沖縄本島から東に400km、絶海の孤島”南大東島”へ冒険の旅。【市町村一周の旅】

沖縄本島から東に400km、絶海の孤島”南大東島”へ冒険の旅。【市町村一周の旅】

今朝、緊急地震速報で奄美南部・沖縄北部を中心とした地震がありましたね。大きな被害がなさそうで何よりです。僕もつい先日まで近くにいましたが、今はそんな沖縄本島から東へ400km、東京から神戸ぐらいまで離れた場所にいます。

今日までの旅メーター

旅で訪れた都道府県の数 【47/47】

47/47
100.00%
全ての市町村を訪れた都道府県の数【45/47】
45/47
95.74%
実際に訪れた市町村の数 【1,730/1,741】
1730/1741
99.37%

 

実際に訪れた市町村の数が1,730となりました。ゴールの1,741まで、数えやすくなりましたね。市町村一周まであと11。

”沖縄の離島旅、大計画” (赤色=クリア)
①沖縄本島付近

那覇「泊港」から:粟国、渡名喜、久米島渡嘉敷座間味
本部港から:伊江島
今帰仁「運天港」から:伊是名伊平屋
その他:南大東、北大東
②宮古諸島
宮古、多良間
③八重山諸島
石垣、竹富、与那国

そして今回やって来た島の名前は「南大東島」

みなさんは島の名前に聞き覚えがありますか?台風シーズンでよく聞く名前かもしれません。「その他」に分類していましたが、大東は大東地方、って感じなのです。特徴はなんといっても「孤島」であること。島に行くまでの距離、そして島へ船で上陸する難しさ。

琉球人の間でウフアガリ島として知られていたそうであるが、明治18年沖縄県庁の探検により日本国標が建てられ、沖縄県に所属した。それにより数年を経て6名の者により開拓が試みられたが、島の周辺が険峻にして上陸できず断念する者、上陸はしたが物資を放置して引き返す者、未着手のままで断念する者等、いずれも失敗に終わった。

ーHP島の歴史より引用ー

 

南大東島の港がマニアの間で有名なのをご存知でしょうか。島全体が珊瑚礁の隆起によってできており、まともな港がほぼ皆無。島の念願で、岩盤をゴリゴリ掘り出した「岩盤掘り込み式漁港」が作られました。まともに接岸できないため、船からは「コンテナ」で陸に降ろされるという唯一無二の特徴があります。でも、船でこの時期に行くのはかなりハイリスクなので、しばらく前から飛行機の予約を取っていました。

那覇から400km東へ。
絶海の孤島。

 

沖縄本島から400km離れた場所に位置する南大東島と北大東島。その間にはただ海が広がるばかり。

そんな南大東島への冒険、いざ行ってみましょう。


南大東島行き。

 

席は満席。ほとんどは、地元の人と仕事の人。

琉球エアコミューターに乗って。

 

JALの子会社的な位置付けです。

フライトは約1時間。
南大東島が見えてきました。
なだらかに見えますね。

 

でも、海岸線は全て珊瑚礁。いずれも海抜15〜30mの断崖絶壁、まさに孤島。

空港へ到着しました。

 

本当に遠い場所にあるので、上陸できただけでもガッツポーズしたいぐらい嬉しいです。

送迎車に乗ってホテルへ。

 

なんといいましょうか。南大東島へ来るまで沖縄本島付近の離島を色々巡ってきましたが、雰囲気がまるでまるで違いました。

「あれ、南半球に来たのかな?」と疑ってしまうほどの暑さ、そして風土。赤道を越えずともどこか東南アジアの国にやって来たような、そんな車窓からの景色に驚きを隠せません。

ホテルよしざとさんに宿泊。

 

チェックインを済ませて、「向かいに大東そばと大東寿司が食べられるお店があるよ〜」と教えていただきます。

いちごいちえさん。


店内は懐かしい雰囲気。
大東そばと、大東寿司のセットをいただきます。
自家製のちぢれ麺にあっさりしたスープ。

 

皆さんが思う以上に、麺はちぢれていました。

大東名物「大東寿司」

 

保存が効くように甘めのタレに漬け込んだ「島寿司」は八丈島など東京の離島にルーツがありますが、実は大東島の開拓者も八丈島の出身。同じような調理法で作られた「大東寿司」は今では沖縄の名物料理となり、本島でも多くの方に親しまれています。

大東そばと大東寿司、どちらもとっても美味しかったです。


島をぐるっと巡りましょう。

 

