ふるさとの手帖

市町村一周の旅

茨城県へ突入。小さなまちの暮らしを巡ろう。【旧市町村一周の旅(茨城県・48日目)】

茨城県へ突入。小さなまちの暮らしを巡ろう。【旧市町村一周の旅(茨城県・48日目)】
古河市→旧総和町→旧三和町→旧関城町→旧明野町→旧協和町→旧下館市
2023.05.24

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】

44/175
25.14%
訪れた旧市町村の数【185/2,091】
185/2091
8.85%
総計【229/2,266】
229/2266
10.11%

スーパーカブの総走行距離
4550km

2023年5月24日(水)(日本一周48日目)

地面はまだ雨で黒く濡れているが、朝焼けが美しい。低い雲が優しくオレンジ色に染まっていた。朝4時50分に出発。

今日から千葉県を抜けて、茨城県に入った。関東地方では、茨城県が最も市町村合併をしている。よって、巡る数は合わせて66。来週からは天気も崩れそうなので、焦らず巡っていこう。

古河市

最初にやって来たのは古河市。現在は旧総和町と旧三和町とも合併している。古河公方公園と、古河歴史博物館辺りへ訪れた。

古河公方公園。国際賞も受賞したとのことだ。

開館時間が「日の出から日の入りまで」とのことで、その考え方が好き。

気持ちの良い朝。

孔雀もいた。

スーツ姿で大きな望遠レンズを持って来ている人もいた。朝の出勤前に野鳥を撮るのかな。楽しみがあるっていいな。

古河歴史博物館辺りへ。

博物館は朝なのでまだ開いていないけれど、周辺を歩いた。

静かなまちに降り注ぐ光は賑やかだった。

旧総和町(古河市)

猿島郡総和町
2005.09.12三和町、古河市と合併。

次に訪れたのは旧総和町。総和庁舎とネーブルパーク周辺へ向かった。

古河市役所総和庁舎。
茶畑だ。

今回の旅で初めて茶畑に出会ったかもしれない。

サギの集合団地があった。

ネーブルパークに向かう途中、サギが多いなあと思ったら、高い木のてっぺんにサギが密集していた。どうやら巣があるようで、サギの巣そのものを初めて見たし、賑やかな様子はサギの集合団地だった。

ネーブルパーク。

広場だけではなくて、営業時間になれば地下迷路やミニSLもあるそうだ。

旧三和町(古河市)

猿島郡三和町
2005.09.12総和町、古河市と合併。
次は旧三和町へ。先ほどの旧総和町とも名前が似ているが、「和」にはかつての村が合併したときの平和への思いが込められていると。
道の駅『まくらがの里こが』へ。
国道4号線沿いの道の駅だ。
小さな祠を見るとドキッとする。
旧三和町も茶畑があった。
三和ふるさとの森へ。

しっかりとした森、という感じで。

雨上がりだ。

旧関城町(筑西市)

真壁郡関城町
2005.03.28協和町、明野町、下館市と合併。
ここから少し移動して筑西市へやって来た。筑西市では合わせて4つのまちが合併している。旧町はいずれも真壁郡だ。小学校の頃、真壁くんがいたなあと思い出した。
 
筑波山が近い。

名前の通りつくば市にある筑波山だが、市の最北部に位置しているので、ここからでもかなり近く見える。

関城跡を目指す。
麦畑。
畑と麦わら。
関城跡は少し分かりづらかった。

城跡は一般の方の住居にもなっていて、ちょっと分かりづらかった。

東叡山 千妙寺。

千妙寺さんというお寺にも伺った。

大きなお寺だ。
とても有名、というわけではないかもしれないが、清々しいお寺はいいなあとつくづく思った。
 
 
地元のスーパーを見ると撮ってしまう。

旧明野町(筑西市)

真壁郡明野町
2005.03.28協和町、関城町、下館市と合併。
旧関城町から次は旧明野町へ。あけの、と読む。
水田は毎回いいなあと思う。
明野支所。平屋でペタッとした感じ。
渋い。
郷土治水豊穣。
宮山ふるさとふれあい公園から。

旧協和町(筑西市)

真壁郡協和町
2005.03.28関城町、明野町、下館市と合併。
あともう少し。次は旧協和町へ。
協和支所。やっぱり1階建てだ。
まちなかを歩く。
打ち破ろう!食塩信仰。ローカルだ。

ほかにもたまに不思議な看板に出会うので、意識して撮ってみよう。

パン屋さんを見つけたので入った。
バナナクリーム、カステラサンド、フレンチトースト。

安定のバナナクリーム。そして、カステラサンドはいちごジャムが塗られていて、自然なサンドイッチのようだった。フレンチトーストが、うまっ。やはり、カロリーが必要なのである。

旧下館市(筑西市)

下館市
2005.03.28関城町、明野町、協和町と合併。
最後にやって来たのは旧下館市。現在の筑西市の中心部でもある。板谷波山記念館、しもだて美術館、羽黒神社へ訪れた。
 
板谷波山記念館へ。板谷波山先生は、明治後期から昭和中期にかけて活躍した陶芸家だ。
記念館が生家である。
作品は、半端ない。
釉薬を塗る前の、未完の集大成とあった。すごい。
奥さんと時間をかけてつくった窯。

板谷波山先生の人物像も、陶芸に熱い炎を燃やしている姿が好きだったな。かっこいい大人、好きだ。

しもだて美術館のある建物「アルテリオ」にて、神輿だ。
3階からの景色。
しもだて美術館でも展示を見た。
最後に羽黒神社へ。アルテリオのすぐ裏手にある。
今日もありがとうございました。
というわけで、今日の散策はここまで。名前が結構似ていたので、混同思想にもなったけれど、やっぱりそれぞれ少しずつ違う。道もゆったり走りやすくなって、千葉から茨城に移ったことを感じられたのであった。
 
本日のひとこと
かなりの急坂をおばあちゃんが自転車でギュイーンと下っていって、カーブでキキィー! と音が聞こえた。覗いたら自転車を止めて畑に向かっていた。この坂に慣れていると思った。

(次回へ続く)


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二見書房編集部noteにて、「旧市町村日誌」も更新中です。

旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。

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