
お世話になっているご家族のお子さん方が、学校へ出発した月曜日の朝、そのあとを追う形でぼくも出発した。年末年始と合わせて、この度はたくさんお世話になり、ほんとうにありがとうございました。
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【81/175】
訪れた旧市町村の数【794/2,094】総計【875/2,269】スーパーカブの総走行距離
22180km


雲仙市役所や干拓堤防道路へ。ー旧吾妻町(雲仙市)
下村博士の言葉と、森の中の岩戸神社。ー旧瑞穂町(雲仙市)



その後、旧国見町を訪れたあとに、岩戸神社を訪れた。山間部をかなり登った先にあり、ようやく入り口に着くと生い茂る緑の木々に包まれ、背筋が伸びる。
参道の先に現れた神社は、名の通り巨大な岩の下につくられた神社だった。すでに日は陰り、曇った空間の中で木々が風に揺れ、苔は夜光虫のように浮かび上がって見えた。若いカップルも訪れていたので、広く知られている場所なのだろう。



神代小路と多比良港へ。ー旧国見町(雲仙市)

そして、多比良港を訪れた。多比良港からは熊本県の長州港(長州町)へ船が出ている。45分で結ばれた航路だ。島原半島から熊本へ行く船は、ほかにも島原港ー熊本港や、口之津港ー鬼池港(天草市)がある。千々石の景色に圧倒される。ー旧千々石町(雲仙市)
そして、千々石展望台にやってきた。過去の記憶と重なって、「確か前回の旅で、バイク乗りのおじちゃんたちとここで話したなあ」と。実際、その通りだった。千々石名物の「じゃがちゃん」を食べたのである。
今回訪れてみて、展望台から見える景色が素晴らしかった。畑の色が一色ではなく、茶色、赤茶色、緑、黄色と、複数の色が広がっていた。畑の奥の山並みも壮大だ。


今度は展望台から南下していく。海が近く、斜面に佇む家並みが印象的だ。千々石川沿いの漁師町へも向かってみた。昔のままの町並みが、ところによって多く残されていた。流れている水の流れも美しい。空も広い。そして、普賢岳の方角には険しい山並みが重なっている。様々な景色が同時に存在していると思った。



雲仙温泉と小浜温泉。ー旧小浜町(雲仙市)
というわけで、今日の散策はここまで。雲仙市は小さなまちが多く合併していることを強く感じた1日でした。
明日は旧南串山町(雲仙市)から、南島原方面へ向かっていきます。
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>

今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら

二見書房編集部noteのページはこちら
旅についての心境を、週に一度日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。

日本加除出版noteのページはこちら
旧市町村で気になったまちのことについて、月に一度まとめています。本文は『戸籍時報』でも連載中です。

ストレートプレスのページはこちら
トレンドニュースサイトのSTRAIGHT PRESS(ストレートプレス )にて、旧市町村をひとつずつまとめた記事を連載中です。




























































































LEAVE A REPLY