昨日の前線が抜けて、朝はまだ曇り空が広がっていましたが、雨の心配はもう無さそう。今日は美祢市から、山陽小野田市や宇部市を通り、山口市へ向かっていきます。午後には晴れてきて、眩しい瀬戸内海にも出合いました。それでは振り返っていきましょう!
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】
訪れた旧市町村の数【1038/2,094】 総計【1124/2,264】スーパーカブの総走行距離
27879km
今日の旅先のこと
美祢市(1/7)
一昨日のこと。夕方に美祢市街地へ到着して、昼食を取っていなかったのでお腹がかなり空いていて、「ザ・ビッグ」で何か買おうかと駐車場に入ったところ、なんと隣にハンバーガー屋さんがあるじゃありませんか。やったー!「レッドキングバーガー」さんで、長州チキンカツバーガーをいただきました。店内に入ると女子高校生がたくさんいて、ぼく一人で店内で入ってしまったがために、かなり緊張した空気が走りましたが。
そして、今日は美祢市役所と美祢駅の周辺を散策しました。美祢駅では改札の外で待っている人が多く、あれっ、と一瞬考えて、そうか、代行バスだと。美祢線は2023年6月から7月にかけての大雨で、代行輸送をしていると。雨の影響は、自分の知らないところでたくさんあるんだよなあと思わされます。
一昨日のこと。夕方に美祢市街地へ到着して、昼食を取っていなかったのでお腹がかなり空いていて、「ザ・ビッグ」で何か買おうかと駐車場に入ったところ、なんと隣にハンバーガー屋さんがあるじゃありませんか。やったー!「レッドキングバーガー」さんで、長州チキンカツバーガーをいただきました。店内に入ると女子高校生がたくさんいて、ぼく一人で店内で入ってしまったがために、かなり緊張した空気が走りましたが。
そして、今日は美祢市役所と美祢駅の周辺を散策しました。美祢駅では改札の外で待っている人が多く、あれっ、と一瞬考えて、そうか、代行バスだと。美祢線は2023年6月から7月にかけての大雨で、代行輸送をしていると。雨の影響は、自分の知らないところでたくさんあるんだよなあと思わされます。
旧山陽町(山陽小野田市)(2/7)
地図を見て事前にルートを決めるとき、美祢市から旧楠町(宇部市)へ先に行こうと思っていましたが、ナビを入力すると、旧山陽町を先に通過するルートになったので、旧山陽町を訪れることに。「厚狭川河畔寝太郎公園」という、名前にとにかく惹かれた公園へ訪れると、駐車場に車がたくさん停まっている。それを見た途端、「あっ、ゲートボールかな!」と予測がつき、まさに正解でした。朝、公園、たくさんの車、これはゲートボールがひらかれている場の特徴です。それがわかったとてですが。河川は昨日が雨だったので、やや増水して濁っていました。
また、厚狭駅周辺にも訪れてみます。駅前に先ほどの公園の名前のモチーフである、「三年寝太郎像」が建っていて、なるほどと。この寝太郎は、厚狭の湿地帯を水田へと開拓したという伝説の人物で、地元の方々から敬愛されていると。かっこいいじゃん、寝太郎。
地図を見て事前にルートを決めるとき、美祢市から旧楠町(宇部市)へ先に行こうと思っていましたが、ナビを入力すると、旧山陽町を先に通過するルートになったので、旧山陽町を訪れることに。「厚狭川河畔寝太郎公園」という、名前にとにかく惹かれた公園へ訪れると、駐車場に車がたくさん停まっている。それを見た途端、「あっ、ゲートボールかな!」と予測がつき、まさに正解でした。朝、公園、たくさんの車、これはゲートボールがひらかれている場の特徴です。それがわかったとてですが。河川は昨日が雨だったので、やや増水して濁っていました。
また、厚狭駅周辺にも訪れてみます。駅前に先ほどの公園の名前のモチーフである、「三年寝太郎像」が建っていて、なるほどと。この寝太郎は、厚狭の湿地帯を水田へと開拓したという伝説の人物で、地元の方々から敬愛されていると。かっこいいじゃん、寝太郎。
旧楠町(宇部市)(3/7)
