大分県の旅が続きます。今日は豊後大野市にある、7つの旧町村を巡って行きました。磨崖仏あり、洞窟あり、滝あり……、いろんな新しい景色に出会いながら。それでは、振り返っていきましょう。
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】
訪れた旧市町村の数【986/2,094】 総計【1072/2,264】スーパーカブの総走行距離
26502km
今日の旅先のこと
旧犬飼町(豊後大野市)(1/7)
臼杵市を出発して、最初にやってきたのは旧犬飼町です。大野川沿いに市街地が広がっていました。川からは静けさもあり、昔から残る町並みが多いなと感じます。大分県では全体的に、昔の建物が多く残っているよなあとも思いました。そして、「犬飼石仏」にも訪れてみます。踏切を渡って、急な山道を登った先に、大仏様がいました。ここもやはり、「磨崖仏」で、社殿によって囲われており、その中に立派な大仏が。迫力十分でしたし、周辺は森の中なので、すごいところに彫るなあと。祈りのパワーはすごい。
臼杵市を出発して、最初にやってきたのは旧犬飼町です。大野川沿いに市街地が広がっていました。川からは静けさもあり、昔から残る町並みが多いなと感じます。大分県では全体的に、昔の建物が多く残っているよなあとも思いました。そして、「犬飼石仏」にも訪れてみます。踏切を渡って、急な山道を登った先に、大仏様がいました。ここもやはり、「磨崖仏」で、社殿によって囲われており、その中に立派な大仏が。迫力十分でしたし、周辺は森の中なので、すごいところに彫るなあと。祈りのパワーはすごい。
旧千歳村(豊後大野市)(2/7)
道中は茶畑が広がっていました。そして、先ほどと同じく旧千歳村でも「大迫磨崖仏」という磨崖仏を見にいきました。ただ、今度は表情がぜんぜん違って、ものすごいコワモテで。なので、同じく社殿に囲まれていましたが、正面に格子が設置されていて、若干表情が見えづらくなっていました。その後、市街地周辺も巡っています。近くには中高一貫校があり、全体的に静かな暮らしという印象です。
道中は茶畑が広がっていました。そして、先ほどと同じく旧千歳村でも「大迫磨崖仏」という磨崖仏を見にいきました。ただ、今度は表情がぜんぜん違って、ものすごいコワモテで。なので、同じく社殿に囲まれていましたが、正面に格子が設置されていて、若干表情が見えづらくなっていました。その後、市街地周辺も巡っています。近くには中高一貫校があり、全体的に静かな暮らしという印象です。
旧大野町(豊後大野市)(3/7)
さて、旧大野町へやってきました。最初に「道の駅 おおの」の周辺を散策したのですが、唐揚げ屋さんを発見。時刻的には少し早いぐらいですが、弁当を買いに次々とお客さんがやってくる。で、ぼくもたまらず早昼を決定し、唐揚げ弁当を買いました。なんたって、大分の唐揚げ弁当ですからね。もう、ハードルを自分で上げてもいるし、下げてもいる。だって、とにかく「美味しい!」って思っちゃうもん。ニヤニヤしながら食べたことをご報告します。
その後、「沈堕の滝」というちょっとダークな名前の滝へ。滝幅も落差もたっぷりで、広さ、深さ、ダイナミックさ、全国レベルじゃないか!と思いました。豊後大野市には「原尻の滝」というさらに有名な滝もあるので、そっちに引っ張られるけれど、沈堕の滝も十分にすごいです。
さて、旧大野町へやってきました。最初に「道の駅 おおの」の周辺を散策したのですが、唐揚げ屋さんを発見。時刻的には少し早いぐらいですが、弁当を買いに次々とお客さんがやってくる。で、ぼくもたまらず早昼を決定し、唐揚げ弁当を買いました。なんたって、大分の唐揚げ弁当ですからね。もう、ハードルを自分で上げてもいるし、下げてもいる。だって、とにかく「美味しい!」って思っちゃうもん。ニヤニヤしながら食べたことをご報告します。
その後、「沈堕の滝」というちょっとダークな名前の滝へ。滝幅も落差もたっぷりで、広さ、深さ、ダイナミックさ、全国レベルじゃないか!と思いました。豊後大野市には「原尻の滝」というさらに有名な滝もあるので、そっちに引っ張られるけれど、沈堕の滝も十分にすごいです。
旧三重町(豊後大野市)(4/7)
豊後大野市の中心地である、旧三重町へやってきました。空は黄砂で少し霞んでいるけれど、徐々に晴れてきてまちなみが輝きはじめます。三重町駅周辺のまちなみが個人的に好きでした。ふつうの町並み、と言ってしまえばそうかもしれないのですが、安定感があって、着飾ったところもない。
さらに、「稲積水中鍾乳洞」を目指しました。市街地からはかなり離れていて、途中の清流もキラキラと美しくて。そして、鍾乳洞は大きく二つのルートがあって、どちらも順に訪れました。入り口の仮舗装みたいな鉄の板が、歩く度にボヨン、ボヨンと音が洞窟内で響くので最初は怖かったです。ほぼひとりで最後まで往復しましたが、鍾乳洞は誰かと一緒に巡るのがおすすめですね。怖いですもん。底なしの渕とかも、ありました。それで、洞窟を出ると、ちょうどテレビのレポーターのような方が、クルーと一緒に来ていて、いいなあと。笑
