今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】
訪れた旧市町村の数【469/2,093】 総計【518/2,268】スーパーカブの総走行距離
14295km
目次
オロロンラインを南下して、石狩市と岩見沢市へ。(2023年9月8日(金)―155日目)
朝起きたとき、外を見ると一瞬曇っているのかと思ったけれど、朝霧に覆われているのだった。寒そうだな…と思ったけれど、出発する頃には霧も晴れて、あたたかくなった。
沼田町からオロロンラインを南下して石狩市を巡り、内陸に入って岩見沢市へ。夜は初めてエスコンフィールドでプロ野球を観た。それでは振り返っていこう。
旧浜益村(石狩市)
沼田町から旧浜益村まで、約75kmの移動から。東京は大雨みたいだが、その真逆だ。山並みが空の青に溶けてとても美しい。青い稜線がくっきりと見える。
増毛町との境界線に近い雄冬岬に、白銀の滝と呼ばれる滝が流れていた。駐車場よりも山側に落ちていたが、道路がつくられる前は、海に直接流れていたのだと。その先の道もトンネルが長く続き、難所だったことが想起される。岬を過ぎてから、風が強くなった。
旧厚田村(石狩市)
旧厚田村の道の駅「石狩 あいろーど厚田」を訪れてみる。館内に「珍しい3階建てです」と書かれてあって、確かに3階建ての道の駅は珍しいなと思った。今まで訪れてきた中で、3階だった道の駅は、思い出せない…。
展望台に上がると、日本海が悠々と風に揺れていた。壁には日の入り時刻が書かれている。夕日を観に来る人も多いんじゃないかな。
石狩市
石狩市のはまなすの丘公園は前回も訪れた場所だけれど、天気もいいし、もう一度行ってみることにした。公園に向けて、石狩川を渡る石狩河口橋の風の強さに、スーパーカブは揺られに揺られ、徐行運転。前回石狩市を巡ったときも、まさにここで、「とんでもなく風が強いな」と思ったのだが、今日も同じだった。風が当たりやすい地形にあるのだろう。
はまなすの丘公園に広がる平らなススキの風景は爽快だ。赤い灯台のアクセントもいい。訪れている観光客の表情もとても明るかった。
旧北村(岩見沢市)
石狩市から札幌市の周辺をなぞるように、岩見沢市の旧北村へ向かった。入植の歴史を受け継ぐ言葉が刻まれた塔が建っている。広大な田園風景も、人の手によって作られていったものだ。ちょうど稲刈りをしているコンバインがあった。もう、そういう時期なんだなあ。
岩見沢市
岩見沢市は前回の旅のとき、岩見沢農業高校に知り合いの後輩がいて、見学させてもらった。ぼくも中学校のとき、「農業高校に行きたい」と親に言ったこともある。今となっては過去の話だけれど、やっぱり第一次産業は、ほんとうに大事だよね。
岩見沢駅周辺を散策したあと、北海道グリーンランドの前を通ると、カラフルな観覧車もそびえていた。
旧栗沢町(岩見沢市)
岩見沢市の中心部からさほど遠くないところに、旧栗沢町は位置している。中央公園にはスケートボード場があって、汗を流す若者も複数人いた。栗沢駅も近くて住宅街はコンパクト。ここにひとつのまちがあったことを感じつつ。
エスコンフィールドへ。【日ハムー西武戦】
チケットを取ったのは今朝の話だ。エスコンフィールドの日程を見てみたら、今夜試合がある。今日はナイターだけれど、明日と明後日はデーゲーム。それなら今日しかないんじゃないか、って。席もギリギリ確保できた。
北海道を巡っていても、「もうエスコンに4回行ったよ」だとか、「エスコンにはどうしても行きたくて」だとか、いくつか話を聞いていた。「エスコンは大したことない」なんて言葉は一度もなくて、誰もがこの新球場に興奮していたのだ。
いやあ、最初に入場ゲートをくぐって、球場に入って浴びた景色は、鳥肌が立つほどすごかったなあ。日本にメジャーみたいな球場がほんとうにあるんだって。いや、メジャーの球場行ったことないですけれど。でも、こういう景色を日本で観ることができるんだ、って感動した。
試合は0-6で西武の完封勝ち。チャンスを作りながらも平良投手を打ち崩せず。それでもとにかく、いい体験ができたのだった。(阪神は首位攻防戦の初戦をとってマジック10。がんばれ、阪神!)
エスコンフィールドに向かう途中、彩雲と出会いました。今回の旅では初めてです。
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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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