8時半前に出発です。今日は16時半には倉敷のラジオ番組にお声がけいただいていたので、それに間に合うように進むことが目標です。旅の時間が8時間というのは、いつも通りに行けば間に合うはず。でも、ハプニングがあったら遅れるなあという感覚です。佐伯市と臼杵市を巡っていきました。それでは振り返っていきましょう。
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】
訪れた旧市町村の数【979/2,094】 総計【1065/2,264】スーパーカブの総走行距離
26377km
今日の旅先のこと
旧弥生町(佐伯市)(1/6)
最初にやってきたのは、旧弥生町です。トンネルを抜けて、番匠川沿いに市街地が広がっていました。緩やかに山並みを背景に、落ち着いた雰囲気です。「道の駅 やよい」には温泉もあって、さすが温泉県。景色の綺麗な道路沿いで、自動販売機を補充するお兄さんがいて、景色も良いので、少し不思議な気持ちになりました。ここで利用する人がいるのだなあ、とか。大変なお仕事だよなあ、とか。
最初にやってきたのは、旧弥生町です。トンネルを抜けて、番匠川沿いに市街地が広がっていました。緩やかに山並みを背景に、落ち着いた雰囲気です。「道の駅 やよい」には温泉もあって、さすが温泉県。景色の綺麗な道路沿いで、自動販売機を補充するお兄さんがいて、景色も良いので、少し不思議な気持ちになりました。ここで利用する人がいるのだなあ、とか。大変なお仕事だよなあ、とか。
旧本匠村(佐伯市)(2/6)
次にやってきたのは、旧本匠村です。番匠川をより上流に進んだ先にあるまちで、自然の風景がさらに増して、流れるのは新緑の緑、黄色の菜の花と、走っていてとても気持ちがいい。また、「村」というのも印象的でした。大分県では現在、国東半島の東に浮かぶ、姫島村しか村がないはずなので、こうした土地にも村があったのだなあと。
また、市街地を散策したあと、大水車があるとのことで、さらに上流へ進んでいくと、ありましたありました。大きな水車はこれまでの旅でも出会ったことがあるので、どうだろうなあと思っていましたが、見た瞬間「でかっ…!」顎がクイっと動きました。「こりゃ、プチ観覧車ぐらいあるで」と独り言。とても立派でした。
次にやってきたのは、旧本匠村です。番匠川をより上流に進んだ先にあるまちで、自然の風景がさらに増して、流れるのは新緑の緑、黄色の菜の花と、走っていてとても気持ちがいい。また、「村」というのも印象的でした。大分県では現在、国東半島の東に浮かぶ、姫島村しか村がないはずなので、こうした土地にも村があったのだなあと。
また、市街地を散策したあと、大水車があるとのことで、さらに上流へ進んでいくと、ありましたありました。大きな水車はこれまでの旅でも出会ったことがあるので、どうだろうなあと思っていましたが、見た瞬間「でかっ…!」顎がクイっと動きました。「こりゃ、プチ観覧車ぐらいあるで」と独り言。とても立派でした。
旧直川村(佐伯市)(3/6)
今度は旧直川村へ向かいます。こちらも静かな町並みで、久留須川という川沿いに、市街地が広がっていました。大きなカブトムシのモニュメントがあるとのことで、それもしっかりチェック。確かに堂々たるカブトムシが、交差点に一匹とまっていました。「かぶとむしの湯」が近くにあるそうです。また、「直川まるごと市場」にふと入ってみたら、ソフトクリームが美味しそうで(すでに暑かったのです)、どんな味があるかなあと見たときに、見慣れない「ポポー」という文字を発見。「ポポーってなんですか?」と聞く前に、「幻の果物」という言葉を見つけて、迷わず注文してみました。見た目はマンゴーみたいな黄色。バニラソフトにポポーがのった状態で食べて、わあ! 酸味と甘みが同時に香ってきました。君がポポーですか! まさに爽やかな春風のよう。感じたことのないお味でした。
今度は旧直川村へ向かいます。こちらも静かな町並みで、久留須川という川沿いに、市街地が広がっていました。大きなカブトムシのモニュメントがあるとのことで、それもしっかりチェック。確かに堂々たるカブトムシが、交差点に一匹とまっていました。「かぶとむしの湯」が近くにあるそうです。また、「直川まるごと市場」にふと入ってみたら、ソフトクリームが美味しそうで(すでに暑かったのです)、どんな味があるかなあと見たときに、見慣れない「ポポー」という文字を発見。「ポポーってなんですか?」と聞く前に、「幻の果物」という言葉を見つけて、迷わず注文してみました。見た目はマンゴーみたいな黄色。バニラソフトにポポーがのった状態で食べて、わあ! 酸味と甘みが同時に香ってきました。君がポポーですか! まさに爽やかな春風のよう。感じたことのないお味でした。
旧宇目町(佐伯市)(4/6)
今度は旧宇目町を目指します。まずは「道の駅 宇目」まで向かったのですが、いつの間にか県境付近まで来ていることにもびっくり。道の駅のそばには「唄げんか大橋」という立派な橋が架かっていました。唄げんかは宇目の民謡みたいですね。そして、「トトロのバス停」という言葉に惹かれて、そのスポットにも訪れました。入口の交差点の標識も、「ととろ入口」とあるので、広く浸透しているようです。豊かな里山の小さな集落が広がり、馴染むようにバス停やネコバスが確かにありました。ミーハー心ですが、嬉しくなっちゃいますよね。
