今日までの旅メーター
訪れた23区内の駅の数 【350/490】
歩いた距離(目標2,000km)【931.9/2000】池袋の北側、いろんな路線を巡る。
こんにちは、かつおです。戻り梅雨のような気候の中ですが、散策は続きます。今回は、前回巡った板橋エリアに加えて、有楽町線・副都心線や都電荒川線も巡っていきます。それでは早速、行ってみましょう。
要町駅
最初に訪れたのは、要町駅。有楽町線と副都心線が並走している。まだまだ池袋駅にも近い。
千川駅
次に向かったのは千川駅。ただ、要町と千川駅の間にある、豊島区立熊谷守一美術館に行きたかったのだけれど、忘れて通り過ぎてしまった。アンケートで教えていただいていた場所だった。その方には、ほかにもいろいろな場所を書いていただいていて、ひととおり駅一周を終えたあとに、再訪しようと思う。
千川駅の次の駅である小竹向原駅は、以前訪れたとき、すごく穏やかな住宅街だった。だからやはりこの辺りも、まちの雰囲気は落ち着いているなあと。
大山駅
かなり長いアーケード街があって、むかしから暮らしがあったのだなあと。
下板橋駅
板橋も広いということをずっと思いながら、次は下板橋駅へ。思えば、「上板橋駅」「中板橋駅」「下板橋駅」と全てあって、「板橋本町駅」や「板橋区役所前駅」、さらに「新板橋駅」そして「板橋駅」と、この辺りはチーム板橋である。
北池袋駅
ここでようやく、「池袋」という地名だ。ただ、北池袋駅はぼくの中では、住宅街という感覚だった。
板橋駅
北池袋駅から、次は板橋駅へ。板橋駅はJRだし、原点に帰ってきた感覚だ。2018年の市町村一周旅で訪れた板橋区も、板橋駅へ訪れていた。ちょっと感動してしまう。
前回よりも、板橋区がすごく広く感じられるのは、この旅をしてよかったことのひとつ。
滝野川一丁目駅
さて、ここからは再び路線を変えて、都電荒川線の滝野川一丁目駅を目指した。都電エリアは自然に残っていたのだけれど、いよいよだと思うと、ワクワクする。
駅のホームからすぐに乗ることができる。東京は地下鉄が多い中で、都電はやはり懐かしさを感じる。
西ヶ原四丁目駅
次は、西ヶ原四丁目駅へ向かった。先ほどの滝野川一丁目駅から、荒川(三ノ輪橋)方面へ乗れば、飛鳥山駅があって、王子駅前駅と続くのだけれど、そちらは後日巡る予定なので、逆方面の西ヶ原四丁目へ。
新庚申塚駅
「庚申塚」は庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことで、庚申塔とも言う。中国からやってきた道教に由来した信仰だ。この辺りは板橋(宿)の手前で、宿場町の街道でもあったから、人の往来も多かったという。巣鴨のとげ抜き地蔵尊と合わせて、庚申塚も有名な存在だったわけだ。
庚申塚駅
庚申塚駅は、新庚申塚よりもさらに巣鴨に近く、巣鴨地蔵通り商店街の端あたりである。商店街は何度か歩いたことがあったけれど、端まで来たことはなかったから、こうやってつながっているのかと、頭の中の地図がようやくつながった。
しかし、境内にはお猿の石像があったり、雰囲気は独特であった。
西巣鴨駅
そして、今日の最後は都電荒川線ではなく、三田線の西巣鴨駅だ。場所は庚申塚駅からも板橋駅からも近い。
アットホームな食堂で、スタミナ焼き定食が、めっちゃめちゃ美味しかった。近くにあったら、ほんとうに通う。
せっかくだからと、喫茶店にも。純喫茶の雰囲気そのままで。
ちょっとお昼にゆっくりして、そのまま三田線の西小山で銭湯に入って体をほぐして、家に帰った。
たとえば、ぼくは巡り巡って大田区の似合わないまちで自分のアパートを借りているけれど、もし、偶然住んだまちが今日巡った辺りだったとしたら、好きになるんじゃないのかなと思った。それは、東京らしさというよりも、落ち着いた暮らしがあって、それが守られている、かどうかまでは分からないけれど、まちの雰囲気の中に、今まで暮らしてきた変わらないリズムというものを、垣間見た気がしたからだった。
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