こんにちは、かつおです。
最後の島、屋久島へやって来ました。
いつも旅を見てくださり本当にありがとうございます。ついに上陸しました。憧れていた屋久島へ。
旅を応援してくださっている方の繋がりで、新聞社さんから取材していただけるかもしれないというお話をもらっていたのですが、屋久島町長さんの着服問題でお忙しいとのことで、取材は無しに。なので上陸した時、みっくんにハグしました。本当に一緒に来てくれたありがとう。
これにて、市町村巡り、無事に達成です。
上陸した時の気持ちは?
「いい天気だなぁ」
屋久島って夏は天候が目まぐるしく変わりますよね、でも綺麗な青空が広がっていて、それが何より嬉しかった。
もう、いま縛られるものはありません。あとはのんびり、みっくんと島を巡りたくてですね。昼前に屋久島へ上陸しましたが、時間的に間に合うだろうということでもののけ姫の舞台「白谷雲水峡」へ。
屋久島では『縄文杉』に並ぶパワースポットとも言われている益救神社(やくじんじゃ)。旅のお礼をまずしたくてですね。平日ですが、七五三の参拝でたくさんのご家族がお越しになられていました。
おみくじは年に1回するタイプなのですが、今年分はここしかないでしょうと益救神社にて。どんな結果でも、あとは自分が精一杯日々を過ごすのみです。
また益救神社の神主さんに僕の大学の友人の友人がいて、挨拶させていただきました。とっても素敵な方で、それだけでも屋久島は素敵な場所だなぁと。
では、白谷雲水峡へ向かいましょう。
入り口から、マイナスイオンが掛け合わさってプラスになりそうなぐらいの気持ち良さ。
宮崎駿監督が何度も訪れ、 イメージを膨らませ、舞台のモデルとなった幽玄な世界。もちろん色んな自然を旅で見させてもらいましたが、今日はまた一段と美しく、僕も格別な思いです。
そして、ついに太鼓岩へ。
風は強いですが、空は晴れ。目の前には雲海が広がっているのに日差しが眩しい。
本当に、貴重な経験をさせていただきありがとうございます。森に宿りし「こだま」さんに向けてありがとうございますとお伝えしました。
日没よりもだいぶ早く、駐車場まで戻ってくることができました。道中の景色はきっといつまでも忘れることのないでしょう。もし忘れたら、写真を見て思い出そう。
町へ降りたあと、「いなか浜」という砂浜へ。
道中、海が見え始めた頃、
「何あれ!」と思わず声が出てしまった。
口永良部島(今は噴火が少し心配です)の横、ふと「彩雲」が出ていることに気づきました。
旅の中で彩雲を見たことは一度もありませんでした。しかも今日は夕方から曇り予報だったんです。なんだか不思議で、ただありがたくて。
本当に幸せだなぁと。
そして車に戻るときにですね、
太陽の左側、山影の奥に2つ目の彩雲が出ていました。流石にたまげた。
感謝の気持ちを絶対に忘れたらいけないなと、そう教えてもらった気分です。
いなか浜、屋久島では数少ない貴重な砂浜。日本一の海がめ産卵地として知られ、貴重な湿地としてラムサール条約にも登録されています。
みっくんにとっては一番来たかった場所。
空には色んな雲が、そして波が絶え間なく押し寄せる。
最後の屋久島旅、いつもより日が長く感じた。
ちゃんと今日は美味しいものを食べようと、鯖すき鍋をいただきました。
屋久島といえば鯖。こんなに、美味しいんだなぁ。相席になった方ともたくさんお話しできて楽しかったです。
そして2日目。
おはようございます。
2日目は、作戦として縄文杉を目指すかどうかが論点だったのですが、天候が荒れるとの予報で断念し、島をぐるっと一周することに。
こちらではお抹茶のソフトクリームがなんと200円で食べられるんです。
みっくんが食べたんですけど、めちゃくちゃ酸っぱかったって。
屋久島茶のソフトクリーム、優しいお抹茶のお味でした。
安房地区は船の港の一つ。
縄文杉だけではなく、屋久島にはこんなに立派なガジュマルもあります。
屋久島でどうしても行きたかった尾之間温泉。木造の集落営公衆温泉です。 浴槽の底に敷き詰められた玉石からお湯が湧き出しており、泉温は約48度と高め。200円で入れます。
そのままのぼせてしまってもいいぐらい、気持ちよかった。
今日の海は暴風で大荒れ。船も飛行機も全て欠航しました。尾之間では最大瞬間風速30m/s以上吹いたみたいです。1日ずれてたら屋久島に着けなかったと思うとまた不思議。暴風だけど島は結局晴れたというのもまた不思議。
