ふるさとの手帖

市町村一周の旅

舞台は群馬県へ。土地にゆかりのあるものたち。【旧市町村一周の旅(群馬県)】

舞台は群馬県へ。土地にゆかりのあるものたち。【旧市町村一周の旅(群馬県)】
旧尾島町→太田市→旧新田町→旧薮塚本町→旧赤堀町→旧東村→旧堺町→伊勢崎市の8つ。
2023.04.17

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】

10/175
5.71%
訪れた旧市町村の数【55/2,091】
55/2091
2.63%
総計【65/2,266】
65/2266
2.87%


2023年4月17日(月)

舞台はいよいよ埼玉県から、群馬県へ。巡っていると、今日まで何日経ったのかがまったくわからない。もちろん、ちゃんと計算すればわかる。8日間だ。でも、2週間ぐらい滞在していた気もするし、1ヶ月ぐらい巡っていた気もする。時間の経ち方が遅く感じられて、まだ4月の半ばなのか、という感覚だ。

今日は群馬県太田市の旧市町村、伊勢崎市の旧市町村を巡った。あわせて8つ。振り返って行こう。

旧尾島町(太田市)

当日の朝は埼玉県本庄市にいたのだが、群馬県に向かうべく利根川を渡ったとき、風がびゅうびゅうに強くて、スピードが全然出なかった。カブ号は車体が軽いので、風に弱いのだ。ふう、とようやく旧尾島町へ辿り着いた。最初に訪れたのは、世良田(せらだ)東照宮。

旧尾島町にやって来た。2005年に太田市と合併した。
朝日と小川と。
徳川氏発祥の地、世良田東照宮。

東照宮という名前の通り、徳川家康を祀っている神社。そして何より、世良田の土地が徳川氏の発祥の地とされている。

建物に貫禄がある。

世良田東照宮のすぐ隣にある長楽寺にも訪れた。

ぐんま巡り。
一つ引き両紋(新田義貞)と一橋徳川家の家紋かな。

犬の散歩をしている人たちが揃って挨拶をしてくださるので、うれしい。

世良田公園。
野球、12回まで出来るよ。
八坂神社へ。

もうひとつ、八坂神社へ訪れた。貞観18年(876年)に創建されたという。

鳥居も古く味わい深い。

参道は煉瓦なのが、群馬らしさを感じる。
世良田駅。

世良田の地域は神社やお寺がいっぱいあることを、身近に感じた。そして、どの建物も重みがあった。

太田市

次に訪れたのは太田市。前回は金山城跡を訪れていた。今回も訪れたけれど、その前に冠稲荷神社へ。

スクールバス。
冠稲荷神社。と、書かれた額は、タモリさんも漆を塗ったらしい。ブラタモリでお越しになられたって。
新緑に包まれた境内。

隣には幼稚園があって、先生方が境内のお掃除も一緒にされていた。清々しい空気。

ここから、さらに市街地へ。

朝の通学。
太田市役所。大きいなあ。
太田駅。

奥には金山城跡の山が。
金山城跡からの景色。前回は曇りだったので、今回は晴れてうれしい。

旧新田町(太田市)

次は旧新田町へ。名前の通り、新田義貞が生誕した地である。先日は畠山重忠ゆかりの地へ訪れた。畠山重忠は鎌倉時代の武士の鑑と言われた人物だが、新田義貞はその鎌倉幕府を滅ぼしたことで、偉人と称されている人物である。そうした時代を経て、現在がある。

「薬師様」として古くから親しまれてきた、反町薬師尊へ。
創建は708年で、やはり歴史がある。

変わった木だ(多分イチョウ)。

次に、国指定史跡の矢太神沼水源へ。

矢太神沼水源(やだいじんすいげん)。利根川にそそぐ石田川の源流だ。新田荘(にったのしょう)の開発にこの水が使用されていたという。
風。

次は生品神社。平安時代からある古社で、新田義貞が鎌倉攻めを始めた際に、旗揚げをした場所とされている。
新田義貞公の銅像。

太平記の里。

土地にゆかりのあるお酒はいいな。

旧藪塚本町(太田市)

