ふるさとの手帖

市町村一周の旅

会津と喜多方の暮らしの数々。そして葛尾村へ。【旧市町村一周の旅(福島県・81日目)】

会津と喜多方の暮らしの数々。そして葛尾村へ。【旧市町村一周の旅(福島県・81日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】

44/175
25.14%
訪れた旧市町村の数【266/2,091】
266/2091
12.72%
総計【310/2,266】
310/2266
13.68%

スーパーカブの総走行距離
6500km

旧北会津村→旧新鶴村→旧高郷村→旧山都町→旧熱塩加納村→喜多方市→旧塩川町→旧河東町→会津若松市、の9つ。

2023年6月26日(月)会津と喜多方の暮らしの数々。そして葛尾村へ。(日本一周81日目)

今日は会津若松市と喜多方市を中心に、旅を進めよう。天気がどうかなと思っていたけれど、朝、ゲストハウスの部屋に柔らかい日差しが差し込んできたとき、「晴れだ!」と心が躍った。

赤ベコ公園。会津若松市。

最初に会津若松市のちょっと遠いところにある、赤ベコ公園に行ってみた。気になる名前だったのだ。到着すると、野生の赤べこがいた。

かわいい〜! と、第一声から声が出た。
水飲み場も。
芝生も。

これで、「会津若松には野生の赤ベコがいるんだよ」という話ができるようになった。

旧北会津村(会津若松市)

そして、阿賀川を渡ってやってきたのは、旧北会津村。会津盆地の中に佇む土地だ。

用水路にカブが落ちた。

方向転換しようと思ったら憶測を間違えて、落ちた。アクセルを回しても空回りするので、うぉりゃぁと持ち上げて脱出した。

田村山古墳。

田んぼの中に小さく残っている古墳がある。

北会津支所。

いい景色だ。
中荒井という地区。
穏やかだ…。

旧新鶴村(会津美里町)

次にやってきたのは旧新鶴村。昨日、伊佐須美神社で行われていたあやめ祭りのテントに、「新鶴」の名前が入ったものも並んでいた。

宮川を渡って、旧新鶴村へ。

アパートの掲示板だ。
茶色の路面も会津らしさを感じるようになった。

昨日から茶色の路面を見るようになった。雪を溶かす消雪パイプに鉄分が含まれていて、徐々に変色するそうだ。

旧新鶴村には温泉もある。
「んだ」いい名前だ。

旧高郷村(喜多方市)

今度は会津坂下町を越えて、喜多方市の旧高郷村にやってきた。

只見川。

今日はいい青と出会うことができた。

高郷総合支所へ。
高郷村合併50周年記念碑。

読んでみると、高郷村もかつては複数の村が合併してできた村であること。そして、「平成の大合併」で喜多方市になる前に、50周年の記念碑が建立されたことなどが書かれてあった。

荻野駅にも行ってみた。

カヌーかな。番号が浮かんでいた。

旧山都町(喜多方市)

次にやって来たのは旧山都町。「山都町」の文字を見ると、熊本県の山都町を思い浮かべていたけれど、喜多方にも山都町があるのだ。ちなみに熊本の方は最近、通潤橋の国宝指定で話題になった。

山都駅へ。

歴史を感じる。

とても良い通りだ。「みちくさ通り」

カフェがあった。
きっと素敵だろうなあ。

すごく入りたいけれども、時間がなくて、断念。ゆっくりまた訪れたい場所になった。

旧熱塩加納村(喜多方市)

喜多方市をさらに北へ進み、次は旧熱塩加納村へ。「あつしおかのう」とそのまま読む。三ノ倉高原花畑を目指した。

素晴らしい景色が続く。
三ノ倉高原花畑は、これからお花を植えるようだった。

残念ながら花畑は整備中で見れなかったけれど、奥の会津盆地は雄大だ。

旧国鉄の熱塩駅へ。

ここにはかつて、「日中線」という路線があった。喜多方市と熱塩駅を結ぶ12km足らずの短い路線だった。駅舎が記念館になっている。

こころ旅のエピソードに、感動した。

よかったら、読んでみてください。とても良い話だった。

喜多方市

そして、今度は喜多方市の中心部へ訪れた。旧甲斐家蔵屋敷付近を散策した。

夏が近い気がする。
旧甲斐家蔵屋敷。

でも、お屋敷は改装工事中だった。

でもでも、建物と景色は抜群だ。

喜多方ラーメンだ。

見つけて、あまり時間もないし我慢しようと戻り始めて、でも、今食べなきゃいつ食べる? と、お店に吸い込まれた。

「名物をその土地で食えば名物なのだ」

って、みうらじゅんさんがウェブの記事で言ってたから。ご馳走様でした。

福島には朝ラー文化がある。ひさじ屋さんはやめちゃったみたい。

「朝ラー」とは喜多方を中心に根付く文化で、朝ラーをやっているお店は、朝7時ぐらいから開いている。香川県のうどん屋も同じ時間には開いているイメージがある。朝7時でも眠いときは、福島と香川ではラーメン屋とうどん屋が開店しているぞ、って自分に言い聞かそう。

旧塩川町(喜多方市)

喜多方市で最後にやって来たのは、旧塩川町。御殿場公園へ訪れた。

磐梯山、良い山だなあ。
御殿場公園。

ギリギリあやめの時期だった。

船だ。
塩川のまちなみ。

塩川は屋号とのれんのまちだ。

🈂は、サービスと読むらしい。面白い!