落差88m、日本の滝100選の大川の滝。
この辺りは屋久島の西側、一番電波が届かない場所で数時間圏外だったのですが、その間にサイトが落ちしてしまっていました。西部林道で野生の猿や鹿を見ながらのんびりドライブしていたのですが、電波の届く場所へ出ると、サイトが見れなくなってると情報が届いて冷や汗ダラダラ。
それから僕というサーバーが落ちました。
島を出るまで、あっという間。実はここからもう屋久島での写真を1枚も撮っていません。
でも本当に、屋久島は素敵な島でした。是非いつか、縄文杉にも行けますように。
すみません、ドタバタで記事の更新が数日遅れてしまいましたが、大変ありがたいことに日本の市町村巡りを終えることができました。今日に至るまで長い間、途方もない旅を応援していただいたこと、本当に感謝してもしきれません。この記事にて、「ふるさとの手帖が完成」した形になります。「サイトの中で、好きなまちを調べたら写真が出てくる」という僕の夢を一つ形にすることができました。本当に、やっと一つ大きな深呼吸ができる気分です。
大変貴重な経験をさせていただきましたが、またこれから自分のできることを一つずつ、やっていかなければなりません。まだまだ若気の至りですので0から、背筋を伸ばす必要があります。とにかく改めましてこの度は長きにわたって応援していただき本当に、本当にありがとうございました。
今後とも何卒、よろしくお願いいたします。
かつお|仁科勝介
屋久島出身の者です!最後が屋久島の旅とは思わずなぜかすごく嬉しかったです。今は大阪に住んでいて島には2年1度くらいしか帰ってないのですが帰るたびにやっぱりいいところだなあと思います。
momoka様
コメントいただきありがとうございます。僕もまさか、屋久島という素敵な場所で最後を迎えることができるとは思っていませんでしたので、本当に忘れられない思い出となりました。こちらこそありがとうございました。落ち着き次第、記事も更新させていただきます。
はじめまして。僕も去年の10月に種子島→屋久島と旅して、自分が見たのとほとんど同じ風景で本当にいいとこだったなーと改めて感じることができました。種子島はレンタルの原付で回って凄く良かったので、もし次にかつおさんが行くときがあれば原付もオススメです。
かつおさんのことはつい最近知ったばかりですが、自分がやりたくて諦めてたことを成し遂げてて、心の底から尊敬しています。これから時間をかけて全部の記事を読んでいこうと思います。
既に本は注文したのですが、この種子島・屋久島も含めた全市町村版を作る際には是非ご支援させていただきたいです。
初めまして、コメントありがとうございます。同じルートで向かわれたのですね。私は初めての上陸でしたが、本当に思い出深く景色が脳裏に残っております。原付もあるのですね、今回は友人と一緒でしたが一人で行くことがあれば是非原付で風をきってみたいです。
ありがとうございます。まだまだ至らぬ点ばかりですが、これからまた自分のできることを精一杯務めさせていただきます。写真集ももし可能であれば新しく製作したいと考えております、こちらこそ本当にありがとうございました。
はじめまして、とても素敵なサイトにめぐりあえて嬉しいです。
ぼくもかつおさんほど網羅しているわけではないですが、自転車を使って日本のあちこちを旅している大学生でして、ガイドブックが教えてくれないその土地の良さを感じようとしている旅の姿勢にとても共感しました。
ぼくもかつおさんとおなじくカメラ片手に旅するのですが、かつおさんの写真はどれも暖かい雰囲気で自分もこんな風に写真を撮りたいなあと思いました。
参考までに聞いてみたいのですが、かつおさんはどんなカメラつかわれていますか?差し支えなければ教えて頂きたいです。
これからの活動も楽しみにしています。
だいほ様
コメントいただきありがとうございます。いえいえ、自転車であちこち巡ることがどれだけ大変ですごいことか、自転車旅をされていらっしゃる方ともたくさんお会いしましたが、改めてそう感じております。お写真も撮られるのですね、なお大変なのではないでしょうか…。是非これからもだいほ様がいろんな場所へ巡ることができますことを祈念しております。カメラはNikonのDf(中古)を使用しております^^
この度はメッセージをいただき本当にありがとうございました。