今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【257/2,091】 総計【301/2,266】スーパーカブの総走行距離
6230km
目次
2023年6月25日(日)会津の大自然と旅をしよう。(日本一周80日目)
昨夜のホタルまつりの余韻に浸りたいところだけれど、旅は続く。朝から50km移動して、南会津町へ向かった。いつの間にか峠に差し掛かり、左右は森林に囲まれ、さらに何キロあるのだろうというトンネルを抜けた(おそらく4.3キロの甲子トンネルで、福島県で一番長いトンネルらしい)。今自分がどこにいるのかわからなくなったが、ようやく下郷町に入って、赤と青の屋根をした家々が広がる景色を見ると、会津地方にやって来たことを感じた。
旧田島町(南会津町)
そして、最初に訪れたのは南会津町の旧田島町。まずは鴫山城址へ行ってみたけれど、ちょっと熊が怖いので、早めに離れた。
自然の地形を利用して、山城として築かれたお城だ。
今日はここで、Uターン。
駅前にはメインの道路があって、片道一車線だけれど、道幅が広かった。そのあとに祇園祭のポスターや看板を見て、なるほど、道が広いのは祭りの行列のためなんじゃないかなと思った。
旧舘岩村(南会津町)
次にやって来たのは旧舘岩村。前沢曲家集落を目指した。ナビでは35kmと出て「(南会津は)広い!」とつっこんだ。道中の景色もとても良かったし、前沢曲家集落も素晴らしい時間が流れていた。
前沢曲家集落は、中世の会津武士が拓いた集落だ。ただ、1907年に全戸が焼失する火事が起きて、その後の再建築により、統一的景観が生まれた。
「曲家」というのは、名前の通りで、多くの家の形はL字の形態をしている。
ここでは現在も暮らしている方々がいる。今日まで知らなかったなあ。
旧伊南村(南会津町)
次にやって来たのは、旧伊南(いな)村。今度は「大桃の舞台」という昔ながらの舞台と、屏風岩を見に行った。
想像を超えて、ものすごく不思議で壮大な地形だった。 ちなみにここから、隣の檜枝岐村まですごく近い。ぼくが内陸で一番遠い市町村だと思うのが、檜枝岐村だ。その手前まで来たのだなあとしみじみ思った。
旧南郷村(南会津町)
旧伊南村をUターンしてまもなく、旧南郷村に入った。高清水自然公園に行く選択肢もあったけれど、今回は断念。南郷総合支所辺りと、道の駅を訪れた。
トマトスープのラーメンだった。でも、イタリアンかといえば、違う。和食のラーメンなのである。そして、美味しい。ラーメンっていろんな可能性があるんだなあと。
旧会津本郷町(会津美里町)
さて、今度は旧南郷村から60キロほど移動した。会津地方といっても、広いと思わずにはいられない。気づかないうちに標高1000m付近を走っていたりもした。日差しはまあまあ暑いけれど、トンネルの中はとにかく寒いという具合である。
旧会津本郷町では、瀬戸町付近と向羽黒山城跡を訪れた。
会津の景色、好きだなあって、その気持ちはどこからやって来ているのかわからないのだけれど、この景色好きだなあって、何度も思った。
旧会津高田町(会津美里町)
走行中の脳内で、サンボマスター、いや、猪苗代湖ズが流れている。
「I love you bay ふくしま〜 I need you baby ふくしま〜♪」
「ふくしま! ふくしま!」って。
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
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