


今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】
訪れた旧市町村の数【104/2,091】 総計【114/2,266】2023年4月27日(木)
一週間と少しの間お世話になっていた、前橋市のKさんのご自宅を今日、出発した。Kさんは昨日の帰りが仕事で遅かったのに、無理くり朝一番で起きて、見送りをしてくださった。滞在の間助けてもらったことばかりだったし、何より、一緒にお話をする時間が楽しかった。これからもっと成長して再会しよう、とはいえ、自分が成長しているかどうかは案外わかりにくいものだから、とかく、目の前にあるベストを尽くして、結果的に、また大きくなって会いましょう。と最後に話した。ご縁に感謝だ。ほんとうに、ありがとうございました。
朝5時20分、昨日吹き荒れていた風も落ち着いている。最後に見る赤城山は、淡い光に包まれていた。

旧田沼町
2005.02.28佐野市と合併。
前橋市からまずは50km移動して、佐野市にやって来た。道中の足利市の景色も、低い山並みと緑の畑、とても美しい。そして、佐野市は旧田沼町、旧葛生町、佐野市と3つのまちを巡ったけれど、それぞれのまちを交互に行ったり来たりしたので、少し時系列はずれている。まずは、旧田沼町から。

道の駅は名前の通り、広い道の真ん中に。



旧葛生町
2005.02.28佐野市と合併。
旧葛生町は「くずう」と読む。道中、踏切で電車を待っていたとき、行き先が葛生だったので、地域の方たちにとっては身近な漢字なのだと思った。









葛生町一帯には、約2億5000万年に形成されたとされる地層が分布している。洞窟では扉だけ開いていて、どうぞお入り、という感じだった。



とても大きな洞窟ではないかもしれないけれど、ひんやりしていて、長い年月をかけられた地層は面白かった。
佐野市
次は佐野市へ。前橋市を出発して最初に訪れたのは、出流原弁天池。



日本庭園のような大きな池、静けさの中に美があった。

唐沢山城石波、続・日本百名城、関東七名城のひとつ。






城跡から戻るとき、国際クリケット場を見つけた。クリケット場があるのだなあと思っていたら、「この人たち、今から絶対クリケットするやろ!」という海外の方々が、自転車と徒歩で向かっていたのだった。






旧藤岡町
2010.03.29栃木市と合併。
今度は栃木市に入っていく。藤岡町に行く途中、群馬県に一瞬入ったりもした。




埼玉県の旧北川辺町を巡ったとき、遊水池として廃村になる国の計画が持ち上がっていたところを、住民運動で覆した話があることを知った。その出来事のあと、栃木県の旧谷中村は現在の遊水地となった。景色を見て自然豊かな場所だと感じるのか、誰かのふるさとがあったことを思うのか、揺れるし、どちらが正解ともいえないような気がした。けれど、その曖昧さは自分の心の中で忘れてはいけない。

旧岩舟町
2014.04.05栃木市へ編入。
旧岩舟町は、栃木市になったタイミングがいちばん遅い。まだ、編入合併して10年足らずというところである。みかも山公園と、岩船山高勝寺を訪れた。みかも山公園に向かっている途中、西洋の城のような佐野プレミアムアウトレットを通り過ぎて。

みかも山公園の駐車場に原付を停めた。いくつか出入り口があって、ぼくのいる西口のあたりは旧岩舟町ではなく、佐野市であると途中で分かった。みかも山が境界線となって分かれている。









旧大平町
2010.03.29栃木市と合併。
あともう少し。大平町の近くには有名な太平山があるのだけれど、地理上ぎりぎり栃木市側に含まれているので、違う場所を散策した。





郊外の落ち着いた住宅街が広がっていた。
栃木市
そして、最後にやって来たのは栃木市だ。太平山と、蔵のまちなみを散策した。









クリアファイルに載っているお祭りの「とちぎ秋まつり」は、2年に一度の開催だそうだ。次回は来年の11月。山車ってほんとうにかっこいい。
というわけで、今日の散策はここまで。栃木県で巡る旧市町村の数は36ある。今日は7つ巡ったので、残りは29ほど。一気に巡ることはできないので、少しずつ、少しずつ。
偶然耳にしたラジオで、知りました。のんびり眺めて楽しんでます。たぶん私が行くことはないまちを、見せてくれてありがとうという気持ちでいます。旅の無事を祈っています。
たけこさん
ありがとうございます、ラジオで耳にしていただいたこと、とても嬉しいです。はい、少しずつ進められたらと思っております。