今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【49/175】
訪れた旧市町村の数【428/2,093】 総計【477/2,268】スーパーカブの総走行距離
11560km
檜山地方を一気に駆け上がろう。(2023年8月25日(金)―141日目)
檜山地方にいる。北海道の南西部のエリアの中でも、西側に位置するエリアだ。檜山地方を進んでみて、わかったことがある。北海道はけっこう大きい。あ、あたりまえか。地図で見るよりも、まちとまちが遠い。
今日は江差町から現八雲町の旧熊石町、現せたな町の旧大成町、旧北檜山町、旧瀬棚町と進んだ。それでは振り返っていこう。
旧熊石町(八雲町)
最初にやって来たのは旧熊石町。江差町からは乙部町を挟んで約40kmあって、これだけでもまあまあな移動だった。旧熊石町は日本海に面していて、合併前の旧八雲町は内浦湾に面している。その結果、八雲町では二つの海に面するようになり、郡の名前も二海郡が新しく誕生した。よって、函館と札幌を陸路で往来するときには、どうやっても必ず八雲町を通ることになる。むかしの時代だったら関所を置いて、ポイントになりそうな地形だ。
旧大成町(せたな町)
次にやって来たのは、旧大成町。「たいせい」と読むけれど、友人に「大成(おおなり)君」がいるので、彼のことが何度も思い浮かんだ。海沿いの穏やかなまちなみが広がっていた。
旧北檜山町(せたな町)
旧大成町から旧北檜山町の中心部まで、30キロほどあることがわかって、「まじか!」と声が出た。同じせたな町で、同じ海側のまちなのに、シンプルに30キロ離れているわけだ。
そして、旧北檜山町にようやく着いて、コンビニで休んでいるときに、おじさんがガリガリ君ソーダを持って来てくれた。ありがたい差し入れだ。でも、おじさんはずっと車内の運転席にいたから、助手席の奥さんが買ってきたはずだ。最初から車内でぼくを見て、そんな話をしたのだろうか。奥さんが好意で買ってきてくれたのだろうか。もしくは、ほんとうは奥さんがおじさん用に買ってきたガリガリ君を、ぼくにくれたのだろうか。どの動機だとしても、このご夫婦はすごくやさしいと思った。コンビニを出てすぐに曲がったので、地元の方のはずだ。旧北檜山町でのことを、忘れずにいたい。
旧瀬棚町(せたな町)
瀬棚町の漢字を見たときに、なるほど、せたな町は瀬棚町なのか、とあらためて気づかされる。元々は漢字だったけれど、ひらがなの地名は全国各地にあるもんなあ。というわけで、支所に行ってみても、「せたな町瀬棚支所」だった。
そして、旧瀬棚町から約100kmほどで、再び江差町へ戻って来たのだった。道中いい景色に出会ったときは、原付を停めた。
というわけで、今日の散策はここまで。しばらく北海道でも暑い日が続いていて、今日もほんとうに暑くて汗だくになった。もう少しすると気温は落ち着くみたいだけれど、地元の方も「異常だ」「暑すぎる」って、結構言っているよ。
ガソリンスタンドで、地元の方のバイクのバッテリーが上がって、押しがけを一緒にやった。そのときはエンジンがかからずで終わったけれど、手伝いがちょっとできただけでもね。
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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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