こんにちは、かつおです。中四国の旅が終わってから原付を大学のある広島に残し、実家の倉敷へ戻りました。四国からの帰りが台風の前日ということで僕はギリギリ間に合いましたが、東日本にて被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。ニュースで出てくる地域は全て行ったことがある場所でとても心苦しいですし、去年の同時期は関東地方へいましたから、複雑です。今日訪れた新潟県も阿賀野川は思わず声が出るくらい増水していました。
1日も早く元の生活が戻りますことをお祈りしております。
そして旅路ですが、倉敷へ戻ってきた流れで京都を経由し、夜行バスに乗って新潟県へやってきました。
新潟県はまだ下越地方が残っており行く機会を伺っていました。日本海側の雪国ということでできるだけ早く行きたいと考えていたわけです。
の順番で巡っています。写真で振り返って行きましょう。
弁天潟風致公園。ー聖籠町ー
最初にやってきたのは聖籠町。とても小さな町ですが、弁天潟風致公園へ行きました。
弁天潟は新発田藩による加治川の治水工事の時にできた入り江を、当時、付近一帯を支配していた二宮家が新発田藩より借財の形として譲り受けたもので、二宮家の庭の一部でした。
新発田城。ー新発田市ー
新発田城は本丸の形が舟のように見えることから舟形城と呼ばれたり、周囲が湿地で菖蒲がたくさん咲いていたことから菖蒲城とも呼ばれます。そして、日本百名城に数えられています。
ちなみにすぐ隣は自衛隊の土地となっており、三階櫓までは貼ることができませんでした。一部だけ見学できると言う感じです。
新発田城、ひっそりと佇むお城でした。
乙宝寺。ー胎内市ー
次に向かったのは胎内市。乙宝寺(おっぽうじ)という古刹を訪問しました。
胎内市(旧中条町)の海岸砂丘の林の中に位置するお寺です。境内は往年の趣を残しており、田舎のお寺ならではの静謐さに包まれています。
参拝しました。本堂の内部にも入ることができましたが、大変厳かな雰囲気でした。
関川村
次にやってきたのは関川村。「道の駅関川」を中心に散策しました。
関川村、歴史の薫りが感じられました。
日本で最初の鮭の博物館、イヨボヤ館。ー村上市ー
そして今日最後のまちは村上市。村上市は皇后雅子様ゆかりの地ということもあり、このイヨボヤ館もしっかり作り込まれています。日本で最初の鮭の博物館ということで、鮭のまち村上市を見て行きましょう。
イヨボヤとは、村上の方言で鮭のことをいいます。村上市を流れる三面川のサケに関する歴史や文化などを知ることができ、季節によりサケの産卵やふ化するまでの様子を観察できます。
中に入って早速15分ほどのビデオを見ました。三面川という鮭の川に回遊して帰ってくるまでの流れや漁について、村上という町について、少し古いですがかなり美しい映像でした。
イヨボヤ館のすごいところは、三面川の分流「種川」に設置された10カ所の観察窓から、生息する生物を自然のままに「観る」ことができます。
雄大な自然と人々の知恵によって守られてきた鮭の文化。鮭といえば北海道のイメージが強いかもしれませんが、村上市も負けていないと感じます。
ということで、新潟県もあと一歩です。
初めまして、下越旅も素敵な写真ばかりですね(^o^)
村上市は出身地なのでとても懐かしい写真が多かったです!
村上藩のお殿様には乙宝寺の三重塔を建てるきっかけとなった村上忠勝や、映画・引っ越し大名!で有名になった松平直矩などがいます。
下越を楽しんでくださって嬉しい限りです。
ですが一点気になりましたのが『イヨボヤ館』ではなく『イヨボヤ会館』です(>_<)
大変細かくて申し訳ありません!
最後になりましたが日本一周、並びに全都道府県市区町村制覇という快挙、本当におめでとうございます!!