太田市の最後は、旧藪塚本町へ。「三日月村」を訪れた。三日月村は江戸時代をテーマにしたテーマパークだ。

道中、大きなカカシがいた。奥にも。

三日月村と、蛇のスネークセンターがある。
三日月村へ。江戸時代に来たみたい。

復元宿場町。

茶屋に入ることにした。

お昼時でもあったので、茶屋で蕎麦をいただく。

村の仕組みとして、現金で寛永通宝を買い、寛永通宝で支払いをする。面白い。
茶屋の中。

山菜ざるそば。美味しい。

茶屋の中は周囲の景色も含めて、本当に江戸時代にやって来たみたいで、ワクワクした。中山道の宿場町を想像したのであった。

藪塚本町文化ホール。

周東選手の母校。そうなんだ、知らなかった!

旧赤堀町(伊勢崎市)

ここからは、太田市から伊勢崎市に移る。まずは旧赤堀町へ訪れた。赤堀せせらぎ公園へ。

赤堀せせらぎ公園。
鯉のぼりだ。

せせらぎ公園の近くで、鯉のぼりたちがずらり。もう、今日なんて見事に風が強いので、泳ぎまくりである。

赤堀コミュニティ広場。歴史民族博物館は休館日だった。
よく見ると。

よく見ると、赤堀町の「町」が埋めたてられていた。文字は見えるけれど。

旧東村(伊勢崎市)

次は旧東(あずま)村へ。最初に小泉稲荷神社へ向かった。

大きな鳥居だなあ。

これも小泉稲荷神社の鳥居だ。

小泉稲荷神社へ到着。鳥居の数がすごい。
たくさんの、奉納。

鳥居を抜けて。
神社近くは穏やかなまちなみだ。

伊勢崎市あずま支所。

旧境町(伊勢崎市)

残すは2つ。まずは旧境町へ。境ふれあいパークと、伊勢崎市境支所を目指す。

道中見つけた謎のコンビニ、さくらみくら。

「さくらみくら」初めて見てびっくりした。店内に入ってみると、まさにコンビニだ。ゼンショーHDが経営していて、大企業だから、事業拡大とは別の狙いがあるのかもしれない。店舗はおそらく群馬県にしかないはずだ。

境ふれあいパーク。

境町駅。

伊勢崎市境支所。

伊勢崎市

最後は伊勢崎市へ。前回の旅では旧時報鐘楼を訪れたけれど、今回は先に華蔵寺公園に行ってみることに。

まちと観覧車。華蔵寺公園には遊園地も一緒にある。
華蔵寺公園。

華蔵寺遊園地にも入った。

そして、観覧車に乗る。

観覧車が気になるので、いざ乗ってみた。すると、だ。窓が開いているのだが、風が轟々と鳴り響き、絶えず揺れまくり、心臓ドキドキであった。ただ、景色はやはり素晴らしかった。

観覧車からのまちなみ。赤城山も綺麗。

無事に降りられてホッとした。

前回の旅でも訪れた、旧時報鐘楼。
加えて、伊勢崎神社へ。1213年に創建したとされる。
彫られている模様がまたすごい。

群馬の寺社仏閣は歴史を感じるなあ。
伊勢崎市役所にも寄った。
市役所前、石川泰三さんの銅像。伊勢崎町第4代町長。現在につながるまちの都市計画をおこなった人物だ。

風が強くて、なかなか苦労した1日だったけれど、無事に終えることができてよかった。黄砂ではなく砂塵が舞っていた。そして、神社仏閣をはじめ、土地にゆかりのあるものが、それぞれの場所にあるのだなあと。旧市町村の単位に、助けられている。あと、バイクのミラーで顔をふとみたら、鼻の皮が白くむけていた。明日は日焼け止めを塗ろうかな。

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