旅の終わり、旅のはじまり。
2018年3月26日から9ヶ月、無事に旅を終えました。
270日間。長くもあり、短くもあり、旅とはそういうもの。
初日の怪我。
勢いよく飛び出した旅でしたが、初日にカブ号でこけてしまいました。
車に抜かれた後、砂利でスリップしてしまった。骨が剥き出しのまま200km走った初日、よく覚えています。
この状態でサイトの更新も止まりました。恥ずかしかったです。この旅の準備に2年費やして、初日にこの有様。
あれから9ヶ月。
よく巡りました。でも、何一つ自分の力ではありません。旅のはじめから終わりまで、本当にたくさんの人に助けていただきました。
泊まらせてもらった回数は40回ほど。旅のうちの1ヶ月以上は、誰かに助けてもらっていたということです。
そして本当にたくさんの景色を知りました。
毎日一生懸命生きてたら、季節が変わっていた。
気持ち良い日差し、風、死にそうな暑さ、寒さ、どの季節も体に染みついた。
初めて行った南の離島は、喜界島という鹿児島の小さな島でした。
島の世界は、僕が知っていた景色と何もかも違う。
今回の旅で訪れた離島は20ほど、移動手段として船は30回以上乗った形になります。
世界が広いのは明々白々だけど、
日本だって、信じられないほど広い。
1億という人口も、思えば果てしなく多い。
けどもう一つ。確かに世界は広く、日常は狭いけど、それでもいいということ。
身近ある美味しい食べ物、
色んな生き物、
そして、人。
数え切れないありふれた日常に囲まれて、
私たちの幸せは、案外目の前に転がっている。
訪れた1,400の市町村には、それぞれ誰かのふるさとや居場所があり、
つくづく不思議であった。
1秒も止まることのないこの世界で、
知らないうちに生まれ、育ってきた私たちは、
たまに自分の人生が分からなくなる。
でも、幸せの尺度は人それぞれで、
自分の生き方に後悔はいらない。
だから人生なんて1秒も止まってくれるな。
旅は非日常、旅先は日常。
出会った全ての方々に心から、感謝の気持ちでいっぱいです。
人の心は底抜けに温かいから、
自分もいつまでもそうありたい。
たかだか小さな旅だけど、
ああ、なんて良い旅だったんだろう。
確かに僕は、人生を旅している。
長きにわたり「ふるさとの手帖」を見ていただき本当にありがとうございました。みなさんの応援がいつも旅の原動力でした。今回の旅は目標を達成したため一旦ストップしますが、今後写真集も作りたいですし、サイトの改変も検討中、諸々の活動に向けてパワーアップできるよう準備を進めていきます。旅の続きも現段階では白紙ですが、きっといつか時期が来ると思います。よろしければ続報をお待ちください。
不束者ですがこれからも、何卒よろしくお願いいたします。
旅は終わり、またはじまっていく。
仁科勝介
旅メーター
旅で訪れた都道府県の数 【47/47】
今回の旅の目標(市町村の数)【1,000/1,741】 実際に訪れた市町村の数 【1,426/1,741】走行距離:3万キロ以上(スーパーカブ110ccにて。約日本2.5周分)
写真を撮ったまちの数:1,426/1,741(81.91%)
撮った写真の枚数:2万6千枚以上
使ったお金:100万以上
ー 日本一周・休学編fin ー
かつおさん、270日間お疲れ様でした!
本当にすごい❗すごいですね❗❗
実はお会いしたときはブログの存在を知らなくて。
でも、息子に聞いてからは毎日チェックして、更新を楽しみにしていました。
温かくて優しい写真…。
写真を見てこんなに癒されるなんて、初体験です。
あ~うちも撮っていただいたらよかった~残念‼️(笑)
またお会いしたいです。
近くに来られたときは是非遊びに来てくださいね。
その時は、明太子用意してお待ちしてま~す♪(笑)
これからも、かつおさんの写真を親子で楽しみしながら、ずっと応援しています。
桜堤の住人より
本当にお疲れさまでした。
初めて見たかつおさんの写真は、Twitterのリツイートで回ってきた広島大学のサークル棟の写真でした。元吹奏楽団の団員だった私は、大学生活のほとんどをサークル棟で過ごしたのですが、その場所をあんなにも違った角度で切り取ることができるんだと思わず保存したのを覚えています。
日常の当たり前にスポットライトを当てるかつおさんの写真たち。見るたびにほんの少し毎日を丁寧に過ごしたくなる。ブログを見るのが本当に楽しみでした。
日々にささやかな喜びを届けていただき本当にありがとうございます。これからも応援しています。
わたなべさん!ありがとうございます>< おかげさまで無事に帰って来ることができました。 東京では本当にたくさんお世話になり、本当にありがたい時間でした。また東京に行く際には是非ご挨拶させてください! この度は本当にありがとうございました。
こんにちは!メッセージありがとうございます。
サークル棟も大学も生活の一部に過ぎませんが、僕自身写真を通して様々な日常を知ることができたました。
その延長線がこの旅でもあったと思います。
サイトをずっと見ていただき、本当にありがとうございました。今後もまた発信する機会があれば見ていただけますと幸いです^^
新聞読んで、検索して拝見しました。
写真に優しさとあたたかさがいっぱいで
涙が出そうになりました。
旅以上の旅を見た気持ちです♬
kana様
コメントいただきありがとうございます。そして新聞記事を読んでいただきありがとうございました。
そのように言っていただき私自身本当に嬉しく感じております。本当にこの度はありがとうございます。