日)です。高校生の陶芸甲子園「熱陶甲子園inFujisawa」も同時開催します。
(公式HPより引用)

「陶芸甲子園」って、知ってました? 知らなかったなあ。いろんな甲子園があるけれど、陶芸もあったなんて。

サファリパーク近くの丘。
岩手サファリパーク。すぐそばには象が二頭いた。

旧花泉町(一関市)

次にやって来たのは、旧花泉町。花の泉、とってもいい名前だ。するとやっぱり、「花と泉の公園」もあったので、立ち寄ってみた。

水たまり。

花と泉の公園。天気が良かったら、もっと人がいるのかな。

花泉駅前へ。

一関市

一関市といえば「厳美渓」というイメージは、以前から持っていた。前回の旅でも訪れた場所ではあるけれど、雨なので、逆に行ってみたいと思った。見え方がちょっと違うかなって。

雨でも観光客はしっかり来ていたので、流石だと思った。

雨の厳美渓。
奥では名物「郭公だんご」の受け渡しだ。

厳美渓名物の、郭公だんご。団子屋さんは川の対岸の斜め上にあって、籠に料金を入れて注文すると、回収されたあと、ターザンのように籠が手元までビューンとやってくる。

籠で受け渡しをする。
ビューン。

戻ってきた籠には、お茶と団子が入っている。お茶は熟練の技でこぼれないらしい。対岸から団子が降ってくるってだけで、食べたくなるもんなあ。

一関駅にも行ってみた。

旧川崎村(一関市)

そして、次にやって来たのは旧川崎村。一関市の中で、一番小さな旧町村だと思う。

訪れると、北上大橋を渡った先に集落が広がっていた。道の駅では「カニばっとう」という食べ物があって、ラストオーダーが迫っていたので食べなかったけれど、もしもう一度行ける機会があったら、食べてみたい。

太平洋まで70km。
北上大橋。
こぢんまりとした集落が広がっていた。

道の駅にて、カニばっとう。
お腹が空くけれど、今回は先を急ぐ。

旧千厩町(一関市)

そして、次にやって来たのは旧千厩町。「せんまや」と読む。

旧花泉町と一関市を除いて、今日訪れている旧町村は、かつて「東磐井郡」に属していた。そして、それらの中心的なまちが、旧千厩町だった。

さらに、千厩という名前は珍しいけれど、平泉の藤原氏がこの地に厩舎(きゅうしゃ)を建てて、数多くの名馬をが誕生したことが、千厩の地名の由来だとされている。

「千厩酒のくら交流施設」という施設では馬に関する展示もあって、源義経の愛馬「大夫黒」が旧千厩町の産地だということも紹介してあった。

ちなみに、同じ施設には「樂(ウタ)」という素敵な珈琲屋さんがある。そこで珈琲をいただいて、ひと休憩もした。

このときはマスターとあまりお話しできなかったけれど、週末に気仙沼に行くときに、もう一度訪れる予定だ。

ご苦労様です。
街灯の下も馬が走る。
大夫馬の銅像もあった。
JaJa馬って。大貫妙子さんの「じゃじゃ馬娘」が脳内を流れる。

「私のこと〜じゃじゃ馬娘〜と呼んで〜♪」

千厩酒のくら交流施設。
いろんな馬の展示があった。
かっちょいい。
施設内の、旧佐藤家住宅。

旧東山町(一関市)

そして、今日最後に訪れたのは、旧東山町だ。

一関市では厳美渓(げんびけい)と並んで、猊鼻渓(げいびけい)も有名である。読み方は一字違いで漢字は全然違うので、ちょっとややこしい。

ただ、厳美渓は散策して楽しむ場所だけれど、猊鼻渓は船に乗って楽しむのが一般的だ。その営業時間が16時で、すでに時刻は16時だった。

というわけで、船に乗ることはできなかったものの、近くへ訪れてみたのだった。

旧東山町。
ビデオはソニー。
猊鼻渓の船の受付あたり。
船に乗るのかー。リベンジしたい。
きんさんとぎんさんの手形だ。しかも、百二歳。
橋の手前で何かが飛んでいた。

というわけで、今日の散策はここまで。雨の中だけれど、なんとかひと通り巡ることができて良かった。

そのあとは北上市のイオンシネマに向かった。雨の中進んだのも、『君たちはどう生きるか』を観たかったから。

昨日の7/14である公開日は、古本屋で吉野源三郎さんの原作と出会った日だった。そして、今日は旅を始めて100日目の日だった。

本日のひとこと
なかなか、雨でカバンや服が湿気で大変です。
(終わり。次回へ続きます)

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