今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】
訪れた旧市町村の数【69/2,091】 総計【79/2,266】2023年4月19日(水)
昨日の雨で濡れた路面が朝日に照らされ、呼吸をしている。冷え込んだ朝の空気の中で原付を走らせていると、午後からは暑くなるという天気予報が嘘のように思えてくる。が、午後からは汗だくだくになったのであった。
今日は旧群馬町から安中市まで、計8つある新旧のまちを訪れた。拠点にさせていただいている前橋市から、上毛三山の赤城山はよく見える。そして、残りのふたつである榛名山と妙義山は近くで見たことがなかったけれど、今日、山の麓まで訪れた。間近で見上げる堂々たる山の佇まいに、自然が織りなす壮大さと人間の刹那を重ねながら。
旧群馬町(高崎市)
2006.01.23高崎市へ編入
最初に訪れたのは旧群馬町。静かな住宅街で、少しずつ山も近く感じる。三ツ寺公園へ訪れた。
旧箕郷町(高崎市)
2006.01.23高崎市へ編入
旧榛名町(高崎市)
2006.10.01高崎市へ編入
旧倉渕村(高崎市)
2006.01.23高崎市へ編入
小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)は、江戸時代幕末期の家臣だ。渡米の経験から、海外の先進文化を持ち帰り、日本の近代化のために尽くした人物。だが、反逆の罪によって、故郷のこの地で命を落とした。明治ではなく、幕末だったことが、悲しい結末を呼んでしまった。江戸と明治では、同じことでも、ぜんぜん違ったのかもしれない。
旧松井田町(安中市)
2006.03.18安中市と合併
旧妙義町(富岡市)
2006.03.27富岡市と合併
妙義神社の石段は大変だったが、江戸時代の人々は、すべて歩いて参拝したのだと思うと、麓まで原付で来ているぼくなんかは大したことがない。厳かな神社であった。
富岡市
ここからは、富岡市の市街地近くへ。富岡製糸場は訪れたことがあるので、違う場所へ行ってみることにした。
門をくぐって階段を降りた先に社殿がある。珍しいと思う。長野県の小諸城を思い出した。
群馬県立自然史博物館に来たけれど、事前予約制だったので、断念、残念。
富岡製糸場は、「製紙」の分野で大きな役割を果たした。つまり、増産が可能になった養蚕から、大量に製紙することができるようになったわけだ。「養蚕」技術を全国に広めた高山社跡の紹介もあって、話がつながった。チームプレーだし、国の流れでもあった。
安中市
最後は安中市へ。「羊神社」が気になったので、行ってみることにした。
羊太夫は伝説上の人物とされ、多胡郡にゆかりのある人物だそうだ。
午後からは暑かったが、さまざまな自然や、その中にある歴史に触れることができて、嬉しかった。1日に何キロ走っているのか、計算できていないものの、かなり山道を走ったので、カブ号にはお疲れ様、ありがとうの気持ちだ。
あと、旧倉渕村から旧松井田町に抜ける山道で、目の前を、野生の雉が、通り抜けた。お互いに目が合い、雉は「しまった!」という表情をしていたのだった。
LEAVE A REPLY