ああ、この世のハレとケよ。
あなたは私が生きやすように、
1年を365日に、
365日を1月から12月に、
ひと月を月曜日から日曜日に、
1日を朝から夜に、分けてくれました。
はじまりの不安も、ワクワクも、
おわりの感動も、悲しみも、
分けられた日々の中に起こる、
色んなハレとケが積み重なって、
生まれた気持ちなのでしょう。
私たちはその日々が、
心臓の鼓動のように、呼吸のように、
知らずしてあたりまえにやってくると、
思っていたり、思っていなかったり、
色々あったりするかもしれませんが、
そんなことよりも、
心臓の鼓動のような、呼吸のような、
赤子からたった今まで続けている、
小さな奇跡の繰り返しが、
あたりまえじゃないんだよって、
ハレとケの2人がいま、
手を取り合って、言っている。
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