今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【217/2,091】 総計【261/2,266】スーパーカブの総走行距離
5270km
目次
2023年6月13日(火)(日本一周68日目)
今日は雨に濡れないと思って出発したのですが、大間違いでした。出発して10分後ぐらいからざあざあ降りになって。でも、いざ濡れると土砂降り神田祭を思い出したり、雨のマインドに体が馴染んで面白かったです。
さて。今日は小美玉市とかすみがうら市を中心に巡りました。そして、最後にはつくば市にお住まいの、ピアニストである永田ジョージさん(@georgenagata)のおうちにお伺いしました。SNSでは何度もやりとりをしていましたが、ジョージさんにお会いするのは初めてで、ついに! という喜びでいっぱいです。それでは出発しましょう。
小美玉市役所と―旧美野里町(小美玉市)
茨城空港と素鵞神社―旧小川町(小美玉市)
いい神社は、気配が静かで気持ちいいな。
大井戸湖岸公園―旧玉里村(小美玉市)
1時間ぐらい雨に濡れて、ようやく上がってきた。
思えば、前回の旅では霞ヶ浦を巡ることはほとんどなかったけれど、今回は訪れることが多い。それは、霞ヶ浦の周辺にまちが多く形成されていたということなのだと思う。
常陸風土記の丘(石岡市)
関東三大祭に数えられているそうだ。体感してみたいなあ。楽しいだろうな。獅子頭もシンボリックで、唯一無二に思えた。
千代田庁舎と―旧千代田町(かすみがうら市)
梅雨の合間に見える、湿度がたっぷりの雲と空。ああ、夏が近いなあって。
歩崎公園とかすみがうら市歴史博物館―旧霞ヶ浦町(かすみがうら市)
そして、最後にやって来たのは旧霞ヶ浦町。町名から市名に変わるとき、漢字からひらがなに変わったわけだ。つくば市もさいたま市もひらがなだし、漢字とひらがなのバランス感覚って、日本人独自なんだろうなあ。
城の形をした歴史博物館。中に入ると、受付の方がいろいろ紹介してくれた。館内は撮影禁止だけれど、良かったのは帆引き船の模型。帆引き船は霞ヶ浦で利用された漁船で、帆を使った網漁法が明治時代に考案された。現代は科学技術がすごいけれど、昔の方の知恵もすごい。
元つくば市市長の藤澤さんと、永田ジョージさんのご家族と。
さて、そして、いよいよジョージさんのいらっしゃるおうちに伺った。今回は天気予報によるけれど、数日間滞在させていただくという予定だ。
クールな声、やさしい気配、ああ、やっぱりジョージさんは、ジョージさんだ…。
なんと、ジョージさんが元つくば市長の藤澤さんに、アポイントメントを取ってくださっていたのだった。
「(ええ〜!!元市長に、今からお会いするんですか…!? ジョージさん…!?)」
藤澤元市長とは、ご近所づきあいがどんどん派生して、おつながりができたそうだ。ジョージさん恐るべし。
やさしく迎えていただいた藤澤元市長と、約1時間、あっという間のお話をした。たとえば現在は、東京とつくばを結ぶつくばエクスプレス(路線)が当たり前に通っているが、その路線を開通させるまでに尽力されたのが、藤澤元市長だった。まちをつくることについて、スケール感のおおきな話だった。そして、目線が、ほんとうに、フラットかつ、もちろん市長から見える景色を知っていらっしゃるのだなと…。
お話のあと、お部屋にピアノがあって、ジョージさんの即興ライブがはじまった。目の前で、鍵盤の音が聞こえるほどの距離で、生の音を聴くことの幸せたるや。
ぎゅっと濃い、濃密な1日でした。夜にジョージさんや奥さんと話をしたり、お子さんともたくさん遊んだり。温かい方々に助けられて、旅が進んでいる。
家族って、いいな。もちろんお子さんが泣くことも、わがままを言うこともある。大変なこともたくさんあるはずだけれど、でも、その先に、愛がある。終わりのない愛の旅。大切なご家族の時間に混ぜていただいて、幸せだ。
(次回へ続きます)
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
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