今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【74/175】
訪れた旧市町村の数【696/2,094】 総計【770/2,269】スーパーカブの総走行距離
19980km
壱岐をぐるっと巡りきろう。(2023年12月6日(水)―244日目)
壱岐島で迎えた朝、腕時計を拾おうとして肩が攣った。肩が攣るって人生で初めてかも。
さて、午前中は壱岐島の北側を中心に訪れた。それでは振り返っていこう。
旧芦辺町(壱岐市)
朝9時ごろに「みなとやゲストハウス」さんをチェックアウト。ゲストハウスにもいろんな雰囲気があるけれど、とても温かい宿だった。もし次に壱岐に来る機会があったら、また泊まりたいな。
そして向かった先は、月讀神社。月讀、という名前で、行きたくなると思うんです。
旧勝本町(壱岐市)
月讀神社から、壱岐の北側に位置する旧勝本町へ向かう。坂を降りていくと、勝本の町並みが見えてきた。港が広がり、奥の山並みも独特に見える。何より、家屋の密度がすごい。灰色や濃紺の瓦屋根がほとんど隙間もなく並んでいた。
朝市は海の幸や野菜が並んで、地元のおじいさん、おばあさんの社交場でもあるようだった。朝市があると、毎日の会話もきっと増えるだろうなあ。そして、最後に湯ノ本温泉にも訪れた。勝本の港町から車で10分ほど離れた、猿岩に近い温泉地だ。歩くと用水路からは湯気が出ていて、濃い茶色に染まっている。
「すこやか温泉」で日帰り入浴をした。番台のお母さんに「今日、男湯は一番風呂ですよ」と言われて歓喜だ。
ウキウキ一番風呂。お湯は体に効きそうな茶色で、湯の成分による、レモンケーキの白い表層みたいな膜が、お湯を覆っていた。手の甲ですくい上げると、特殊メイクっぽい。38度ぐらいでじんわりと内側から温まる気持ち良さだった。
その後、郷ノ浦港に移動して、12時35分発のフェリーで、対馬へ向かった。対馬は地形も険しくなるし、面積も大きい。行くのはたのしみだけれど、簡単にはいかないぜ、と壱岐への名残惜しさと、自分を戒めるような気持ちで、船に乗る。
本日のひとこと。
壱岐島も、国境離島なんだよなあ。
壱岐島も、国境離島なんだよなあ。
(終わり。次回へ続きます)
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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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