ふるさとの手帖

市町村一周の旅

誕生日の過ごし方。【日本一周151日目08.26】

旅メーター

旅で訪れた都道府県の数 【30/47】

30/47
63.83%
旅で訪れた市町村の数 【637/1,741】
637/1741
36.59%

ネットカフェで迎える誕生日。

こんにちは。右手だけ日焼けが濃いかつおです。

さて、来たる8月26日はありがたいことに22歳の誕生日でした。

人生あっという間。

旅をしている中、一体どんな誕生日を迎えるのかと期待を膨らませていたけど、日程的に25日夜はネットカフェ。そのまま疲れて日付を跨ぐ前には寝てしまっていました。

流石にネカフェで迎える誕生日はもうないでしょう。よってこれから、残りのバースデータイムを精一杯過ごします。もし良ければ最後まで読んでください。

今日のルートですが、
(S)佐久市→①御代田町→②軽井沢町→③小諸市→④東御市→⑤立科町→⑥長和町→(G)上田市
のルートです。

(S)佐久市→①御代田町→②軽井沢町→③小諸市→④東御市→⑤立科町→⑥長和町→(G)上田市

では行ってみましょう!

①御代田町

まずは御代田町。佐久市と軽井沢町の間に位置します。

おはようございます。

こっちは道路に。

山の麓にある静かな町。

②軽井沢町ー旧銀座通りー

「東の軽井沢、西の湯布院」

高原の冷涼な気候、おしゃれな街並み。全国的に有名な観光地である軽井沢。

いつかは行ってみたいと思っていましたが、ついにやってきました。

テニスコート。爽やかに動く白いウェア。これだけで「あ、軽井沢だ」と感じさせます。

軽井沢は見所満載なのですが、今日は「旧軽井沢銀座通り」を主に歩きます。

歩くだけでもワクワクする。

こんな乗り物も走ってる。

ちなみに軽井沢へ来るまでの車はほとんどが「関東ナンバー」でした。

かっこいい車ばっかり。

そうか、これが暮らしの違いなの?

いえいえそんなことはありません。幸せは誰の足元にも平等に転がっている。


ここは教会。キリスト教だと思うんだけど、ちらっと様子を拝見しました。中は人でびっしり、何かしらの儀式のあと讃美歌を歌っていて、不思議な空間だった。

旅をしている中で神道系、仏教系、そしてキリスト系のお祈りは全部見た。イスラム教もモスクでお祈りしたことがあるから、ある程度ひと通り体験したんじゃないかな。

宗教の世界を見るといかに自分が先入観でできているのかが良くわかります。

そして最後、銀座通りを離れて、「軽井沢千住博美術館」へ行きました。千住博さんは超有名な日本画家で、中は撮影禁止でしたが迫力ある展示ばかり。絵を光で変化させる動画作品もあって、半端ねぇなこの人、と思ったのでした。建物も独特、吹き抜けが綺麗だったり床が波打っていて、もう軽井沢すごいです。

③小諸市ー小諸城址懐古園ー

次に軽井沢を離れてやって来たのは小諸市。小諸城は日本唯一といえる「穴城」

穴城というのは小諸城の別名でもありますが、その由縁は城下町より城の方が標高が下がるという珍しい構造であるためです。

確かに、普通は天守閣がてっぺんにあるのに、ここではそう感じなかった。

「日本百名城」の一つであり、たくさんの観光客で賑わっていました。

お土産屋さん。ここから入っていく。

お邪魔します。

石垣は立派だ。

雲水の草笛哀しちくまがわ

千曲川をのぞみます。

全体的に登ってるのか下ってるのかよく分からなくなっちゃうような、そんな不思議な場所でした。

④東御市(とうみ)

