今日までの旅メーター
訪れた23区内の駅の数 【385/490】
歩いた距離(目標2,000km)【999.51/2000】港区のビルと暮らしの違いを感じながら。
こんにちは、かつおです。今回は港区を中心に散策をしました。大門から三田や田町を通り、最後は白金台駅へ。同じ港区ですが、ビルが立ち並ぶオフィス街もあり、閑静な住宅街もあり、その違いを肌で感じながら、進んでいきました。それでは、行ってみましょう。
大門駅
最初のスタートは大門駅。大門とは、増上寺の総門のことを指す。
近くにはお寺もだけれど、神社もある。
浜松町駅
大門と浜松町駅は目と鼻の先で、路線によって使い分けられているんじゃないかなあと思う。
以前、すぐ近くの浜離宮を訪れたけれど、浜松町駅の裏にある旧芝離宮も、原型は江戸時代につくられた立派な庭園だ。
いろいろとまちを歩いていて、都内は庭園が多いのだなあという体感は、ものすごくある。仮に庭園があったとしても狭いイメージだったけれど、庭園に入ると、広いことが多い。
三田駅
三田駅と田町駅も、ほとんど一緒の場所にある。
わあ。
多分、ほとんど慶應大学の方で、三田駅方面から大学までたくさん歩いていて、ぼくも一緒に歩いた。なんとなく。
すごいなあ。
田町駅
そして、三田駅の方角、田町駅に戻って、という感じ。
少し前まで、大学の母校の東京オフィスが田町にあって、何度か来たことがあった。
泉岳寺駅
次は泉岳寺駅を目指す。名前の通り、泉岳寺にも行ってみよう。
ぼくの身長よりも低い、長いトンネルがあって、大変だった。抜けても、隣の高輪ゲートウェイ駅には行けず、住民の方の生活路のようであった。
東京に関するエッセイを読んでいたときに、泉岳寺の話は何度か登場していて、いつか訪ねてみたかった。
赤穂浪士四十七士のお墓があることは、よく知られている。お線香を買ってお供えするという流れで、一人ずつお供えをしていった。
赤穂城跡に行ったことを思い出す。ただ、何が正義なのかについて、ぼくはまだよく分からない。正義は時代によっても変わりそうで、ぼくにはまだまだ、分からない。
高輪ゲートウェイ駅
話題性に突出していた、高輪ゲートウェイ駅。でも、品川駅も近いし、降りたことは一度もなかった。だから、初めて訪れて、驚いた。こんなに瀟洒な駅だなんて。
それに、ものすごい大きな開発具合だった。また東京がよく分からなくなったような。
白金高輪駅
あともう少し。次は白金高輪駅へ。
ほとんどのまちにおいて、大きなビルがずらりと立ち並ぶ地域があったとしても、よく見ると、そうではない、ひと昔前の建物がある。それがどう、とかではなくて、まちというものを、たったひとつのイメージで見ることは、違うのだなあというのが、散策をしている意味のように感じる。
高輪台駅
今度は、高輪台駅へ。
子どもたちも遊んでいて、大人もゆったりしていた。
白金台駅
閑静な住宅街を通りつつ、最後は白金台駅へ。
都心だとしても、大きな幹線道路から外れて、そのまちの雰囲気が落ち着いていれば、まるで雑音は聞こえなくなる。すなわち、それが土地の価値にもつながっていると思うけれど、大切にすべきことが、大切にされているようにも感じるであった。大きな資本の開発に対する、反対の張り紙もあった。
平安時代ぐらいまでネコと日本人の暮らしは遡るとあった。面白いなあ。あと、徳川慶喜がネコを実際にカメラで撮っていて、それは驚きだった。
犬の展示もあった。犬と猫はどちらも、ぼくらの歴史とともにあることを思った。
特に後半は住宅街を歩いていて、今まで人に聞いてきたようなイメージから、実際に歩いてみると、そういうイメージがいかに断片的であるかということを、しみじみと感じた。東京という言葉による、暮らしの括り方は、とてもできないんじゃないかな。歩くことは、自分の偏見を少しずつ取り除いてくれるよう。
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