今日までの旅メーター
訪れた23区内の駅の数 【245/490】
歩いた距離(目標2,000km)【699.00/2000】巣鴨から駒込までを、ぐるっと回って。
こんにちは。「今日までの旅メーター」見てくださった方は、いますでしょうか…。 50%です! ようやく折り返し地点。半分歩くと、700kmぐらい歩くのだなあと。実感としては、累計なので、よく分からないのではありますが。しかし、言えることがあるとすれば、23区はものすごく広いなあ、ということです。
今日は巣鴨から駒込までの、近い隣駅に至るまでに、ぐるっとまちを回りました。文京区や台東区、荒川区、北区、豊島区と、文化の香りがする土地を、かっこいいなあと思いながら進んでいきます。それでは、行ってみましょう。
巣鴨駅
最初にやって来たのは巣鴨駅。巣鴨はお年寄りの…という固定イメージがあるけれど、何度か訪れていていると、あまりそういうことを感じない。イメージがまちをつくっていくこともあるのかな、とも、思ったりする。
高岩寺は病気のご利益があると言われていて、商店街の中にもあるので、シンボル的な存在になっている。参拝できたので、体は大丈夫だ。
千石駅
次は千石駅へ。中山道沿いにあるけれど、住宅地の中をうねうねと進みながら。
白山駅
次は白山駅を目指す。先日、「白山が地元です」というおじさんに会って、すごく雰囲気がかっこよかったのを鮮明に覚えている。
創開は古く、天暦年間(947~957)に加賀一宮白山神社を現在の本郷一丁目の地に勧請したと伝えられる。
(引用|文京区 白山神社)
名前の通り白山は石川県がイメージとしても強いけれど、文京区の白山は、それはそれで見事な場所だなあと思う。白山神社、素晴らしかった。参拝。
本駒込
次は本駒込。最後、駒込に帰ってくるときにも近くを歩いた。今回は先にちょっとだけ歩いて、それから、小石川植物園へ向かう。
雰囲気があるぞ…、と感じる具体的な根拠は何なのだろうと思いながら、まちの気配と一緒に歩く。
ここで、開館時間に合わせて、小石川植物園へ。小石川植物園は東大附属の研究植物園でもある。最寄駅は本駒込よりも、白山が近い。
別世界に来たのかと思った。
小石川植物園、よかったなあ。園内は広く、しっかりと観察テーマを持って巡っていけば、時間が足りないと思う。これだけの植物園が、身近にあるという驚きがあった。
東大前駅
本郷の東大には取材で一度だけ入ったことがある。赤門がある場所は、東大前駅よりも本郷三丁目駅の方が近い。今回は本郷までは行かず、東大前駅を歩こう。
先日、駒場東大前も訪れたけれど、雰囲気はまるで違っている。しかし、どちらも泰然自若で、どっしりとした構えを感じた。
千駄木駅
次は東大前から根津を通りながら、千駄木へ。
館内はほぼ撮影禁止だけど、森鴎外記念館に入った。やっぱり、気になるもの。
入る前から、森鴎外と、永井荷風という名前だけで、ワクワクしちゃう。そして、館内は素晴らしかった。とにかく自分に必要なのは「森鴎外全集」を読むことだなあと。積読が溜まっているけど、急がなきゃ。
歩くだけで、すごく気持ちがいい。
西日暮里駅
千駄木と日暮里の間といえば、谷中銀座。訪れたことはなかったから、初めて通りを歩いた。駅だけ先に、西日暮里へ向かう。
日暮里駅
もう一度同じ道を戻って、谷中銀座へ。それからまもなく、日暮里駅がある。
あまのじゃく。正面からの写真ではなく、こちらで…。
2018年の秋に来て以来だから、もう、4年経つのか…。でも、この辺りの建物を覚えていて、すごく懐かしかった。
日暮里には気になっていたフィルムのカメラ屋さんへ。お店の方がカメラにすごく詳しくて、カメラのアドバイスをたくさんしてもらって、楽しかった。フィルムカメラ、いいなあ。
三河島駅
ここからは、通りを直角に北へ曲がって、三河島駅を目指していく。
新三河島駅
三河島から、少し歩くと新三河島駅がある。
店内の、地元の方々の場所。って感じが、いいですよねえ。
赤土小学校前駅
赤土小学校前駅は、日暮里・舎人ライナーの駅。以北の駅はすべて訪れていて、ちょっとだけコンプリートした気持ちになる。
静かな、穏やかな時間。
田端駅
田端は「文士村」という名前があるほどで、芥川龍之介や室生犀星、数々の文豪が愛した土地。歩くだけで、やはりドキドキする。
楽しみにしていた文士村記念館に入った。文豪たちが暮らしていた、ということに、どうしてわくわくするのか…。多分だけど、落語でいう談志師匠の「業の肯定」というか、文学によって溢れる人間らしさが、土地にも溢れていたのではないだろうかと、それを想像しながら、自分に身を重ねてしまっている気がするのだよなあ。
田端、すごく好きな場所だったな。
駒込駅
最後は駒込駅。本駒込の方にも寄りながら、最後に駒込駅を目指す。
文京区はほんとうに、いい緑が多いなあ。
今まで知らなかった。
そして、最後のおたのしみ、六義園に入った。
小石川植物園も、六義園も、妥協なく自然がある。こうした土地が残されていることは、ほんとうに素晴らしいなあと思うばかりだ。最初に訪れた巣鴨駅と、最後の駒込駅はすごく近いけれど、ぐるっといろいろな場所を回ってみて、土地に根付く文化の香りを、たくさん感じた。いやあ、暮らしてみたいなあ。
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