今度は旧宇目町を目指します。まずは「道の駅 宇目」まで向かったのですが、いつの間にか県境付近まで来ていることにもびっくり。道の駅のそばには「唄げんか大橋」という立派な橋が架かっていました。唄げんかは宇目の民謡みたいですね。そして、「トトロのバス停」という言葉に惹かれて、そのスポットにも訪れました。入口の交差点の標識も、「ととろ入口」とあるので、広く浸透しているようです。豊かな里山の小さな集落が広がり、馴染むようにバス停やネコバスが確かにありました。ミーハー心ですが、嬉しくなっちゃいますよね。
旧野津町(臼杵市)(5/6)
旧宇目町から30kmほど移動して、臼杵市の旧野津町を目指します。途中は豊後大野市を通過しました。豊後大野市も巡りたいところですが、明日、あらためての予定です。そして、ようやく旧野津町に入ったのですが、吉四六人形というのを見るために、ルートもやや大回りで進みました。吉四六さんは、大分県中南部で伝承されている民話の主人公とのこと。お人形はかなり可愛らしいマスコットの表情でした。さらに、市街地を散策する中でも、あちこちで吉四六さんのデザインがあったので、まさに吉四六さんのまちなのだなあと思います。「吉四六ランド」という公園もあります(行けばよかった!)。
旧宇目町から30kmほど移動して、臼杵市の旧野津町を目指します。途中は豊後大野市を通過しました。豊後大野市も巡りたいところですが、明日、あらためての予定です。そして、ようやく旧野津町に入ったのですが、吉四六人形というのを見るために、ルートもやや大回りで進みました。吉四六さんは、大分県中南部で伝承されている民話の主人公とのこと。お人形はかなり可愛らしいマスコットの表情でした。さらに、市街地を散策する中でも、あちこちで吉四六さんのデザインがあったので、まさに吉四六さんのまちなのだなあと思います。「吉四六ランド」という公園もあります(行けばよかった!)。
臼杵市(6/6)
最後にやってきたのは、臼杵市街地です。まずは国宝臼杵石仏へ訪れました。入場料を支払い、どんな石仏なのだろうとあまり知識のない状態だったのですが、訪れてみて、なるほどと。磨崖仏と呼ばれる巨岩に彫られた大仏群で、これがまた大きいし、エネルギーを発しているようで。いや、正直に言えば、エネルギーを発してるのかは分かりません。ただ、平安時代後期から鎌倉時代にかけて、この石仏を彫った人たちがいて、それを崇拝した人たちがいて、それが今も残っている。という時間の長さが目に見えない圧になって、何かを発しているように感じるのかなあと思います。大仏は声を発しませんが、声が出ているような迫力でした。
その後、臼杵市歴史資料館を訪れて、二王座歴史の道を歩いてみました。歴史の道は臼杵城跡からも比較的近く、細い路地や白壁の町並みと、昔ながらの城下町の面影が残っていました。二王座歴史の道は、ポスターを見て気づいたんですよね。元々は前回の旅と同じく、臼杵城跡へ行ってみようと思っていましたが、ほかにもこうした場所があったのだなあと。
最後にやってきたのは、臼杵市街地です。まずは国宝臼杵石仏へ訪れました。入場料を支払い、どんな石仏なのだろうとあまり知識のない状態だったのですが、訪れてみて、なるほどと。磨崖仏と呼ばれる巨岩に彫られた大仏群で、これがまた大きいし、エネルギーを発しているようで。いや、正直に言えば、エネルギーを発してるのかは分かりません。ただ、平安時代後期から鎌倉時代にかけて、この石仏を彫った人たちがいて、それを崇拝した人たちがいて、それが今も残っている。という時間の長さが目に見えない圧になって、何かを発しているように感じるのかなあと思います。大仏は声を発しませんが、声が出ているような迫力でした。
その後、臼杵市歴史資料館を訪れて、二王座歴史の道を歩いてみました。歴史の道は臼杵城跡からも比較的近く、細い路地や白壁の町並みと、昔ながらの城下町の面影が残っていました。二王座歴史の道は、ポスターを見て気づいたんですよね。元々は前回の旅と同じく、臼杵城跡へ行ってみようと思っていましたが、ほかにもこうした場所があったのだなあと。
というわけで、今日の散策はここまで。無事に時間通りに宿について、ラジオにも電話で出演させてもらいました。生放送の番組でしたが、生放送ってつくづくすごいなあと思います。そのあと、大分に来て初めての温泉にも入って。いやあ、大分で温泉に入るっていうことそのものに、喜びを感じます。ただ、体は軽くなりましたが、体力ゲージが回復するというより、より眠くなるという感じで。ぐっすり休ませてもらいました。
本日のひとこと
ヤマト運輸で荷物の受け取りもしました。たまに営業所止めでお世話になっているんですが、到着日と、到着先を合わせるのがけっこうむずかしくて、神経を使います。今回はバッチリ上手くいった。
ヤマト運輸で荷物の受け取りもしました。たまに営業所止めでお世話になっているんですが、到着日と、到着先を合わせるのがけっこうむずかしくて、神経を使います。今回はバッチリ上手くいった。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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