今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】
訪れた旧市町村の数【90/2,091】 総計【100/2,266】2023年4月23日(日)
朝、お世話になっている方の前橋のおうちを出発すると、「今日の赤城山は…」と、赤城山を見るのが習慣になった。日によって、山の形は変わらずとも、見え方が違うのだ。今日の赤城山は、完璧だ。背後の深い青空、それに緑を足した濃い山並みが、朝日に照らされ輝いている。
旧粕川村
2004.12.05前橋市へ編入。
今日は前橋市を巡っていく。前橋市は、かつて5つの市町村にわかれていた。まずは旧粕川(かすかわ)村へ。赤城山を源流とする粕川は、旧粕川村を通り、伊勢崎市で広瀬川と合流したあと、最後は利根川と合流する。
駅舎にやって来た一台の車から、野球部の子が出てきた。今日は日曜日。車のどんっ、という音が、行ってきますの合図。
旧大胡町
2004.12.05前橋市へ編入。
次にやって来たのは旧大胡(おおご)町。街の中心部を歩いた。
旧宮城村
2004.12.05前橋市へ編入。
徐々に、真正面から赤城山が近づいてくる。実際は、自分が近づいているのだが、山が近づいてくるように見える。旧宮城村から、前橋市のまちなみも眺めた。珍しい鼻毛石(はなげいし)の町名も、信号に堂々と書かれていてかっこよかった。
群馬には赤城神社がいくつかある。その中でも旧宮城村には、三夜沢(みよさわ)に赤城神社が鎮座している。赤城山の裾野、静かで木々が高く、冷んやりした風が流れていた。
旧富士見村
2009.05.05前橋市へ編入。
三夜沢の赤城神社から、今度は赤城山へぐんぐん登っていく。途中から風の冷たさが増し、痛い。カーブを進むごとに看板の数字がどんどん増えていき、99まであった。ネットには「酷道」「恐るべき道」などといった記載があったが、同じ気持ちだ(別ルートもある)。そして、今度は赤城山の大沼に佇む、赤城神社へ訪れた。
やはり、神社までバイクで来ている人も多かった。もう、寒かろうに。「ほんと、ご苦労なこった」と自分も原付だけれど、思った。
前橋市
そして、最後は前橋市である。先に朝一番、旧粕川村へ訪れる前に、大室古墳群にも寄った。
ぼくはこの鐘を撞いたことがある。ふっふっふ。
前橋の中心街は、4、5回ぐらい来ている。直近で訪れたのは、去年の10月だったけれど、地元の方と夜にスタジオを借りて、カラオケに連れて行ってもらったりした。そういうことを、まちを歩くと思い出す。
前橋のおうちでお世話になっている方が、「ほんこんでしょ」と仰っていて、訪れた。
誰かに、連れて来てもらったことがある…。誰かは思い出せない…。自分の意思で行かないと、お店の名前も忘れてしまっているものだなあと。タクシーの道中が覚えられないのと一緒で。
萩原朔太郎さんが気になって、入ってみることにした。詩だけではなくて、音楽や写真も好きだった方だと知った。萩原朔太郎賞を受賞された、詩人・川口晴美さんの展示も一緒に拝見しながら。
さて。もう少し回りたいところもあったけれど、時間だ。今日は14時から、J2第11節、ザスパクサツ群馬vs徳島ヴォルティスの試合がある。現地観戦へ。ガンバレ、ザスパクサツ群馬!
ぼくは、スポーツなら何でもチェックするのが好きなスポーツのミーハーである。最近のサッカーはプレミアリーグ、アーセナルとマンチェスターシティの直接対決が、どうなるのだろうかと気になっている。ミーハーっぽいでしょう。
Jリーグ観戦は初めてだった。やっぱり、スポーツはいいなあ。そして、地元で応援したいチームがある、ということが、また素晴らしいなあ。サッカーはチーム数が多い。より一層、地域に根ざしたチームの姿があるよなあと思った。ザスパクサツ群馬は現在、J2で7位。ここからだ! もちろん、ぼくの地元ファジアーノ岡山も応援している。一緒に行きましょう。J1へ!
と、今日はここまで。前橋市のみの散策ではあったけれど、赤城山まで訪れたり、午後からJリーグの観戦ができたり、目まぐるしく新鮮な1日だった。熱い戦いはまだまだ、はじまったばかりだ。
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