ふるさとの手帖

市町村一周の旅

一気に神奈川県に移動して、川崎市のGWを過ごす。【旧市町村一周の旅(神奈川県)】

一気に神奈川県に移動して、川崎市のGWを過ごす。【旧市町村一周の旅(神奈川県)】
川崎区→幸区→中原区
20230.05.03

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【13/175】

13/175
7.43%
訪れた旧市町村の数【133/2,091】
133/2091
6.36%
総計【146/2,266】
146/2266
6.44%


2023年5月3日(水)

午前中をまるっとかけて、栃木から神奈川の川崎まで移動した。バイクのナビは「次の右折まで103km直進」との表示。ちょうど日光街道の国道4号線に乗って、ひたすら東京方面へ進んでいくのだ。

なぜ、栃木県から神奈川県なのか。直前まで悩んでいたわけだが、これまで東京、埼玉、群馬、栃木と進んできて、その流れで行けば、次は茨城か千葉である。そうすると、神奈川県に行くタイミングを一旦失って、山梨か静岡に戻ってきたタイミングで、神奈川県を巡ることになる。それでもよかったのだが、関東地方で神奈川県だけを残して次に進むのは、若干スッキリしない部分があるし、天気の様子と、行程をにらめっこした結果、今は神奈川に行ったほうが良いのではないか、と判断した。


ああ、JRに乗れば、川崎まで一本なのになあ。2時間半で着くのに。と羨ましさが消えなかったことは事実だが、少しずつ進む。スーパーカブで5時間弱だろうか。何百台、いや、結果的には千台ぐらいの車に追い越されながら、足立区に入った。さらに荒川を越えて、隅田川を越えて、休日の昼間の東京を、タクシーでもなく、自分のカブで走っていることの新鮮さがずっとありながら。でも、もう大丈夫。東京もゆっくりなら走れる。六本木だろうが銀座だろうが、大丈夫だ。ゆっくりなら。

東京の道はいろんな匂いがコロコロと変わった。コインランドリー、香水、工場、食べ物。

川崎市川崎区

上野からもまだ、目的地の東扇島東公園まで30kmあって、何度も信号に引っかかりながら、ようやく川崎市に入った。東扇島東公園の直前では、おそらく高速道路に入るまでの道が大渋滞していて、別の道からぐるっと大回りして、公園にたどり着いた。東扇島公園は、川崎区の中でも東京湾に近い公園だ。

春のバーベキュー祭りだった。

公園にはバーベキューサイトがあって、匂いが完全にそれだった。あちこちでバーベキューの大フィーバーである。

川崎は工場夜景でも知られている。

道中の道路も、工場地帯らしさがある。

川崎大師を目指して。ここは大師公園。同じく大フィーバーだ。

次は、川崎大師を目指した。厄除けのお寺として全国的に知られている。ここでも、駐車場は大フィーバー。そして、すぐ隣にある大師公園も家族連れで大賑わいだった。ゴールデンウィークの賑わいが普通にあることが、いいなあ、と思う。

川崎大師へ。電車でもアクセスしやすいところにある。ぼくは初めてやって来た。

入り口を進んですぐ、左右のお店で飴を切る包丁のリズムが、祭の太鼓さながらの囃子になって出迎えてくれた。ジャズのような即興性のテンポのように聞こえて、でも、定められた統一感があって、楽しい。

お堂の中では何か(厄除け?)が行われていて、人もとても多かった。

屋台で焼きそばを買った。

足りなかったので、たこ焼きも食べた。賑わいのあるお寺、いいなあ。

川崎市幸区

今度は川崎区から、幸(さいわい)区を訪れた。タワーマンションもそれなりに点在しているし、多摩川の河川敷も近い。役所近辺と、夢見ヶ崎動物公園に訪れた。

名前から幸せが溢れている。

国道1号線との交差点。

幸区役所へ。

跨線橋の上。

そして、夢見ヶ崎動物公園へやって来た。とっても賑わっている。

あれ? 入場ゲートは? と思ったら、入園料が無料でビックリした。

野生のヘビも出てきた。さすが動物園だ。

小高い場所にあるので、まちも一望できる。

アンデスのラマさん。

大人も子どもも、夢中になって楽しんでいたし、ぼくもその一人だった。いろんな動物が地球には生息しているって、不思議だよなあ。

川崎市中原区

次は中原区へ。中原という区の名前にはあまり聞き覚えがなかったけれど、元住吉や武蔵小山、新丸子という名前になると、親近感が湧く。特に武蔵小杉は、東横線とJR南武線の駅でとても大きいし、ぼくも電車で何度も利用した。そこに、電車ではなく原付で向かうことの違和感さを感じながら、訪れたのであった。

武蔵小杉へ。
中原区役所。
やはり、タワーマンションもあちこちにある。

つい1ヶ月前まで、東横線ユーザーだった。見ているだけで懐かしい。

普通のスーパーだけれど、友だちとここで買い出しをしてご飯を食べたことがあるので、思い出がある。

いざ、自分にとって思い入れのある場所を見ると、撮りたくなるし、誰かにとっての思い出を少しでも残せるようなことを、自分はしたいのだなあと思った。

京濱伏見稲荷神社。

住宅地の中にひっそり佇む、京濱伏見稲荷神社を訪れた。

境内は稲荷社らしく、狐が108体いるらしい。

最後は多摩川の河川敷へ。
東京側から、多摩川を挟んで。

東京に住んでいた間、何度もここへ訪れた。とても懐かしい。

丸子橋を渡って。

多摩川の河川敷は気持ちいい。

ここで流れている日常を見て、あらためて忘れないようにしようと思った。


そのあと、元隣人の家に泊まらせてもらった。もう住んでいないので、元隣人である。人を明るくさせる彼の大きな笑い声も健在で、とっても元気にしていた。部屋はだいぶリニューアルされていて、それも面白かった。大家さんにもご挨拶が出来て良かった。数日前に連絡をして、スーパーカブを家の前に停めていい、と仰ってくださったのだ。本当に大家さんには恵まれたし、今もまたお世話になっている。ただ、「本当にカブで来たんですね…」と、目を見開き口をあんぐりさせていた。

元隣人が、地元大分のとり飯をつくってくれた。
それを、友だちと一緒に、屋上でいただくのだ。
友だちが元気だと、うれしいな。

束の間の、ありがたい、楽しい時間だった。もちろん、お互いに近況はチェックしているので、元気なことは知っているけれど、直接会って、そのときに感じる空気感が、嬉しい。みんなが頑張っている分、ぼくも進まないと。


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