今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【10/175】
訪れた旧市町村の数【55/2,091】 総計【65/2,266】2023年4月17日(月)
舞台はいよいよ埼玉県から、群馬県へ。巡っていると、今日まで何日経ったのかがまったくわからない。もちろん、ちゃんと計算すればわかる。8日間だ。でも、2週間ぐらい滞在していた気もするし、1ヶ月ぐらい巡っていた気もする。時間の経ち方が遅く感じられて、まだ4月の半ばなのか、という感覚だ。
今日は群馬県太田市の旧市町村、伊勢崎市の旧市町村を巡った。あわせて8つ。振り返って行こう。
旧尾島町(太田市)
当日の朝は埼玉県本庄市にいたのだが、群馬県に向かうべく利根川を渡ったとき、風がびゅうびゅうに強くて、スピードが全然出なかった。カブ号は車体が軽いので、風に弱いのだ。ふう、とようやく旧尾島町へ辿り着いた。最初に訪れたのは、世良田(せらだ)東照宮。
東照宮という名前の通り、徳川家康を祀っている神社。そして何より、世良田の土地が徳川氏の発祥の地とされている。
犬の散歩をしている人たちが揃って挨拶をしてくださるので、うれしい。
もうひとつ、八坂神社へ訪れた。貞観18年(876年)に創建されたという。
世良田の地域は神社やお寺がいっぱいあることを、身近に感じた。そして、どの建物も重みがあった。
太田市
次に訪れたのは太田市。前回は金山城跡を訪れていた。今回も訪れたけれど、その前に冠稲荷神社へ。
隣には幼稚園があって、先生方が境内のお掃除も一緒にされていた。清々しい空気。
ここから、さらに市街地へ。
旧新田町(太田市)
次は旧新田町へ。名前の通り、新田義貞が生誕した地である。先日は畠山重忠ゆかりの地へ訪れた。畠山重忠は鎌倉時代の武士の鑑と言われた人物だが、新田義貞はその鎌倉幕府を滅ぼしたことで、偉人と称されている人物である。そうした時代を経て、現在がある。
次に、国指定史跡の矢太神沼水源へ。
旧藪塚本町(太田市)
太田市の最後は、旧藪塚本町へ。「三日月村」を訪れた。三日月村は江戸時代をテーマにしたテーマパークだ。
お昼時でもあったので、茶屋で蕎麦をいただく。
茶屋の中は周囲の景色も含めて、本当に江戸時代にやって来たみたいで、ワクワクした。中山道の宿場町を想像したのであった。
旧赤堀町(伊勢崎市)
ここからは、太田市から伊勢崎市に移る。まずは旧赤堀町へ訪れた。赤堀せせらぎ公園へ。
せせらぎ公園の近くで、鯉のぼりたちがずらり。もう、今日なんて見事に風が強いので、泳ぎまくりである。
よく見ると、赤堀町の「町」が埋めたてられていた。文字は見えるけれど。
旧東村(伊勢崎市)
次は旧東(あずま)村へ。最初に小泉稲荷神社へ向かった。
これも小泉稲荷神社の鳥居だ。
旧境町(伊勢崎市)
残すは2つ。まずは旧境町へ。境ふれあいパークと、伊勢崎市境支所を目指す。
「さくらみくら」初めて見てびっくりした。店内に入ってみると、まさにコンビニだ。ゼンショーHDが経営していて、大企業だから、事業拡大とは別の狙いがあるのかもしれない。店舗はおそらく群馬県にしかないはずだ。
伊勢崎市
最後は伊勢崎市へ。前回の旅では旧時報鐘楼を訪れたけれど、今回は先に華蔵寺公園に行ってみることに。
観覧車が気になるので、いざ乗ってみた。すると、だ。窓が開いているのだが、風が轟々と鳴り響き、絶えず揺れまくり、心臓ドキドキであった。ただ、景色はやはり素晴らしかった。
風が強くて、なかなか苦労した1日だったけれど、無事に終えることができてよかった。黄砂ではなく砂塵が舞っていた。そして、神社仏閣をはじめ、土地にゆかりのあるものが、それぞれの場所にあるのだなあと。旧市町村の単位に、助けられている。あと、バイクのミラーで顔をふとみたら、鼻の皮が白くむけていた。明日は日焼け止めを塗ろうかな。
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