麻生公民館と天王崎公園―旧麻生町（行方市）

食事処から4人組のマダムが出てきて、「どうも〜、たのしかったです」とランチの感想を投げかけ合っていた。良いことや。

安全運転しよう、ってやつ。

車のプレートナンバーも、大宮、名古屋、豊田、足立…みたいな感じで、遠方から遥々だ。

「あっ玉ねぎ干してあるな」と思いながら通り過ぎて、

「あの玉ねぎ、良かったな…でも、玉ねぎを撮る…？」

という葛藤を経て、Uターンして原付を停めて、ただ玉ねぎの写真を撮って、再出発している。

土浦方面につながる霞ヶ浦大橋。おおきな霞ヶ浦の中でも、地形的にちょっと狭い部分に橋がうまく架かっていて、よく出来ている。

一人で買っても、どうしようもないので、買っていない。

でも実は、龍ケ崎のおうちに滞在しているとき、一回鉾田のメロンをいただいた。

ふふふ、「鉾田のメロンを食べた」という美味しさだけで、十分なだも。

興奮した。だって、初めて見たから。

二番の歌詞にも「メロンの甘さ」ってある。いいなー。

というわけで、今日の散策はここまで。

曇り空も相まって、絶景という絶景に出会ったり、キラキラと映えるような場面には遭遇しなかったかもしれない。

でも、そもそも、旧市町村すべてに、絶景らしい絶景は存在しない。

外から訪れるときは、観光の視点を持ちがちだけれど、観光産業がなくても、成り立っているまちはごまんとある。

だから、外に知られる機会が少なくとも、同じように暮らしがあるというわけである。

たとえ「なにもない」と言っても、そこには、暮らしが「ある」。

本日のひとこと。
どこかで、蛍と出会えるといいな。むつかしいかもしれないけれど、今ごろ飛んでいることを想像している。

（次回へ続きます）

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