豊後大野市の中心地である、旧三重町へやってきました。空は黄砂で少し霞んでいるけれど、徐々に晴れてきてまちなみが輝きはじめます。三重町駅周辺のまちなみが個人的に好きでした。ふつうの町並み、と言ってしまえばそうかもしれないのですが、安定感があって、着飾ったところもない。
さらに、「稲積水中鍾乳洞」を目指しました。市街地からはかなり離れていて、途中の清流もキラキラと美しくて。そして、鍾乳洞は大きく二つのルートがあって、どちらも順に訪れました。入り口の仮舗装みたいな鉄の板が、歩く度にボヨン、ボヨンと音が洞窟内で響くので最初は怖かったです。ほぼひとりで最後まで往復しましたが、鍾乳洞は誰かと一緒に巡るのがおすすめですね。怖いですもん。底なしの渕とかも、ありました。それで、洞窟を出ると、ちょうどテレビのレポーターのような方が、クルーと一緒に来ていて、いいなあと。笑
旧清川村(豊後大野市)(5/7)
次にやってきたのは、旧清川村です。道中、色づく前の麦畑が広がっていました。小麦色になった畑も見事だけれど、田んぼと同様に青々とした風景もやっぱり綺麗です。「道の駅 きよかわ」では天狗の面をした人物像が目立っています。「神楽の里」の表記もあり、道の駅のそばには神楽会館も併設されていて、なるほどと。国指定重要無形民俗文化財の「御嶽神楽(おんだけかぐら)」が旧清川村にはあるとのことでした。こういう文化を見ると、いつもかっこいいなとつくづく思います。
次にやってきたのは、旧清川村です。道中、色づく前の麦畑が広がっていました。小麦色になった畑も見事だけれど、田んぼと同様に青々とした風景もやっぱり綺麗です。「道の駅 きよかわ」では天狗の面をした人物像が目立っています。「神楽の里」の表記もあり、道の駅のそばには神楽会館も併設されていて、なるほどと。国指定重要無形民俗文化財の「御嶽神楽(おんだけかぐら)」が旧清川村にはあるとのことでした。こういう文化を見ると、いつもかっこいいなとつくづく思います。
旧緒方町(豊後大野市)(6/7)
旧緒方町では、「原尻の滝」へまずは行ってみようと。駐車場から滝壺まで歩いて向かう途中には、水車やチューリップ畑も広がっていて、とても牧歌的な風景でした。そして、立っている場所からかなり深く滝が流れ落ちていて、河岸段丘かな? とメモしたのですが、ネットで調べてみて、国交省に下記の記載を発見。
旧緒方町では、「原尻の滝」へまずは行ってみようと。駐車場から滝壺まで歩いて向かう途中には、水車やチューリップ畑も広がっていて、とても牧歌的な風景でした。そして、立っている場所からかなり深く滝が流れ落ちていて、河岸段丘かな? とメモしたのですが、ネットで調べてみて、国交省に下記の記載を発見。
景勝地である原尻の滝周辺は河岸段丘が発達し、緒方平野と称される耕作地が広がっています。
国土交通省九州整備局 大分河川国道事務所より
ってことで、たぶん正解、ということにしましょう! すなわち、滝が流れ出る手前までは平野が広がっていて、少し川の上流に、川の中に浮かぶ鳥居もあって、それも面白いなあと思いました。
旧朝地町(豊後大野市)(7/7)
最後にやってきたのは、旧朝地町です。市街地は山の中にひっそりとした暮らしが広がっていました。ひっそりの中でも、かなりひっそりめです。さらに、「普光寺磨崖仏」というお寺の磨崖仏を見に行きましたが、これがまたすごかった。お寺から少し歩いたところに、巨大な磨崖仏が彫られていました。ナスカの地上絵が壁だったらこんな感じなのかなあ、なんて思いました。父と息子たちの3人組がやってきて、磨崖仏を見て「すげえ!」って素直な声が出ていました。そうなるよなあと思うぐらい、迫力たっぷりで。臼杵市や豊後大野市で出会った磨崖仏には、それぞれに凄みがあったなあと。
最後にやってきたのは、旧朝地町です。市街地は山の中にひっそりとした暮らしが広がっていました。ひっそりの中でも、かなりひっそりめです。さらに、「普光寺磨崖仏」というお寺の磨崖仏を見に行きましたが、これがまたすごかった。お寺から少し歩いたところに、巨大な磨崖仏が彫られていました。ナスカの地上絵が壁だったらこんな感じなのかなあ、なんて思いました。父と息子たちの3人組がやってきて、磨崖仏を見て「すげえ!」って素直な声が出ていました。そうなるよなあと思うぐらい、迫力たっぷりで。臼杵市や豊後大野市で出会った磨崖仏には、それぞれに凄みがあったなあと。
というわけで、今日の散策はここまで。夕方は竹田市の山奥に佇む民宿清流さんで、1泊させてもらいました。民宿清流さんも永田ジョージさんのご縁で泊まることができたのですが、宿の景色も抜群で、とても居心地が良くて。民宿に泊まるという嬉しさでエネルギーチャージして、明日もがんばりましょう。
本日のひとこと
民宿清流さんの近くには、日本百名山の祖母山があり、登山の団体客さんも泊まっていました。
民宿清流さんの近くには、日本百名山の祖母山があり、登山の団体客さんも泊まっていました。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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