今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【220/2,091】 総計【264/2,266】スーパーカブの総走行距離
5300km
2023年6月16日(金)(日本一周71日目)
こんにちは。今日まで、ピアニストである永田ジョージさん(@georgenagata)のおうちに、3泊4日滞在させてもらったのでした。この時間は、いろんなことがありまして、前回の記事では、つくば市の元市長にお会いしたことを書きましたが、さらに、音楽家の方々とランチをご一緒したり、筑波大学で環境デザインに長く携わっていた先生に話を伺ったり、そして、昨日はつくば市の現市長である、五十嵐立青市長にお会いしました。
いずれもジョージさんのご縁で、お会いすることができたのだけれど、とんでもなくすごい方々ばかりである。みなさんにいろいろと貴重なお話を伺った。その「いろいろ」の中身を大切にしなければならない。ここ最近の出会いで、自分も自信が深まった気がする。あとはとにかく“今”に対して、真摯に向き合っていくことだ。
そして、何より永田家のみなさんに大変お世話になった。お子さん方と一緒に過ごした時間は、幸せだったなあ。子育てをしている方々は、ほんとうにかっこいいと思う。素直な子どもたちが発するエネルギーは、水晶みたいに純粋だった。
ジョージさん、ほんとうにありがとうございました。旅の大切な思い出です。いつかまたお会いできる日があったら、そのときにお子さんは、どれぐらいおおきくなっているのかなあ。
土浦市
そして、天気も回復して、旅の再開だ。すでに6月も中盤だけれど、茨城県を最後まで巡りきれるようにがんばっていこう。午後からの出発で、土浦市と旧新治村(土浦市)と、旧八郷町(石岡市)の3つのまちを巡った。
最初にやって来たのは土浦市。城跡のある亀城公園を訪れた。
小町の館―旧新治村(土浦市)
次にやって来たのは旧新治村。かつては「新治郡」が点在していて、土地の姿が偲ばれる。そして、「小町の館」に訪れた。小町とは平安時代の絶世の美女、小野小町を指す。出生地はいくつか候補地があるらしいけれど、最有力は秋田の湯沢だそうだ。宮中との移動の中で、ここにもゆかりが生まれたのかな。何より、お墓があるらしい(訪れてはいない)。
水田が広がっている点は変わらないけれど、山並みが増えて、明らかに地形が変わった。穏やかな原風景を感じる。
里山の風景。―旧八郷町(石岡市)
地方はどうこうだ、という前に、ここに立って、何を感じるか、かな。何を大切にしたいかは、人それぞれだけれど、日本にとっては、とても大切な場所だと思った。
というわけで、少し短いけれど、今日の散策はここまで。石岡市の市街地に向かうと、今度は灰色の雲と夏空が混ざり合って、とても不思議だった。
今の時期、雨による災害が起きないようにと願うばかりだけれど、雨に気を取られているうちに、次の空もやってくる。
(次回へ続きます)
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
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