ふるさとの手帖

市町村一周の旅

渓谷や湧水、由布市の自然を冒険していく。【旧市町村一周の旅(大分県|5月1日―391日目)】

渓谷や湧水、由布市の自然を冒険していく。【旧市町村一周の旅(大分県|5月1日―391日目)】

GW真っ只中の旅路ですが、悪天候で予定をなかなか決められず、朝、当日の宿を急いで取りました。そして、朝はまだ雨が降っていたので、出発時間を遅らせてのスタートです。今日は由布市の旧市町村を巡って行きました。それでは振り返って行きましょう。

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】

86/171
50.29%
訪れた旧市町村の数【996/2,094】
996/2094
47.56%
総計【1082/2,264】
1082/2264
47.79%

スーパーカブの総走行距離
26907km

旧挾間町→旧庄内町→旧湯布院町、の3つ。

今日の旅先のこと
  • 旧挾間町へ。
    旧挾間町へ。
  • 挾間庁舎。
    挾間庁舎。
  • 999日だ!
    999日だ!
  • 市街地を歩く。
    市街地を歩く。
  • 由布川渓谷を目指す。
    由布川渓谷を目指す。
  • トイレも渓谷だ。
    トイレも渓谷だ。
  • 一枚岩がダイナミック。
    一枚岩がダイナミック。
  • 水しぶき。
    水しぶき。
  • 雨で増水していて、進むのは断念。
    雨で増水していて、進むのは断念。
  • 自然がそのままだ。
    自然がそのままだ。
挾間町はさままち(由布市)(1/3)
最初にやってきたのは、旧挾間町です。大分市から進んで行き、旧挾間町に入ったところで現在の大分市と由布市、どちらのまちだと言われてもおかしくないような印象で、名前の通り挾間にいるような感覚になりました。市街地に入ると、「挾間町」と書かれた看板も多く見かけて、かつて挾間町があったことを確かに感じられます。
そして、市街地から10kmほど離れた由布川渓谷へ向かいました。駐車場からは渓谷へ長い階段を降りていくわけですが、徐々に沢の音が大きくなり、この音に吸い込まれていくようでした。一枚岩の岩肌がとにかく見事な渓谷で、川から谷のてっぺんを見上げれば、ざっと20mはありそうなほどの高さです
。ただ、渓谷のメインポイントまでは、雨で増水していたのもあり目指すのを断念。また、ゆっくり訪れてみたい場所です。

  • 旧庄内町に入る。
    旧庄内町に入る。
  • 由布市役所。
    由布市役所。
  • 庄内神楽像が建っていた。
    庄内神楽像が建っていた。
  • 険しい山と集落と。
    険しい山と集落と。
  • 男池湧水群の遊歩道を進む。
    男池湧水群の遊歩道を進む。
  • 清流が気持ちいい。
    清流が気持ちいい。
  • 水溜り。
    水溜り。
  • 男池湧水。
    男池湧水。
  • 静かに湧き上がる。
    静かに湧き上がる。
  • 岩と根が。
    岩と根が。
庄内町しょうないいちょう(由布(2/3)
今まで、庄内という地名を見ると山形県をイメージしていましたが、大分県にも旧庄内町が存在していたことを知りました。短いトンネルを抜けて旧庄内町へ入るとまちらしい雰囲気が広がり、由布市役所のそばに建つ庄内神楽像も印象的です。
ここからやや迷いましたが、「男池湧水群」を目指して進んでいきました。30分はかかりそうで、ちょっと遠いなあと思いつつ、それでも今が最も近くにいるのだと、どんどん山深くなっていく風景を眺めながら進んでいきます。雲が険しく山々に襲いかかるような様子がとてもダイナミックでしたし、しばらく山道を進んだあとに道がひらけると集落が現れたりするので、ここにも暮らしがあるのだなあということにも驚かされました。
いよいよ男池湧水群へ到着する頃には気温も下がり、肌寒く感じられます。同じ旧庄内町でも、市街地と山とでは気温も違うのだなと。曇り空ですが湧水群に広がる原生林やコケは素晴らしく綺麗で、青森の奥入瀬が脳裏をよぎりました。目的地の男池湧水では、静かに音もなく水が湧き上がっています。ぶくぶく、や、ぼこぼこ、じゃあないんですね。スーッと、わずかに泡が水面にぶつかる様子が見えて、確かに、ここが湧水池なのだと。自然本来の神秘さが秘められているようでしたし、さらに耳をすませば、沢のせせらぎと虫の声が聞こえてきました。

  • 湯気が雲に溶けていく。
    湯気が雲に溶けていく。
  • 湯布院のふつうの景色が好き。
    湯布院のふつうの景色が好き。
  • 湯布院はすごい賑わいだ。
    湯布院はすごい賑わいだ。
  • 和傘と。
    和傘と。
  • 風の流れ。
    風の流れ。
  • うっすらと霧だ。
    うっすらと霧だ。
湯布院町ゆふいんちょう(由布市)(3/3)
市町村一周の旅のとき、由布市では湯布院の湯の坪街道を歩きました。日本を代表する観光地のひとつです。ただ、そのとき以来の訪問なので、6年ぶりでした。もう、記憶も薄くなっていたので、再訪してみましょう。懸念していたGW中の駐輪も無事にできてホッとひと安心。湯布院へ向かう道中は霧雨が降っていて、気温も低く手がかじかんでいたのですが、湯の坪街道で早速「手湯」を見つけたときは、ほんとに助かったと思いました。手をじっと温めたのち、街道で友人用へのお土産を買ったりしながら、金鱗湖まで向かって行きます。金鱗湖はうっすら霧がかっているようにも見えて、うれしくなりました。見る方角によって光の入り具合も違って、それだけで湖の印象も違ってみえます。観光地を観光地として、堂々と歩けたことは、ちょっとした贅沢にも感じられました。湯布院ほどの大きな観光地へ訪れる機会は、この旅ではそれほど多くありませんから。

というわけで、今日の散策はここまで。湯布院から九重町に移動して一泊です。由布市では湯布院が特に有名ですが、ほかにもまちがあり、そこにある雄大な自然に出会えてとてもよかったです。
本日のひとこと
移動中、トラックがぼくのカブを追い抜いたあとにハザードをうってくれて、お礼にお辞儀をしたらもう一回ハザードをうってくれて、すごくうれしかったです。

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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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(終わり。次回へ続きます)

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