ふるさとの手帖

市町村一周の旅

九州前半も今日で最後です。佐賀県東部、有明海と山あいを交互に進む。【市町村一周の旅】

こんにちは、かつおです。今日は九州前半の旅でも最終日、佐賀県へ入っていきます。

海側と山間部合わせて8つのまち。

 

今日訪れた佐賀県のまちで、「福岡県」「長崎県」「佐賀県」全ての市町村へ行くことができました。

さらに、訪れた市町村の合計は1,644(/1,741)と、残りの市町村もいよいよ100を切りました。

残りの数が2桁になる日が来るなんて、なかなか想像つきませんでした。


さて、今日訪れたまちは以下の通りです。

太良町→鹿島市→嬉野市→白石町→江北町→大町町→多久市→小城市
 
それでは写真で振り返っていきましょう。
 

真っ赤な鳥居が海に、大魚神社の海中鳥居。ー太良町ー

朝5時30分頃、長崎県大村市から佐賀県太良町へ出発します。大村湾から有明海へ、多良岳の外周をぐるっと回るように進むこと約50キロ。

有明海へ。

 

有明海が見えて来ました。ちょうど朝日が昇ってきます。

奥には雲仙岳が。

 

穏やかな有明海。

海と反対側はみかん畑。太良町はみかんの生産も有名です。
中心部へやってきました。

そして、大魚の海中鳥居へ。

赤い鳥居が海に並ぶ。

 

海中鳥居は、海の守り神として30年ごとに建て替えられ、長い間大切にされてきました。

大魚神社、そして多良岳へ向いている。

 

多良岳を背に、有明海と共に歩んできた太良町。海中鳥居が建てられたのは300年ほど前だそうですが、豊漁と海の安全を祈願する人たちがいまも訪れ大切にされています。

いまは潮が引いている時間。

 

潮が満ちている時間は、鳥居の付け根は海に沈みます。太良町は「月の引力が見えるまち」と言われ、満干時の潮位の差がは他地域に比べても大きい。

これからも有明海と共に、あり続けて欲しいです。

日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社。ー鹿島市ー

日本三大稲荷、といっても候補は三つではありません。伏見稲荷大社(京都市)、笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、豊川稲荷(愛知県豊川市)、最上稲荷(岡山市)など。僕は伏見稲荷だけ行ったことがない気がします。他は全て訪れました。

さらに上記に加えて、三大稲荷の一つと言われているのが鹿島市の祐徳稲荷神社。朱塗りに極彩色の社殿から「鎮西日光」とも称され、商売繁盛などの祈念に年間300万人の参拝客が訪れます。

祐徳稲荷神社へ。参道は商店街になっています。
小川を挟んで
祐徳稲荷神社へ。

朱色の立派な社殿に目を奪われます。
音色が本当に綺麗だった飾り。

 

門をくぐり、一方通行の階段を登って社殿へ目指します。

清水の舞台みたい。
まさに豪華絢爛。
参拝しました。
孔雀かな。
社殿からの景色。

 

社殿へはエレベーターも設置されており、三大稲荷の名に恥じない立派な神社でした。

週末が秋祭り、古刹・琴路神社。ー鹿島市ー

鹿島市ではもう一つ、行きたい神社があるため向かいます。

住宅街の先に。
琴路神社。

 

琴路神社。鎌倉時代から由緒のある古刹です。大学の後輩のご実家がこちらということでお伺いしました。

時代を感じる。


大きな神社もいいですが、歴史ある神社というものはどことなく風格を感じます。地元に愛され地元を守る、そんな神社です。

11月頭には秋の大祭があり、そこにもお邪魔させてもらう予定です。

足湯、豊玉姫神社、懐かしい嬉野温泉。ー嬉野市ー

鹿島市を抜けて次は海から山側、嬉野市へ向かいます。

茶畑がありました。

 

先日福岡県八女市の大茶園を見ましたが、もともと飲む機会が多かったのは嬉野茶。実際に茶畑が観れただけでも嬉しかったです。

温泉街へ。

 

嬉野はお茶も有名ですが、「嬉野温泉」も大変有名です。

九州屈指の名泉として知られ、源泉は17ヶ所で湯量も豊富。食塩と炭酸を含有したアルカリ性の湯は良質で、汲み上げ時の温度は約100度あります。

江戸時代の嬉野温泉は長崎街道の宿場町として栄え、今でも嬉野川の清流に沿って60軒余の宿が建っています。

町を歩く。

豊玉姫神社。

 

温泉街の中に、豊玉姫神社という神社がひっそり佇んでいます。温泉と豊玉姫、そして、嬉野。

美しい肌の女神様、豊玉姫。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、豊玉姫は天皇家の直接の先祖にあたる神様で、日本書紀や古事記でもとても重要な役割をする神様とのこと。美肌の神様として祀られており、嬉野温泉のシンボルとして特に女性に人気の神社となっています。

手水はなんと温泉。

 

