ふるさとの手帖

市町村一周の旅

開聞岳のそばを駆け抜けよう。【旧市町村一周の旅(鹿児島県|3月13日―342日目)】

開聞岳のそばを駆け抜けよう。【旧市町村一周の旅(鹿児島県|3月13日―342日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【86/171】

86/171
50.29%
訪れた旧市町村の数【911/2,094】
911/2094
43.51%
総計【997/2,264】
997/2264
44.01%

スーパーカブの総走行距離
24564km

旧開聞町→旧山川町→指宿市→旧喜入町、の4つ。

前日は嵐のような雨の中、引きこもって1日中、確定申告をしていた。元々、少し前に実家に戻っていた間に終わらせる作戦だったが、3%ぐらいしか終わらなかったのだ。なんとか、昨日はひたすらパソコン画面と向き合って、提出も終わったので、いろんな嵐が過ぎ去った朝だった。さあ、安全に進もう。

最初にやってきたのは、旧開聞町。枚聞(ひらきき)神社を訪れ、開聞庁舎の近くを散策する中で、木々や建物の隙間から、開聞岳が姿を見せてくれた。その迫力は岩手山を思い出した。人間の力が自然に対して何も及ばないことを、ただ佇んでいるだけで、教えてくれる。
旧開聞町へ。
枚聞神社。
開聞庁舎。開聞岳がよく見える方角だなあと思った。
周辺を散策。

長崎鼻と港町。ー旧山川町。(指宿市)

次にやってきたのは、旧山川町。長崎鼻へ向かった。開聞岳も見える海沿いの景勝地で、駐車場もしっかり整備されていた。土産店のスペースに停めさせてもらう。「駐車代は取りませんから、あとでもし良かったらお店で買い物してくださいね」と。確かに、お互いにとってそれがいいよなあなんて思う。
 
波の音を聞きながら、景色を眺めた。開聞岳がはっきり見えて目が行きがちだったけれど、東側に見える大隅半島も個人的には好きだった。
内陸は穏やかな景色。
長崎鼻へ。
おお〜!
長崎鼻の近くに、龍宮神社。
見事。
大隅半島側だ。
長崎鼻を訪れたあと、山川港にも訪れた。同じ海でも今度は港町が広がっていて、家並みや道の駅の雰囲気も良かった。
海と離れた景色も好き。
山川港へ。
道の駅。

流石の気配溢れる温泉街。ー指宿市。

次にやってきたのは、指宿市。前回の市町村一周の旅において、指宿市では池田湖を訪れていたので、市街地を歩いたことはなかった。だから、指宿駅周辺も初めて歩いたし、温泉街も初めて。やっぱりまちの雰囲気は流石で、若者や海外の旅行客も多かった。「砂むし温泉」の近くは昼間から浴衣姿の人たちがいて、気持ち良いだろうなあと。
指宿市街地へ。
指宿駅。
雰囲気ある。
足湯。
温泉街の方へ。
砂むし温泉上りかな。
元湯。

清らかな香梅ヶ渕。ー旧喜入町。(鹿児島市)

指宿市から徐々に北上していくと、桜島の姿が大きくなってきた。そして、旧喜入町へ。山も近くて穏やかな日常だ。市街地には八幡川が流れ、印象的な桜の木も花を咲かせていた。
 
市街地から香梅ヶ渕(こべがふち)という渕にも訪れてみる。八幡川の上流に位置し、渕の周辺は透明なエメラルドグリーンでもあった。とにかく美しい。そばにある一本の木も不思議なオーラを持っていて、一瞥したくなるような姿で。生きている土地だ、そう思えた。
喜入支所。
八幡川と桜の木。
かつて喜入には麓もあった。
香梅ヶ渕。この木が印象的だった。
澄んでいる。
そして、エメラルドグリーンで。
桜島と噴煙だ。

というわけで、今日の散策はここまで。このあと鹿児島市内に入って、バイク屋さんでタイヤ交換をしてもらった。すでに一度タイヤを交換しているけれど、またタイヤがすり減っていたのだ。当日では受け入れてもらえないだろうなあ、せめて予約だけでもできたらいいなああ、と訪れたところ、当日のうちにやってくださって、すごくありがたかった。
タイヤが新しくなった。
本日のひとこと
夜は、東京でお世話になった方と数年ぶりに再会することもできたのでした。とんかつをご馳走になった。
(終わり。次回へ続きます)

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