ふるさとの手帖

市町村一周の旅

オロロンラインを南下して、石狩市と岩見沢市へ。【旧市町村一周の旅(北海道|9月8日―155日目)】

オロロンラインを南下して、石狩市と岩見沢市へ。【旧市町村一周の旅(北海道|9月8日―155日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】

49/175
28.00%
訪れた旧市町村の数【469/2,093】
469/2093
22.12%
総計【518/2,268】
518/2268
22.57%

スーパーカブの総走行距離
14295km

旧浜益村→旧厚田村→石狩市→旧北村→岩見沢市→旧栗沢町、の6つ。

オロロンラインを南下して、石狩市と岩見沢市へ。(2023年9月8日(金)―155日目)

朝起きたとき、外を見ると一瞬曇っているのかと思ったけれど、朝霧に覆われているのだった。寒そうだな…と思ったけれど、出発する頃には霧も晴れて、あたたかくなった。

沼田町からオロロンラインを南下して石狩市を巡り、内陸に入って岩見沢市へ。夜は初めてエスコンフィールドでプロ野球を観た。それでは振り返っていこう。

オロロンラインを南下していく。

旧浜益村(石狩市)

沼田町から旧浜益村まで、約75kmの移動から。東京は大雨みたいだが、その真逆だ。山並みが空の青に溶けてとても美しい。青い稜線がくっきりと見える。

増毛町との境界線に近い雄冬岬に、白銀の滝と呼ばれる滝が流れていた。駐車場よりも山側に落ちていたが、道路がつくられる前は、海に直接流れていたのだと。その先の道もトンネルが長く続き、難所だったことが想起される。岬を過ぎてから、風が強くなった。

白銀の滝。
険しい雄冬岬。
浜益支所。

海の近い暮らし。

なつかしさ。

漁港。
船を掃除していた。

旧厚田村(石狩市)

旧厚田村の道の駅「石狩 あいろーど厚田」を訪れてみる。館内に「珍しい3階建てです」と書かれてあって、確かに3階建ての道の駅は珍しいなと思った。今まで訪れてきた中で、3階だった道の駅は、思い出せない…。

展望台に上がると、日本海が悠々と風に揺れていた。壁には日の入り時刻が書かれている。夕日を観に来る人も多いんじゃないかな。

道の駅へ。

展望台から。

お昼ご飯。ニシンといくら。

三色違う屋根の色。

石狩市

石狩市のはまなすの丘公園は前回も訪れた場所だけれど、天気もいいし、もう一度行ってみることにした。公園に向けて、石狩川を渡る石狩河口橋の風の強さに、スーパーカブは揺られに揺られ、徐行運転。前回石狩市を巡ったときも、まさにここで、「とんでもなく風が強いな」と思ったのだが、今日も同じだった。風が当たりやすい地形にあるのだろう。

はまなすの丘公園に広がる平らなススキの風景は爽快だ。赤い灯台のアクセントもいい。訪れている観光客の表情もとても明るかった。

石狩河口橋。車は関係ないかもしれないが、カブだとすんごく風が強い。
石狩川だ。

はまなすの丘公園へ。

空が広い場所だ。
石狩市役所。

旧北村(岩見沢市)

石狩市から札幌市の周辺をなぞるように、岩見沢市の旧北村へ向かった。入植の歴史を受け継ぐ言葉が刻まれた塔が建っている。広大な田園風景も、人の手によって作られていったものだ。ちょうど稲刈りをしているコンバインがあった。もう、そういう時期なんだなあ。

北村支所。

北村々民の誓い。

収穫がはじまっていた。

岩見沢市

岩見沢市は前回の旅のとき、岩見沢農業高校に知り合いの後輩がいて、見学させてもらった。ぼくも中学校のとき、「農業高校に行きたい」と親に言ったこともある。今となっては過去の話だけれど、やっぱり第一次産業は、ほんとうに大事だよね。

岩見沢駅周辺を散策したあと、北海道グリーンランドの前を通ると、カラフルな観覧車もそびえていた。

岩見沢駅前。

冷気が逃げていくんじゃなくて、入ってくるのが北海道。

北海道グリーンランド。

旧栗沢町(岩見沢市)

岩見沢市の中心部からさほど遠くないところに、旧栗沢町は位置している。中央公園にはスケートボード場があって、汗を流す若者も複数人いた。栗沢駅も近くて住宅街はコンパクト。ここにひとつのまちがあったことを感じつつ。

栗沢中央公園。

人間っぽい。

花と支所。

栗沢駅。美しい西日が差し込んでいた。

エスコンフィールドへ。【日ハムー西武戦】

チケットを取ったのは今朝の話だ。エスコンフィールドの日程を見てみたら、今夜試合がある。今日はナイターだけれど、明日と明後日はデーゲーム。それなら今日しかないんじゃないか、って。席もギリギリ確保できた。

北海道を巡っていても、「もうエスコンに4回行ったよ」だとか、「エスコンにはどうしても行きたくて」だとか、いくつか話を聞いていた。「エスコンは大したことない」なんて言葉は一度もなくて、誰もがこの新球場に興奮していたのだ。

いやあ、最初に入場ゲートをくぐって、球場に入って浴びた景色は、鳥肌が立つほどすごかったなあ。日本にメジャーみたいな球場がほんとうにあるんだって。いや、メジャーの球場行ったことないですけれど。でも、こういう景色を日本で観ることができるんだ、って感動した。

試合は0-6で西武の完封勝ち。チャンスを作りながらも平良投手を打ち崩せず。それでもとにかく、いい体験ができたのだった。(阪神は首位攻防戦の初戦をとってマジック10。がんばれ、阪神!)

住宅街から見る、エスコン。

すごい!

 

試合後。また明日、試合がありますから。
本日のひとこと
エスコンフィールドに向かう途中、彩雲と出会いました。今回の旅では初めてです。
(終わり。次回へ続きます)

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