手水から流れるのは温泉で、あったかい。初めてかも。

男ですけど、せっかくなので参拝しました。

 

手を合わせる僕「肌が綺麗になりますように」

掃除。

足の蒸し風呂。

 

公共スペースには足湯と蒸し風呂が置かれていました。足湯は全国にあると思いますが、蒸し風呂は大変珍しいですね。

僕は足湯で。

 

朝は寒かったですから、足湯だけでも体力は結構回復するんです。

去り際の景色が綺麗だった。

白石町

次にやってきたのは白石(しろいし)町。江北町、大町町と合わせて「杵島郡」に位置する町です。

山を越えると、広い広い平野が。
佐賀平野。

 

白石町は佐賀平野の中に位置し町の南から東にかけて有明海に面します。

まだ夏みたい。

江北町

そして次は江北町。

今度は少し、山が近くなりました。
新宿(しんしゅく)。
江北町の肥前山口駅から佐世保線と長崎戦の2線が走っています。

大町町

次は大町町。長野県には大町市がありますが、こちらは町です。

今度は秋真っ只中のよう。収穫の時期が遅いのかな、酒米なのかな。
大町町役場。
干し柿。

近くで警察官の方がネズミ捕りしていました。お勤めご苦労様です。

孔子の里、多久聖廟。ー多久市ー

あともう少し、次に向かった多久市は「孔子の里」と呼ばれるまち。その最もたる所以は「多久聖廟」。宝永5年(1708)多久茂文が孔子像を安置し、領民に「敬」の心を培わせるために建てた孔子廟です。

多久市へ。

 

多久市は四方を山に囲まれた盆地で、緑豊かな自然も特徴です。

多久聖廟へ。
多久茂文公。

 

多久聖廟の創設者ですね。

多久聖廟は現存する聖廟としては足利学校(栃木県)、閑谷学校(岡山県)に次ぐ古い建物です。確かに足利学校では「日本最古の学校」と謳っていましたし、旧閑谷学校は国宝として知られています。多久聖廟も大変歴史と文化のある建物ですね。

苑内を散策します。

憤りを発して食を忘れ、楽しみて以って憂いを忘れる。老の将にいたらんとすることを知らず。

 

「その人となりは、事物の道理を研究して判らないと、何としてでも知ろうとし、憤りを発して食事をすることも忘れてしまい、事物の道理が判ると、楽しんで憂いのあることも忘れてしまいます。
この様に一心に学を好んで年の老いるのも知りません。そんな人物にすぎません。」と。

ヒェ〜。

いよいよ多久聖廟へ。

 

建築様式は、禅宗様仏堂形式と呼ばれる我が国の代表的な建築様式ですが、彫刻や文様で中国的な雰囲気を出しています。

国指定重要文化財となっています。

 

ちなみに多久聖廟は神社でもお寺でもありありません。孔子を祀っているということで、学問の歴史をありがとうございます、といったところでしょうか。

多久盆地。

 

展望台へ上がったのですが、イノシシの親子を見かけましたよ。

名水百選に流れる、清水の滝。ー小城市ー

今日最後のまちは小城市。小城市を流れる清水川は全国名水百選の一つに数えられており、その上流には「清水の滝」があります。

小城市へ。
佐賀市も近く、中心部は平野が広がっています。
中心部から滝のある方へ。

 

駐車場に原付を止めて、滝までの山の小道を散策します。

みかん売ってた。

ここにも地院が。

 

清水山見瀧寺宝地院といいます。今日は神社仏閣が多いですね。

清水の滝へ。

 

清水の滝へ到着しました。通常より水量は少なめですが、マイナスイオンたっぷり、気温も涼しくとても気持ちいい滝です。

虹がかかる。
滝から流れる清水側も美しい。

石像は肥前国主6代鍋島宗教(むねのり)公が大病を患った時、病気平癒を祈願して滝にうたれ凍死した藩士倉永清雄をたたえたもの。

 

観世音菩薩信仰としても有名な滝で、滝壺の降り口にある清水観音宝寺院は滝うけ行の霊場になっています。

滝行って、本気でやると凍死してしまうこともあるのですね…僕はスーパー銭湯でたまにある滝みたいな湯がいいです。


さて、これで佐賀県の旅も終了です。九州前半の旅、なかなか大変な日もありましたが無事終えることができてなにより。

九州の旅・後半は11月に入って以降になります。「熊本県」「宮崎県」「鹿児島県」が主な目的地。面積も広いですがしっかり進めたらと思います。

そして「鹿児島県の離島」、「沖縄県の離島」、「福島県浜通り」、「東京都の離島」。これらがまだ訪れていない地域となります。残りの市町村は100を切りましたが、まだまだこれからが本番という思いです。

ひとまず、九州後半の旅もまたよければ覗いていただけますと幸いです。


登校時の子どもたち、半袖の小・中学生がちらほらいて、佐賀県にびっくり…寒いよ…。

では、明日も良い1日になりますように。

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