ふるさとの手帖

市町村一周の旅

琉球王国生誕の地、伊是名島の歴史を歩く。【市町村一周の旅】

こんにちは、かつおです。昨日は修学旅行生の多かった伊江島を巡りましたが、そのあと今帰仁村のゲストハウス「結家」さんにお邪魔しました。

虹が出た(今帰仁村)
ゲストハウス結家さん。

 

旅人界隈ではすんごい有名なお宿です。旅系の人はほとんど知ってる。

家の奥はすぐに海が。

広々としてて、とっても過ごしやすくてただ最高です。

いい夕焼けでした。

 

結家さんでは毎晩20時から自由参加のおかず交換会、沖縄でいう「ゆんたく」があります。それがとーっても楽しいんですよね。

誕生日のサプライズもありました。

 

平日ですが色んな方が泊まっていて、ホント色んなお話を聞くことができました。全国で600人しかいない装蹄師の方、競馬で400万勝った人、大手企業の人、ホント色々です。

あっという間に時間は過ぎていきます。そして名残惜しくも就寝。


おはようございます。今日目指す場所は、タイトルに書いている通り「伊是名島」です。伊是名島は琉球王国の国王尚円王が誕生した島として知られています。昔ながらの集落にダイナミックな自然、歴史と絶景を探しに行きましょう。

伊是名島は今帰仁村の北にあります。

 

伊是名島へのアクセスは、今帰仁村の「運天港」からフェリーで約55分ほどの船旅です。

運天港に来るのは初めて。

フェリーいぜな「尚円」
フェリーの横側には「金丸像」が。

 

金丸とは若き日の尚円王の名で、農民の家柄から琉球の国王にまで登りつめた伊是名島のヒーローです。

では、船旅の始まり始まり。

船が出て間も無く、みんな大好き古宇利大橋が見えます。

 

去年古宇利大橋へは行きましたが天気はさほど良くなかったので、晴れた日に出会えて良かったです。

古宇利島。

 

そして約55分、ゆるりゆらり。


伊是名島が見えてきました。
フェリーターミナル。

 

無事に到着です。今日も島旅は日帰り、滞在時間はおおよそ2時間ほど。自転車をレンタルして、島を一気に巡って行きます。

ボッロボロの自転車と。

 

お借りした自転車、チェーン外れて当たり前、みたいな厳しい状態の自転車でした。島旅らしくて気合が入ります。

それでは巡って行きましょう。

集落の方。
尚円王御庭公園。

 

先ほど船に描かれていた尚円王(金丸)の像にご挨拶。伊是名島、お邪魔します。


味がある。
マスターボール見つけた。
サトウキビのある景色。

 

緑豊かで島っぽくない景色も。サトウキビの収穫はこれからどんどん始まっていきます。

島に一つしかない信号。

 

「島に信号がない」、「島に一つしか信号がない」って結構良くある話で、伊是名島の場合、信号は一つだけ。逆に一つあるということは教育的な意味でして、子供たちに信号のルールを覚えさせるためというのが主な理由です。

中学校の近く。テニスコート。
山の方へ登って行くと、絶景が。

 

と〜っても気持ちいいです。

山と海、それぞれデコボコしている感じがある。
道も下り坂は最高。


お墓かな。
ゴツゴツ、ゴツゴツ。
慰霊塔がありました。伊是名出身の戦没者の名前も彫られています。

 

伊是名からも多くの人が出兵して命を落としているのですね。

海が青い。
伊是名城跡。

 

伊是名城跡は伊是名島の南東に位置し、11世紀~14世紀のグスク時代に築城されたと伝えられています。

琉球王国らしいグスク。

石垣で固められ、海側が絶壁となっていることから、難攻不落の城と言われていたそうです。

ターシ浜。

 

何度見ても、透き通った海は良いです。どの島へ行っても、見れるなら何度でも見ようと思います。

伊是名村ナンバーの原付。
集落に帰ってきた。

 

白い屋根って不思議ですよね。
あまり見慣れない。

 

どうしてなのかあまりよく分かりませんでしたが、朱色っぽい沖縄らしい屋根とはまた違う趣がありました。

最後に島の名産、もずくを買いました。

 

もずく、めっちゃ美味しいですね…


ということで2時間の滞在はあっという間、推進力のない自転車での島巡りは大変厳しい戦いでしたが、それでも伊是名島の雰囲気を存分に感じることができました。ここまで粟国島、伊江島と行きましたが、前2つとは雰囲気が全然違うなぁと感じます。地形もゴツゴツしていて、歴史も深い島ですから、どこか背筋がすっと伸びるような、そして清々しい気持ちです。

今日は修学旅行生もいませんでした。
明日も良い1日となりますように。

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