おかえりなさい。

旧河東町(会津若松市)

会津地方の旅もあと少し。次に訪れたのは旧河東町だ。

旧河東町へ。

緑色の屋根もかっこいいな。
八葉寺へ。

会津高野山と言われている古刹だ。

大仏が見える。
おお〜。会津慈母大観音像。
会津藩校日新館。

江戸時代の藩校が再現されている。今回は時間が無くて断念したけれど、場所だけ知りたくて訪れた。また来たい。

会津若松市

そして、最初に「赤ベコ公園」を訪れてから、ぐるっと一周して帰ってきた。会津若松といえば「鶴ヶ城」や「七日町通り」がとても有名だけれど、今回は「会津さざえ堂」という御堂に行ってみることにした。ちょうど白虎隊記念館もあるので、合わせて訪れようと。

資料館がいっぱいあるのだな。
会津さざえ堂に向かう途中の厳島神社。

境内を流れる水が豊で美しいのだ。
そして、さざえ堂だ。
ピサの斜塔のように、少し斜めだった。

さざえ堂は、お金を払って堂内を登ることができる。そして、登る? という話だが、なんと二重螺旋構造になっていて、上りと下りを一方通行で進むことができる、とても珍しい建物だ。

ぼくもお金を払って登ってみた。中に入ると木の香りがして、木がきしむ音が響いた。それ以外は静かだった。すごい建物があるのだなあと感動した。

宇賀神堂。戊辰戦争で自刃した白虎隊十九士の霊を祀る。
白虎隊士十九士の墓。

白虎隊記念館へ。

ぼくは浅学なので、白虎隊についても詳しく理解していなかった。そして、記念館でいろいろ見た。10分間の映像も見た。今日で理解がどこまで深まったかもわからないけれど、戊辰戦争の流れを見ていて、やっぱり、切ないなあという気持ちになった。

白虎隊や赤穂浪士。歴史に刻まれた生き様に、私たちは心を揺さぶられる。しかし、白虎隊に感動した人が、西郷隆盛にだって感動するのだから、歴史や正義というものは、あまりに表裏一体だ。

葛尾村のへるしーに会う。

さて。これで会津地方の旅を無事に終えることができた。昨日と今日、天気に恵まれてとてもうれしかった。今まで以上に会津が好きになった。まだまだ何度でも来たい場所だ。

ここから、一気に100km走って葛尾村を目指した。大学の友人が、葛尾村で働いているのだ。

道中の磐梯山。
葛尾村についた。へるしーと再会だ!

大学のときって、あだ名があるものだ。本名は阪本くんだけれど、ぼくもへるしーと呼ぶ方が言いやすいので、久しぶり、へるしー!

葛尾で発電された電気が、集落に届けられる。

へるしーが勤めている新電力の会社は、村内の電力供給を行なっている。最初から大きな電力会社の電気を買うのではなく、村でつくった電力を、村で使ってもらうのだ。蓄電池といった装置も案内してくれた。

蓄電池はテスラ製。

もう少し散策。
葛尾の凍(し)みもち。郷土食だ。

凍みもちは、ごんぼっぱという草の葉を混ぜ込んで、冬に凍らせてつくる保存食であり、郷土食だそうだ。水に浸して食べるので、明日の朝ごはんにしようと言ってくれた。

日が沈んだあと。
初めてお会いした、同級生のかずきくんの家でご飯を食べた。

お酒もおつまみも、へるしーが福島県のグルメの抽選で当選したもの。しかも、今日届いたというから、なんとぴったり(ありがたい)。
19時過ぎから、23時半ぐらいまでワイワイやった。

へるしーとは大学のときから距離が近かったわけではなくて、お互いに存在を知っているぐらいだった。けれど、葛尾村で働いているというように、彼の生き方や考え方、興味関心に自分も共感するところがあって、今回いろんな話ができてすごくうれしかった。

かずきくんも初めて会ったけれど、とっても素敵な人だった。出身は埼玉県で、アフリカや中央アジアを訪れた話も面白くて。何より、音楽やお酒、料理に写真といった分野にもたくさん通じていて、でも表裏がない優しい人だった。とてもかっこいい同級生だ。

そして、夜はへるしーのお家に泊めさせてもらって、とてもありがたい1日なのであった。

(次回へ続きます)

本日のひとこと
葛尾村で見た星空が、とても綺麗でした。

<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>

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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。

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二見書房編集部noteにて、「旧市町村日誌」も更新中です。

旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。

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