次は東御市へ入ります。

田んぼが綺麗。

お昼さがり。

晩夏。

小さな街だからこそ心が落ち着く。

⑤立科町

次は立科町。遠く離れた場所に蓼科湖という湖もあるのですが、遠いのでまちの近くを巡って行きます。

渋さ。

何の野菜だろう。

茂みの中から。

⑥長和町

立科町のお隣、長和町。

川釣りもしてみたい。

道の駅にやってきた。壁の光。

気持ちいい景色ばかり。

⑦上田市

そして最後は上田市です。宿にお邪魔する前に、上田城を見に行きました。

上田城も日本百名城の一つです。

大河ドラマ真田丸で舞台となった場所。

ちょうど終わったんだろけど衣装を着た方がたくさんいた。

橋の先が上田城。

お邪魔します。

真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神とする真田神社。

赤い旗に六文銭の家紋がかっこいい。

素敵な場所でした。

夜、ライブを聴きながら思う。

さて上田城の後、今日お邪魔する「犀の角」というゲストハウスさんにお邪魔しました。

しかしここのお宿さんは変わっていて、建物内に劇場がある。

ここ上田市は演劇・落語・音楽・ライブ・映画上映などが開かれる「上田映劇」さんをはじめとして、エンターテイメントの血が流れている街です。

この「犀の角」さんも、オーナーさんの意向でゲストハウスと並行して同じ場所に劇場を作られたとのことでした。

エンターテイメントの歴史を継ぐ。

そして泊まった今日、たまたまライブがあったのでした。

いい音楽なんですよ。

心で歌ってるようなもので。

今日誕生日だったわけですが、たまたま泊まった宿でこういうライブがありまして。

しかも今日は旅に出てちょうど5ヶ月でもありました。

皆さんにもありがたいことにたくさんお祝いしていただきました。

一人でしっぽり過ごすかななんて思ってたのですが。

ライブ聴きながらいろんな感情が湧いてきて泣いてしまった。

5ヶ月前の怪我、流石に辛かったよな。

足切断するかもとか言われたもんな。

よく踏ん張ってここまで来たな。

あたりまえのように旅をしているように見えるかもしれませんが、

僕にとっては毎日が本当に精一杯で、

毎日120%を尽くしている感覚で。

ホールに響く音楽が、

今まで隠してた自分の弱い気持ちに

たまには強がらなくていいと語りかけてくれたのでした。

この日は忘れられない、満月の夜。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. すべての市町村を回られてるわけで、当然私が住んでる上田市もあるのはわかってるんですが。読んでいて自分の住んでいる場所が出てくるのはうれしいものでした。
    それに知っている建物が見えるとなお嬉しいですね。また来たい場所だと思ってもらえたらいいな~、と

  2. ありがとうございます。上田市は誕生日を迎えた場所でして、大変印象深く記憶しております。日々の辛さから久しぶりに泣いた夜は、また自分を前へ進ませてくれました。是非再訪したいと思っております。こちらこそ素敵なご縁をありがとうございました。

  3. はじめまして、自分の出身地はどんなことが書かれてるだろうと気になり拝見いたしました。
    上田市は近年ライブやカフェ、フリーマーケットなどのイベントがほぼ毎日どこかで行われています。現在私は東京に住んでいますが、地元上田のイベントに行きたいがために戻ることがあります。犀の角のような場所での出会いは、一期一会で良いですよね。ぜひまたいらしてください。

  4. 緋いろ様

    コメントいただきありがとうございます。上田市がご出身なのですね。上田市はイベントを大切にするカルチャーなんだと現地で感じ、とても好きな場所になりました。わざわざ戻られることもあるのですね。ゲストハウスでは貴重な思い出となっております、こちらこそお伺いさせていただき本当にありがとうございました。またお伺いできる日を楽しみにしております。

  5. はじめまして。わたしの故郷立科町は、どういう形ででも何かに取り上げられるということがほとんどない場所ですので、こういった記事で拝見するととても嬉しいです。
    それに、こんなに優しい写真に残していただいて、ありがとうございます。
    コロナで2年以上帰省できていないので、変わらない景色にじんときました。
    上田城も小諸城も大好きな場所なので、更に嬉しいです!

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