ふるさとの手帖

市町村一周の旅

港区のビルと暮らしの違いを感じながら。【23区駅一周|2022年7月】

港区のビルと暮らしの違いを感じながら。【23区駅一周|2022年7月】

今日までの旅メーター

訪れた23区内の駅の数 【385/490】

385/490
78.57%
歩いた距離(目標2,000km)【999.51/2000】
999.51/2000
49.98%

青い線で囲んだ駅です。

港区のビルと暮らしの違いを感じながら。

こんにちは、かつおです。今回は港区を中心に散策をしました。大門から三田や田町を通り、最後は白金台駅へ。同じ港区ですが、ビルが立ち並ぶオフィス街もあり、閑静な住宅街もあり、その違いを肌で感じながら、進んでいきました。それでは、行ってみましょう。

大門駅

最初のスタートは大門駅。大門とは、増上寺の総門のことを指す。

増上寺とスカイツリーの、反射。
門からまちの方角。
大門駅。
駅の周りを歩く。

芝大神宮へ。

近くにはお寺もだけれど、神社もある。

出社の時間。
浜松町駅

大門と浜松町駅は目と鼻の先で、路線によって使い分けられているんじゃないかなあと思う。

歩道橋から、JRの電車。
浜松町駅。
旧芝離宮前の交差点。
旧芝離宮、入ってみよう。

以前、すぐ近くの浜離宮を訪れたけれど、浜松町駅の裏にある旧芝離宮も、原型は江戸時代につくられた立派な庭園だ。

和傘を貸し出していた。
広々と。

いろいろとまちを歩いていて、都内は庭園が多いのだなあという体感は、ものすごくある。仮に庭園があったとしても狭いイメージだったけれど、庭園に入ると、広いことが多い。

木漏れ日がきらきら。

庭園を出て、次は三田方面へ。
三田駅

三田駅と田町駅も、ほとんど一緒の場所にある。

芝。

港区新型コロナワクチン接種センター。

わあ。

三田駅。

いい角度だ。
慶應生の方たちと一緒に。

多分、ほとんど慶應大学の方で、三田駅方面から大学までたくさん歩いていて、ぼくも一緒に歩いた。なんとなく。

慶應大学。

すごいなあ。

田町駅

そして、三田駅の方角、田町駅に戻って、という感じ。

田町駅。

エレベーター、田町という感じがする。

少し前まで、大学の母校の東京オフィスが田町にあって、何度か来たことがあった。

海も近い。

マンションと暮らし。

泉岳寺駅

次は泉岳寺駅を目指す。名前の通り、泉岳寺にも行ってみよう。

道を外れると、住宅地に。
台地の先に公園。
すごい。
泉岳寺駅。
「オバケトンネル」と書かれてあって、気になって行ってみた。
長く低いトンネルだった。

ぼくの身長よりも低い、長いトンネルがあって、大変だった。抜けても、隣の高輪ゲートウェイ駅には行けず、住民の方の生活路のようであった。

泉岳寺へ。
わっせ。

泉岳寺。

東京に関するエッセイを読んでいたときに、泉岳寺の話は何度か登場していて、いつか訪ねてみたかった。

参拝後、赤穂義士墓所へ。

赤穂浪士四十七士のお墓があることは、よく知られている。お線香を買ってお供えするという流れで、一人ずつお供えをしていった。

赤穂城跡に行ったことを思い出す。ただ、何が正義なのかについて、ぼくはまだよく分からない。正義は時代によっても変わりそうで、ぼくにはまだまだ、分からない。

高輪ゲートウェイ駅

話題性に突出していた、高輪ゲートウェイ駅。でも、品川駅も近いし、降りたことは一度もなかった。だから、初めて訪れて、驚いた。こんなに瀟洒な駅だなんて。

駅の周りは再開発が進んでいる。
駅舎が見えてきた。

高輪ゲートウェイ駅。

出張っぽい人も、写真撮ってた。

知らなかったなあ。

それに、ものすごい大きな開発具合だった。また東京がよく分からなくなったような。

白金高輪駅

あともう少し。次は白金高輪駅へ。

伊皿子、かっこいい地名だ。
白金高輪駅。

広々としている。

ひと昔前の建物もある。

ほとんどのまちにおいて、大きなビルがずらりと立ち並ぶ地域があったとしても、よく見ると、そうではない、ひと昔前の建物がある。それがどう、とかではなくて、まちというものを、たったひとつのイメージで見ることは、違うのだなあというのが、散策をしている意味のように感じる。

高輪台駅

今度は、高輪台駅へ。

道路と路面標示。
高輪台駅。

住宅街へ。
公園もある。

子どもたちも遊んでいて、大人もゆったりしていた。

白金台駅

閑静な住宅街を通りつつ、最後は白金台駅へ。

車の音は聞こえない。聞こえるのは、夏の蝉の声。

都心だとしても、大きな幹線道路から外れて、そのまちの雰囲気が落ち着いていれば、まるで雑音は聞こえなくなる。すなわち、それが土地の価値にもつながっていると思うけれど、大切にすべきことが、大切にされているようにも感じるであった。大きな資本の開発に対する、反対の張り紙もあった。

住宅街を抜けて。
港区立郷土歴史館へ。
建物は、1938年に建てられた、旧公衆衛生院。美しい建築だ。
ネコ展を観た。

平安時代ぐらいまでネコと日本人の暮らしは遡るとあった。面白いなあ。あと、徳川慶喜がネコを実際にカメラで撮っていて、それは驚きだった。

犬の展示もあった。犬と猫はどちらも、ぼくらの歴史とともにあることを思った。

かわゆ…。
白金台駅。

特に後半は住宅街を歩いていて、今まで人に聞いてきたようなイメージから、実際に歩いてみると、そういうイメージがいかに断片的であるかということを、しみじみと感じた。東京という言葉による、暮らしの括り方は、とてもできないんじゃないかな。歩くことは、自分の偏見を少しずつ取り除いてくれるよう。

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