次に旧楠町へ向かいました。「楠総合センター」へ向かったものの、周辺の地名は「船木」というものが多い。なので、ここは旧楠町で合っているのかな、と最初は思ったのですが、センターの入口にまち紹介の看板があり、「船木町、万倉村、吉部村が合併して誕生したのが旧楠町です」と。なるほど、船木町はさらに昔の地名で、旧楠町よりも以前の地名が、まだ残っているのだなあと。なかなか珍しいことだと思いましたし、船木町は明治期に石炭のまちとして栄えたそうなので、大切な地名なのだなろうなあと。市街地は昔ながらの落ち着いたまちなみが広がっていて、一方で南に進むと新幹線の高架線が通っており、ビュンビュンと新幹線が通過していました。
次に旧楠町へ向かいました。「楠総合センター」へ向かったものの、周辺の地名は「船木」というものが多い。なので、ここは旧楠町で合っているのかな、と最初は思ったのですが、センターの入口にまち紹介の看板があり、「船木町、万倉村、吉部村が合併して誕生したのが旧楠町です」と。なるほど、船木町はさらに昔の地名で、旧楠町よりも以前の地名が、まだ残っているのだなあと。なかなか珍しいことだと思いましたし、船木町は明治期に石炭のまちとして栄えたそうなので、大切な地名なのだなろうなあと。市街地は昔ながらの落ち着いたまちなみが広がっていて、一方で南に進むと新幹線の高架線が通っており、ビュンビュンと新幹線が通過していました。
旧小野田市(山陽小野田市)(4/7)
旧楠町から旧小野田市街地へやってきました。「小野田有帆郵便局」を見つけたとき、人物名みたいだなと。また、山陽小野田市が「山陽」と「小野田」の地名が組み合わさっていることは知っていたけれど、小野田は以前からも「市」だったのだなあと。なので、市街地は旧山陽町より大きなまちだと感じました。いくつかレンガの建物も残っていて、あとで調べてみると、「窯業のまち」の歴史があると。
そして、竜王山公園へ向かいました。道中、「きららビーチ焼野」近くの瀬戸内海の見晴らしが抜群で思わず立ち寄りましたし、竜王山公園では展望台へ。見事な瀬戸内海と内陸のまちなみを両方、眺めることができました。
旧楠町から旧小野田市街地へやってきました。「小野田有帆郵便局」を見つけたとき、人物名みたいだなと。また、山陽小野田市が「山陽」と「小野田」の地名が組み合わさっていることは知っていたけれど、小野田は以前からも「市」だったのだなあと。なので、市街地は旧山陽町より大きなまちだと感じました。いくつかレンガの建物も残っていて、あとで調べてみると、「窯業のまち」の歴史があると。
そして、竜王山公園へ向かいました。道中、「きららビーチ焼野」近くの瀬戸内海の見晴らしが抜群で思わず立ち寄りましたし、竜王山公園では展望台へ。見事な瀬戸内海と内陸のまちなみを両方、眺めることができました。
宇部市(5/7)
ややこしいなと思うのですが、宇部という名前がつく駅は「宇部駅」と「宇部新川駅」があって、より市街地に近いのは、宇部新川駅です。それに、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で登場したのも、宇部新川駅です。映画を観ていて、実写の駅が登場したときは、ほんとうにビックリしたなあ。庵野秀明さんは宇部市の出身です。やっぱり宇部という風土も、まったく影響していないことはないと思うなあ。ここ最近、風土と人の関わりを考えることが多いです。そして、宇部新川駅からは銀天街の方まで散策しました。
その後「ときわ公園」にも。前回は大学の同級生が動物園に連れて行ってくれたのですが、今回は公園を中心に散策しました。水辺がほんとうに広くて、松原の風景と合わさって海のようでした。それに、「ロンギヌスの槍」を見れたことも嬉しかったり。エヴァンゲリオンに登場する槍です。
ややこしいなと思うのですが、宇部という名前がつく駅は「宇部駅」と「宇部新川駅」があって、より市街地に近いのは、宇部新川駅です。それに、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で登場したのも、宇部新川駅です。映画を観ていて、実写の駅が登場したときは、ほんとうにビックリしたなあ。庵野秀明さんは宇部市の出身です。やっぱり宇部という風土も、まったく影響していないことはないと思うなあ。ここ最近、風土と人の関わりを考えることが多いです。そして、宇部新川駅からは銀天街の方まで散策しました。
