今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【201/2,091】 総計【245/2,266】スーパーカブの総走行距離
4911km
2023年6月1日(木)(日本一周56日目)
更新が久しぶりになってしまいました。ご無沙汰しています。気づかないうちに、いや、きっとみなさんも気づいてはいるけれど、6月になりました。これまで印象に残っている6月、あまり覚えていない6月、いろいろあるかと思いますが、ぼくが旅に関する6月で覚えているのは、前回の市町村一周の旅で、北海道に向かったことでした。
そのときの記事を今更ながら見てみましたが、ハイペースだなあと(=決して悪くはない意味で)。話せばカクカクシカジカですが、このときは初日に怪我した全治3ヶ月の右膝の怪我が治癒したばかりで、「早く進みたくてしょうがない」時期でした。同時に、「市町村一周は現実的ではないかもしれない」とも思っていたので、市町村を巡ることよりも、日本一周という体裁を保とうと、ハイペースで走っていた。そういう姿勢が見受けられるのでした。
今回の旅では、同じく6月に入りましたが、まだ関東地方にいます。北海道へ辿り着くのはいつになるのでしょうか‥‥。
取手市
久しぶりにカブを走らせて景色を見ていると、田んぼの稲の色が変わった気がした。少し緑が青くなったのではないだろうか。
そして、元々の取手市の地域を巡っているつもりが、小貝川沿いの河川敷は旧藤代町の地域だった。光が綺麗だったので、ちょっと間違えてしまった。あらためて、取手総鎮守の八坂神社へ訪れた。鳥の囀りが聞こえる。
旧藤代町(取手市)
2005.03.28取手市へ編入。
ここから、カブに乗って藤代駅まで行こうと思っていたが、2、3人ほど駅の方角に向かって歩いている人を見た。なるほど、これぐらいの距離は徒歩圏内と捉えているのが地元の人の感覚か‥‥。そう思ったのでぼくも駅まで歩いてみることにした。
旧新利根町(稲敷市)
2005.03.22江戸崎町、桜川村、東町と合併。
法華一乗の大乗仏教を説いた最澄は、805年に天台宗をひらいたと言われている。そして、逢善道人がこの地に逢善(ほうぜん)寺を創建したのは828年。逢善は最澄の弟子とのことだが、インターネットでは詳しい文献を読めなかったので、どこまで正しいかはわからない。ただ、お寺に関していえば、二度の火災に遭ったのちに再建された1842年から現在まで、約180年の歴史を感じることができる。
旧東町(稲敷市)
2005.03.22江戸崎町、桜川村、新利根町と合併。
旧桜川村(稲敷市)
2005.03.22江戸崎町、新利根町、東町と合併。
奥に見えるのは川ではなく湖、霞ヶ浦だ。
自転車で気持ち良さそうにサイクリングする人も、複数人見かけた。湖とサイクリング。琵琶湖を一周するという話はどのような内容でも盛り上がるが、霞ヶ浦も一周するという話の流れがあるのかもしれないなあ。少なくとも一周100kmはあるようだけれど。
豪華な社殿から、「茨城の日光東照宮」とも呼ばれる大杉神社。と言いつつ、御祭神は徳川家康公ではなく、倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)だ。もちろん読めなかった。平日の昼時ではあるが、参拝客も少なくはなかった。
近くまで来たとき、「前回の旅で来たことがあるかもしれない‥‥」と思って、社殿まで上がると、「来たことあるぞ」と強めの確信に変わった。豪華な装飾の神社は多いわけではないから。果たして前回参拝したとき、夢があったとすれば、それは叶ったのだろうか‥‥。旧江戸崎町(稲敷市)
2005.03.22新利根町、桜川村、東町と合併。
川沿いを走っていて、そういえば、気づかないうちに川の鯉のぼりが居なくなっちゃったな‥‥と思った。
(次回へ続きます)
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
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