
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】
訪れた旧市町村の数【366/2,093】 総計【415/2,268】スーパーカブの総走行距離
9490km


2023年7月29日(土)焼走り溶岩流、八幡平の山頂、そして、夏まつり。(日本一周114日目)
盛岡を出発して、八幡平市と二戸市へ向かった。朝は岩手山の壮大な景色に出会って、それから八幡平の山頂へ行き、泊まった先で夏まつりがあった。1日が目まぐるしくて、ちょっと混乱しちゃうぐらい。
そして、夏まつりではナニャトヤラの盆踊りがあった。なんだその盆踊りは!? と存在を知ってからのこと、ずっと気になっていたのだ。世間がフジロックや隅田川花火大会で賑わっている頃、ぼくはナニャトヤラに興奮していたのだった。
旧西根町(八幡平市)
旧西根町では道の駅を経由したあと、「焼走り溶岩流」という場所へ向かった。岩手山の中腹あたりで、岩手山の登山口にもなっている。すでに登山であろう車もたくさん停まっていた。
そして、溶岩流のルートへ入るとゴツゴツした溶岩の黒と青空、岩手山の3つが世界をつくっていた。それに岩手山との距離も近くて、その迫力に驚いた。この山をこの距離で見たら、誰しもが感動するに違いない。人間の及ばない力を感じた。



旧松尾村(八幡平市)
次に向かった旧松尾村では、八幡平アスピーテラインを進んで、八幡平の山頂などを目指す駐車場でバイクを停めた。山頂は旧安代町側なのだけれど(多分)、この道のりは旧松尾村に含まれるので、何度も途中でバイクを停めながら進んでいった。それぐらい、また素晴らしい景色だった。







旧安代町(八幡平市)
八幡平は標高1613mで、日本百名山のひとつ。隣の岩手山は登山に時間がかかるけれど、八幡平は近くまで自家用車で来れるので、比較的楽に山頂まで向かうことができた。
そのあと頂上からは50kmぐらい走って、旧安代町の荒屋新町駅周辺を目指した。









旧浄法寺町(二戸市)
次にやって来たのは旧浄法寺町だ。名前がとてもかっこいいし、やはり天台寺という有名なお寺もあって、行ってみることにした。ほかにも「うろこ滝」という滝にも行ってみた。







二戸市
そして、最後にやって来たのは二戸市だ。なかなか宿泊を格安で済ませることがむずかしくて、「カダルテラス金田」というホテルに泊まってみることにした。素泊まりで7千円ぐらいで、ビジネスホテルぐらいかな。
だから、チェックインしたらゆっくりしようかなと思っていたわけだけれど、なんとホテルが会場になって、夏祭りが開かれていた。目の前のプールには家族連れも中高生も楽しそうに泳いでいて、ステージではノリノリのDJやダンス、ジャズもかかって。
そのプログラムの中に、「ナニャトヤラ」の盆踊りがあった。これ、ずーっと、観てみたかった盆踊りなのだ。「ナニャトヤラ」という謎の日本語が元になっていて、この言葉を使った歌で、みんな踊るのだ。いやあ、すごくクセになるリズムだった。「ナニャァ〜トヤラァ〜!」








今日の散策はここまで。祭りのラストはDJがたくさんポップな音楽をかけてくれて、ステージ前で子どもたちも踊っていた。レゲエを専門としている方みたいだけれど、優しいね。
この週末、あちこちでお祭りがひらかれていると思う。そのうちのひとつに出会えただけでも、よかったなあ。しかも、地元のおまつりというのが、土地の空気を感じられて嬉しかった。観光客っぽい人は、ぼくしかいなかった。
二戸市でガソリンを入れたとき、おじさんに「座敷わらし見にいくのか?」と言われた。なるほど、二戸にも座敷わらしが住んでいるんだねえ。
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>

今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら

二見書房編集部noteのページはこちら
旅についての心境を、週に一度日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。

日本加除出版noteのページはこちら
旧市町村で気になったまちのことについて、月に一度まとめています。本文は『戸籍時報』でも連載中です。

ストレートプレスのページはこちら
トレンドニュースサイトのSTRAIGHT PRESS(ストレートプレス )にて、旧市町村をひとつずつまとめた記事を連載中です。
LEAVE A REPLY