今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【195/2,091】 総計【239/2,266】スーパーカブの総走行距離
4792km
2023年5月26日(金)(日本一周50日目)
今は龍ケ崎市のご自宅にてお世話になっている。家を拠点にさせていただくと、荷物が劇的に軽くなる。普段、肩がけで使っているカバンは9kgあるので、何も持っていない気がした。
さて、つくばみらい市や常総市の水海道、そしてつくば市などを訪れた。数は合わせて5つ。ちょっとしたご縁にも恵まれた。それでは焦らず巡って行こう。
旧伊奈町(つくばみらい市)
2006.03.27谷和原村と合併。
記念館に向かっている道中、じっと麦畑を見ているお母さんと息子さんがいて、その背中姿に心を奪われてしまって、思わず声をかけた。そして、写真も撮らせていただいた。断られることもあるし、お子さんに怖い思いをさせてもいけないし、ドキドキするけれど、お母さんは快諾してくださった。
話を伺ったら、お母さんはここ旧伊奈町のご出身だった。名前が変わったことについて尋ねてみたら、「伊奈という名前には愛着があったので寂しかったです。でも、それが新しく変わっていくってことですよね」と。
間宮林蔵は江戸時代の測量家であり、探検家だ。館内は撮影禁止だけれど、間宮林蔵に関する9分のビデオがあって、それを観た。小貝川の農家に生まれ、江戸へ修行に出て、19歳で蝦夷へ渡ったこと。その際に伊能忠敬に出会い、測量の技術を学び、人生が転換していったこと。伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」の北海道は、間宮林蔵も大きく作成に貢献している。
そして、最も大きな業績は、樺太が大陸ではなく島だと発見したこと。樺太は地図で見れば非常に大きいと分かる。「めっちゃ大冒険しとるがな」と思わずにはいられなかった。
旧谷和原村(つくばみらい市)
2006.03.27伊奈町と合併。
旧水海道市(常総市)
2006.01.01石下町の編入後、常総市へ変更。
つくば市
宇宙が未知の世界なら、極地探検と似た部分もあるような気がした。冒険が、人類のためにもなると。
地図や測量への関心が、個人的に高まっているのである。
入り口に大きく敷かれた日本地図。3Dメガネをかけて歩くと、地形が浮かび上がって見えた。「そうそうそう」って感じで、沖縄の端から北海道までニタニタしながら歩いた。いやあ、旅はまだ長いなあとも思った。
地図つくっている人たちは、やっぱり根性ある。
旧茎崎町(つくば市)
2002.11.01つくば市へ編入。
国土地理院の展示施設から出るとき、警備員のおじさんが「お気をつけて」と言わんばかりに目線を合わせて敬礼してくれた。
(次回へ続く)
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
「旅のお兄さん」のメモ。警備の方。
ああ、そう。
かつおさんには、そうしたくなる何かを強く感じます。
一方的にではなく、受け取りあっているのでしょうね。
朝が来ると空模様をみながらかつおさんを思い浮かべています。
すてきなご縁とご安全をかげながらお祈りしています。
まんま様
ありがとうございます。お言葉、とてもうれしいです。しっかり、敬礼の気持ちで進ませていただきます!