ホテルで自転車をレンタルして、島内をぐるっと巡って行きます。

ただ、「暑い!!」

もう一度言います、「暑い!!」

上着は前カゴに投げ入れて、長袖のヒートテック1枚。それを半袖にめくりあげて、汗だらっだらで巡りました。

ご近所の路地にバナナ。
今まで出会わなかった雰囲気ばかり。

野球場もあった。

島は基本的に赤土。

こんにちは。

12月17日。

 

12月の夏雲、不思議な気持ちで見ました。

サトウキビの収穫。

 

南大東島も、島の一体はさとうきび畑。

日の丸展望台へ。

 

島で一番高い、日の丸展望台へやって来ました。パノラマとして島を一望できる場所。標高は、なんと56m。

暑いけど、本当いい景色。



村役場は立派な建物です。
大東神社へやって来ました。

 

祀ってあるのは「天照大神」だそうです。こんな場所にも本土と変わりない神社があるのですね。

境内に入った瞬間100匹をゆうに超えるヤブ蚊の大群に襲われました。急いで進む。

こちらがお宮。

 

雰囲気としては本土では見られない、沖縄らしい、いや南大東島らしい神社でした。

夜にはダイトウオオコウモリが飛び回るそう。

 

神社を抜けると蚊の危険性から脱出。しかしまた日差しが。

行きたかった港へやって来ました。

日本のどこを巡っても滅多に見られない、掘り込み式漁港。

 

Googleマップを見ても分かるのですが、港って通常「埋め立て」て作るものなのに、ここだけは「掘り込んでる」わけです。しかもこの港ができたのはここ数十年の話でして、島がどれだけ孤島なのかよく分かる港。

おかえりなさい。
奥に見えるのが、北大東島。

 

日本をあちこち巡っていて、この港のことはよく話題になりましたから、直接見れてよかったな。

ため池。

 

あちこち凄いなぁと思いながら島内を巡りましたが、観光の目玉が実はまだ残っています。冒頭でも南大東島は珊瑚礁隆起による島だと述べましたが、すなわち「鍾乳洞」があるのですね。

観光用に整備された星野洞。

 

島内には100を超える鍾乳洞があるといわれていますが、一番有名なのは「星野洞」という鍾乳洞。事前予約制ですが、この中に絶景の鍾乳洞が眠っています。

シェルターのような長い通路を進んだ先が鍾乳洞。

 

通路を歩き終えて入り口の扉を開けると、ムワッとした湿気が襲います。しかし、ライトアップされた無数の鍾乳石が見えてきました、足がどんどん進んでいきます。

凄い!

 

内部の広さは約1000坪。長く伸びた鍾乳石がまるでつららのように、そしてその数が本当に無数に覆い尽くされています。

圧巻です。

 

日本三大鍾乳洞はもちろん、いろんな鍾乳洞へお邪魔してきたつもりでしたが、この星野洞にはビックリさせられました。それぐらい、無数の鍾乳石や広大な光景は圧巻。

「星野洞」は外気に触れることなく、風化していない真っ白な鍾乳石が多く、極めて保存状態が良い学術的にも貴重な洞窟とされています。またそれらを守る為に洞窟の入口は二重扉の構造になっていて、洞窟内部の湿度は常に100%近くに保たれているのです。また保存状態の良さの一因には南大東島近辺で大きな地震が無いということも寄与しているそう。

ギリシャ神話か何かの舞台で今から何か起こりそうな感じ。

まさに地球が創り出した芸術です。
一番太い鍾乳石。太すぎて全然映らない。
あまりに素晴らしい世界でした。

 

本当に美しく、悠久の時の流れを感じさせられるような、自分の価値観がまた塗り替えられた瞬間なのでした。


外はやっぱり夏模様。


人工的に作られたプールの方へやってきました。
透き通った海。中には小魚がたくさん泳いでいます。
人工プール。

 

多分海水ですけど。と言っても、こうして人工的に作らなければ子供が安心して泳げる場所もなかったんだなぁと。

では、ホテルへ戻りましょう。
夕食。とっても美味しかったです。
最後に星空を見た。

 

右上の細い線は、流れ星ですよ。


南大東島は本当に面白い場所だなぁと。でも12月じゃなかったらどんな暑さなんだ。考えたくないです。

自然、作物、景色、鍾乳洞、島全体が丸ごと博物館のような、そんな大冒険の1日なのでした。天気の良い日に来ることができて本当によかったです。

明日も良い1日になりますように。

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