今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】
訪れた旧市町村の数【911/2,094】 総計【997/2,264】スーパーカブの総走行距離
24564km
前日は嵐のような雨の中、引きこもって1日中、確定申告をしていた。元々、少し前に実家に戻っていた間に終わらせる作戦だったが、3%ぐらいしか終わらなかったのだ。なんとか、昨日はひたすらパソコン画面と向き合って、提出も終わったので、いろんな嵐が過ぎ去った朝だった。さあ、安全に進もう。
大迫力の開聞岳を間近に。ー旧開聞町。(指宿市)
最初にやってきたのは、旧開聞町。枚聞(ひらきき)神社を訪れ、開聞庁舎の近くを散策する中で、木々や建物の隙間から、開聞岳が姿を見せてくれた。その迫力は岩手山を思い出した。人間の力が自然に対して何も及ばないことを、ただ佇んでいるだけで、教えてくれる。
長崎鼻と港町。ー旧山川町。(指宿市)
次にやってきたのは、旧山川町。長崎鼻へ向かった。開聞岳も見える海沿いの景勝地で、駐車場もしっかり整備されていた。土産店のスペースに停めさせてもらう。「駐車代は取りませんから、あとでもし良かったらお店で買い物してくださいね」と。確かに、お互いにとってそれがいいよなあなんて思う。
波の音を聞きながら、景色を眺めた。開聞岳がはっきり見えて目が行きがちだったけれど、東側に見える大隅半島も個人的には好きだった。
流石の気配溢れる温泉街。ー指宿市。
次にやってきたのは、指宿市。前回の市町村一周の旅において、指宿市では池田湖を訪れていたので、市街地を歩いたことはなかった。だから、指宿駅周辺も初めて歩いたし、温泉街も初めて。やっぱりまちの雰囲気は流石で、若者や海外の旅行客も多かった。「砂むし温泉」の近くは昼間から浴衣姿の人たちがいて、気持ち良いだろうなあと。
清らかな香梅ヶ渕。ー旧喜入町。(鹿児島市)
指宿市から徐々に北上していくと、桜島の姿が大きくなってきた。そして、旧喜入町へ。山も近くて穏やかな日常だ。市街地には八幡川が流れ、印象的な桜の木も花を咲かせていた。
市街地から香梅ヶ渕(こべがふち)という渕にも訪れてみる。八幡川の上流に位置し、渕の周辺は透明なエメラルドグリーンでもあった。とにかく美しい。そばにある一本の木も不思議なオーラを持っていて、一瞥したくなるような姿で。生きている土地だ、そう思えた。
というわけで、今日の散策はここまで。このあと鹿児島市内に入って、バイク屋さんでタイヤ交換をしてもらった。すでに一度タイヤを交換しているけれど、またタイヤがすり減っていたのだ。当日では受け入れてもらえないだろうなあ、せめて予約だけでもできたらいいなああ、と訪れたところ、当日のうちにやってくださって、すごくありがたかった。
(終わり。次回へ続きます)
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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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