こんにちは、かつおです。今日は鹿児島県の薩摩半島を主に巡っていきます。
初めて訪れた町はいちき串木野市だけですが、そこからいくつかのまちを経由しつつ人とお会いする予定のある枕崎市を目指し、最後には鹿児島市へ戻るというルートです。枕崎市では鰹節工場に連れていっていただいたり普段の旅ではできないことも。それでは振り返っていきましょう。
①いちき串木野市
いちき串木野市の中心部からほどなく山手に進んだ自然の中にある、金山蔵。まだ朝早かったため中には入ることができませんでしたが、焼酎の蔵元として大変有名です。長い長い坑道の中に貯蔵庫や仕込み蔵があるのが特徴、またいつか行ってみたいな。
最近人気が急上昇している甑島(こしきしま)列島、僕も行ってみたいなと思いつつ今回は行けません。大きな有人島は上甑島、中甑島、下甑島の3つ。
海が近い、のどかなまちです。
②日置市
ここから枕崎まで、少し寄り道。
③南さつま市
④枕崎市の地域おこし協力隊、りっかさんにお会いに。
日置市、南さつま市と経由して向かったのは枕崎市。薩摩半島南西部、「太陽とカツオのまち」がキャッチコピーの枕崎。僕にとって聖地のようなこのまちにいらっしゃる、りっかさん。枕崎市の地域おこし協力隊として活躍されていらっしゃるのですが、縁あってお会いすることができ、市内を案内していただきました。
2回目の枕崎、再び戻り鰹。
カツオ料理のお昼をいただきました。「船人めし」は漁師が釣った鰹を船上で捌き、ごはんにのせて豪快に食べる漁師めしを現代風にアレンジした料理です。そのまま食べるもよし、出汁をかけてひつまぶしのように食べるもよし。
現地で食べるカツオってホント最高ですよね。共食いですけど、食物連鎖。
お昼をいただいた後、老舗の「鰹節製造工場」に連れて行っていただきました。
主に鰹節を製造している揚村鰹節商店さん。敷地内に入る前からカツオの匂いがプンプンします。
りっかさんが社長さんとお繋がりがあり、大変貴重なことに工場内を見学させていただきました。
素早い手捌きでカツオの「骨抜き」作業をするのはほとんどが海外の労働者でした。美味しい鰹節を本当にありがとうございます。
結構カッチカチです。冷凍バナナより硬い気がした。
全く知らなかった工程ですが、鰹節ができるまでに「日干しとカビ付け」という作業があります。裸節を1~2日間天日乾燥した後、純粋培養した優良かびを噴霧し、(かびつけ室)に収容すると2週間ほどで青緑色のかびが生えるそう。
カビ付けによって、出汁の透明度や香りに違いが出るんだそうです。チーズなどでもカビを利用しますが、鰹節にカビが関わっているって、びっくりですよね。
りっかさんも製造過程を見られたのは初めてだったそうで、本当に貴重な体験をさせていただきました。綺麗なパッケージになったものしか店頭で見ることはありませんが、いろんな人の思いが商品には込められています。
りっかさんとはここでお別れです、素敵な体験をさせていただき本当にありがとうございました!枕崎市のことや鰹節、現地で直接お会いして案内していただけて夢のような時間でした。
⑤同級生のいる鹿児島市。
枕崎市を後にして、今日は鹿児島市が目的地。
中高の同級生はまちゃん、中学は野球部の仲間でした。今は鹿児島で大学院生をやっています。
原付旅が終わりに近い中で、いろんな人と会えて幸せだなぁと、つくづくそう感じた1日でした。ホントに感謝です。
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