その後「ときわ公園」にも。前回は大学の同級生が動物園に連れて行ってくれたのですが、今回は公園を中心に散策しました。水辺がほんとうに広くて、松原の風景と合わさって海のようでした。それに、「ロンギヌスの槍」を見れたことも嬉しかったり。エヴァンゲリオンに登場する槍です。
旧阿知須町(山口市)(6/7)
ここからは、山口市に入っていきます。合わせて6つのまちが合併しており、とても広い山口市。その中で最西端に位置するのが、旧阿知須町です。これまでの山口県の旅で、石州瓦の家屋と出会うことも多かったですが、旧阿知須町は黒瓦が印象的でした。流れている時間もゆったりとしており、これは瀬戸内海の気配。「阿知須いぐらの館・旧中川家住宅」に入ると、受付のおじさんに早々「マンホールカードですか?」と聞かれて、逆に驚いてしまったけれど、ふつうに見学させてもらいました。阿知須は廻船業で栄えた港町だと知り、江戸時代はやはり海だなあと。
その後、「山口きらら博記念公園」にも訪れてみました。とにかくでっかいドームのインパクトに驚きつつも、そのほかの広々とした敷地では、地元の方々のゆったりした時間が。たとえばベンチに座って読書していたり。
ここからは、山口市に入っていきます。合わせて6つのまちが合併しており、とても広い山口市。その中で最西端に位置するのが、旧阿知須町です。これまでの山口県の旅で、石州瓦の家屋と出会うことも多かったですが、旧阿知須町は黒瓦が印象的でした。流れている時間もゆったりとしており、これは瀬戸内海の気配。「阿知須いぐらの館・旧中川家住宅」に入ると、受付のおじさんに早々「マンホールカードですか?」と聞かれて、逆に驚いてしまったけれど、ふつうに見学させてもらいました。阿知須は廻船業で栄えた港町だと知り、江戸時代はやはり海だなあと。
その後、「山口きらら博記念公園」にも訪れてみました。とにかくでっかいドームのインパクトに驚きつつも、そのほかの広々とした敷地では、地元の方々のゆったりした時間が。たとえばベンチに座って読書していたり。
旧秋穂町(山口市)(7/7)
旧阿知須町から約10km移動し、最後にやってきたのは旧秋穂町。先ほどの旧阿知須町もですが、山口市にこうした瀬戸内海近くのまちがあったのだなあと、まずはそのことから新鮮でした。山口市街地は、周辺を山に囲まれているイメージだったからです。そして、旧秋穂町の市街地は空が広く、水田や畑がのびのびと広がっていました。北側に見える山が印象的で、同じ方角へ向きたくもなり。海の方にも行ってみましたが、私有地と書かれた場所しか見当たらず、砂浜へ行くことまでは断念。なので、その後「道の駅あいお」を訪れて、今日の旅は最後にしました。入口に貼られた「活き車えびあります」のインパクトが強くて。旧秋穂町は、車えびの養殖発祥の地とのことです。
旧阿知須町から約10km移動し、最後にやってきたのは旧秋穂町。先ほどの旧阿知須町もですが、山口市にこうした瀬戸内海近くのまちがあったのだなあと、まずはそのことから新鮮でした。山口市街地は、周辺を山に囲まれているイメージだったからです。そして、旧秋穂町の市街地は空が広く、水田や畑がのびのびと広がっていました。北側に見える山が印象的で、同じ方角へ向きたくもなり。海の方にも行ってみましたが、私有地と書かれた場所しか見当たらず、砂浜へ行くことまでは断念。なので、その後「道の駅あいお」を訪れて、今日の旅は最後にしました。入口に貼られた「活き車えびあります」のインパクトが強くて。旧秋穂町は、車えびの養殖発祥の地とのことです。
というわけで、今日の散策はここまで。旧市町村単位だと、少しだけゆっくりまちを訪れることができるし、その少しで、新しく気づくことがたくさんあって、いつもとても刺激的です。
本日のひとこと
朝は曇っていたので、日焼け止めを塗り忘れて、夜、だいぶ火照っています。
朝は曇っていたので、日焼け止めを塗り忘れて、夜、だいぶ火照っています。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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