ふるさとの手帖

市町村一周の旅

河岸段丘が生み出す地形に圧倒されて。【旧市町村一周の旅(群馬県)】

河岸段丘が生み出す地形に圧倒されて。【旧市町村一周の旅(群馬県)】
沼田市→旧白沢村→
(沼田市→旧白沢村→)旧利根村→旧黒保根村→旧東村→旧大間々町→旧新里村→桐生市→旧笠懸町、の計9つ。
2023.04.22

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】

10/175
5.71%
訪れた旧市町村の数【85/2,091】
85/2091
4.06%
総計【95/2,266】
95/2266
4.19%


2023年4月22日(土)

朝5時。本物の冷たい風が、びゅうびゅう吹いている。空の気配も冬である。服を着込んで出発した。昨日泊まっていたのは沼田市の健康ランドで、お風呂に入って、仮眠室でぐうすかと休んで、ひっそり旅情を感じた。

沼田市

最初に訪れたのは天空の城下町、沼田市。沼田城跡へ訪れた。昨日も書いたけれど、沼田城は真田氏と北条氏沼田城を巡った駆け引きによって、歴史が大きく動いた。

朝、風が冷たい。
まちなみを見下ろす。利根川を中心に地形が広がる。
沼田城跡へ。今は公園になっている。

真田信之の居城だった。
地元の方がたくさん散歩をしていた。

まちなみも歩く。

静かな朝の中に、美しさを感じつつ。

旧白沢村(沼田市)

利根郡白沢村
2005.02.13沼田市へ編入。
次にやって来たのは同じく現在は沼田市の、旧白沢村。片品川による河岸段丘が有名だ。素晴らしい景色が広がっていた。
旧白沢村へ。斜面が美しい。

高低差の規模感がすごい。

ビューポイントまで行った。片品川を挟んだ景色。河岸段丘の壮大さ。人間ではこの地形をつくるのは無理であると思った。

自然の力はとてつもなくすごい。

旧利根村(沼田市)

利根郡利根村
2005.02.13沼田市へ編入。
次に訪れたのは旧利根村。やはり、有名な吹割の滝へ訪れることにした。
沼田市利根支所。
サル調査中。

穏やかな朝が広がっていた。
吹割の滝へ。これこそ、と言われている場所はもう少し奥。
川の流れと音。

着いた。広い川幅に緩やかに水が落ちていく。

新芽。

前回の旅ぶりに訪れたけれど、何度見ても滝はいいものだ。

旧黒保根村(桐生市)

勢多郡黒保根村
2005.06.13桐生市へ編入。
ここからは赤城山の裏を通って、旧黒保根村へ。不思議な名前の地名だなあと思う。赤城山が古くには「久呂保(黒保)(くろほ)」と呼ばれていたそうだ。
山を越えて、集落へ。
黒保根支所。
水沼駅にて。温泉マーク。

道の駅くろほね・やまびこにも訪れた。
キクイモ、美味しそうだ。
山うどなんて、絶対に美味しい。

自然に囲まれた場所はいいなあ。

旧東村(みどり市)

勢多郡東村
2006.03.27笠懸町、大間々町、と合併。
次は旧黒保根村の国道122号線をそのまま北上して、旧東村へ。群馬県にはかつて3つの東村があったけれど、みどり市の東村でラストだ。
道の駅で桜吹雪を見た。
草木湖へ。
草木も唄っている。
富弘美術館。前回も訪れた。

富弘さんの作品はとても好きだ。今ここにある幸せを、全力でやさしく、教えてくれるから。館内は撮影できないが鑑賞した。朗読会が行われるようで、その光景も良かった。建物を出ると、足下の花がより輝いて見えた。

みなさんも、ぜひ。
富弘さんが愛した自然がいっぱい。
旧花輪小学校記念館。閉館していたけれど、外観だけ。

旧大間々町(みどり市)

山田郡大間々町
2006.03.27笠懸町、東村、と合併。
後半戦、次に訪れたのは旧大間々町。旧白沢村は片品川の河岸段丘だったけれど、大間々町は渡良瀬川による河岸段丘の地形になっている。
貴船神社へ。

京都の地名の貴船神社さん。本当にあるのかな、と思ったら、あった。とてもいい神社だった。

鳥居の横はトンネル。
天狗さんだ。
高津戸峡へ。地形が美しい。
雄大な渡良瀬川。
まちなみも美しい。

大間々は大正や昭和の建物の雰囲気が残っている。晴れていたので空も広く、素晴らしいまちなみだった。

旧新里村(桐生市)

勢多郡新里村
2005.06.13桐生市へ編入。
あともう少し。次は旧新里村へ。「群馬県立ぐんま昆虫の森」へ訪れてみた。
昆虫の森らしい看板。
顔看板も可愛い。
広大なフィールドにはいろんな生物がいる。
観察館の建物はとても立派だ。

ぼくも虫を探したくなった。
目一杯。
観察館へ。

いろいろな展示を見た。昆虫は一生懸命、生きている。

富弘美術館では花の美しさを感じ、昆虫の森では、命を輝かせる昆虫たちを見た。花や昆虫を見習わなきゃ。命ある限り、命を燃やさなきゃね。

新里総合センター。

中塚古墳も行ってみた。群馬は本当にたくさん古墳がある。

桐生市

今度は桐生市へ。まずは「床もみじ」で有名な宝徳寺へ。

宝徳寺へ。

枯山水が佇む。

床の反射はすごかった。

鏡ではなく、床である中で、これだけ反射すると、不思議だなあと感じられた。

本堂にて。
日本庭園のシンプルな美はいいな。

今度は市街地へ。
桐生織物記念館。

「西の西陣、東の桐生」という言葉がある。桐生は養蚕が盛んだった上で、織物が非常に発達したまちだ。気になったので、織物記念館へ訪れた。 これまでの群馬県の旅で、「養蚕」、「製紙」と出会ったけれど、今度は手元に届く「織物」だ。技術が発達し、文化として育つということは、素晴らしいなあとつくづく思った。

桐生駅の近く。

渡良瀬川。
桐生は山並みも合わせて美しい。

笠懸町(みどり市)

新田郡笠懸町
2006.03.27大間々町、東村と合併。
そして、最後は笠懸町へ。岩宿遺跡あたりを訪れた。
鹿の川沼。

岩宿遺跡。出土品によって、日本文化の起源が旧石器時代に遡ることが初めて立証された。
資料を見ることもできる。

最後に、みどり市役所。
笠懸という地名も好きだ。

今日はここまで。河岸段丘という静かで生活の中に溶け込んでいる地形と、今日は数多く出会った。花や昆虫、身近にある輝かしい存在も知った。この地球をつくったのは、人間じゃないのだなあ。と、思想っぽくならざるを得ないほど、平凡かつ均衡のある、壮大なものと出会っている気がする。

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