ふるさとの手帖

市町村一周の旅

中央区を歩いて行こう。【23区駅一周|2022年2月】

中央区を歩いて行こう。【23区駅一周|2022年2月】

今日までの旅メーター

訪れた23区内の駅の数 【139/490】

139/490
28.37%
歩いた距離(目標2,000km)【393.2/2000】
393.2/2000
19.66%

23区おすすめアンケートを募集しています

中央の縦4つの線のうち、下から2つ目です。
日比谷→有楽町→銀座一丁目→銀座→東銀座→汐留→新橋→内幸町→霞ヶ関→桜田門の10駅

中央区を歩いて行こう。 

こんにちは。また、記事の更新に時間がかかってしまいましたが、前回の記事は日比谷図書文化館さんに伺いました。今日は日比谷駅スタート、中央区をメインに巡っていきます。

日比谷駅

日比谷は江戸時代までは日比谷入江と呼ばれる海があって、埋め立てられた場所だ。日本最初の近代的洋風公園の日比谷公園をはじめ、鹿鳴館、帝国ホテル、日本の中心的な場所として存在するようになった。

日比谷駅。
朝の光が綺麗。

日比谷公園。
公園内を歩いていく。
江戸城の名残もある。
がんばれー!
懐かしい雰囲気。
日比谷図書文化館。
日比谷野外音楽堂。いつか入ってみたいなあ。

仮に、もしここに日比谷公園が建てられなくて、全てビルのまま現代を迎えたとしても、誰も違和感は感じないはずだ。だからこそ、日比谷公園があってよかったなあと思う。

有楽町駅

日比谷から帝国ホテルの横を通り、東へ向かっていくと、有楽町駅に近づいていく。ガード下までたどり着けば、洗練された現代の雰囲気から懐かしい飲屋街に変わり、気を張らなくても良いような安心感だ。しかし当然、有楽町は大きい街、大人の街だと節々では伝わってくるのだった。

日比谷から有楽町へ向かう。正面には帝国劇場。
東京宝塚劇場。

手前には日生劇場もあって、はぁー! と首を横に振りたくなる。アミューズメントの物語は、ここでたくさん生まれたんだなあ。

ガード下にやってきた。

いろんな時代が混ざっている気がする。
駅前にやってきた。
有楽町駅。
ガード下って、独特だよなあ。
あたらしい建物もたくさんあった。

いろいろな時代や文化混ざっていて、「有楽町はこういう街です」とかひとことでは怖くて言えないや、と思った。

銀座一丁目駅

有楽町の先はいよいよ銀座だ。ぼくなんかは銀座にふさわしくない人間だから、すみませんという気持ちにしかならないけれど、立ち止まり、野球部のグラウンドに入る前だと思って一礼。「よろしくお願いします」

銀座に入っていく。お邪魔します、という気持ちで。
並木通り。この近くにはレンガ通りやガス灯通りもある。

銀座は碁盤目状だから、道はかなり分かりやすい。


BURBERRYだ。

銀座一丁目駅。ちょっと可愛らしい。
銀座駅

次はそのまま、おとなりの銀座駅へ。

高級ブランドがずらり。

銀座駅。

市町村一周のときもそうだったけれど、東京を巡っていると、「〇〇銀座」という商店街がとても多いことに驚く。いまよりもっと、銀座は憧れの街だったのだなあと。いや、ほんとうに、ひと昔前のエッセイを読んでいると、ぼくみたいな軽い身なりの人間は、入っちゃダメだなあと真面目に思ったものだ。

どうしたのかな

道路沿いに植物があったらそれだけで嬉しくなった。
東銀座駅

東銀座駅は唯一、銀座シリーズで使ったことのある駅。撮影のお手伝いをしていた時期があったのだ。だから、東銀座はほかの銀座よりも慣れている。一緒だろう、と思うかもしれないけれど、ぼくにとって東銀座は、ほかの銀座の何倍も落ち着けるのだ。

道が広いなあ。
簡単に道路が潜るなあ。

東銀座といえば、歌舞伎座だ。
かっこいい。

一度だけ、ここで歌舞伎を観たことがある。もっとお金があれば、いい席で、いつか観られるかな。

東銀座駅。

マガジンハウスさん。

数回だけ入ったことがある。数回心臓が飛び出るかと思った。

汐留駅

さて、銀座の次は、汐留駅を目指した。きっと働いている方々は、銀座ー汐留間はタクシーか地下鉄移動がメインだと思うけれど、歩いてみて、銀座と汐留、それに新橋はこんなに近く繋がっているのかと実感した。

汐留へ。

中銀カプセルタワービル。

中銀カプセルタワービルは、建築好きの間ではとても有名なビル。かつてはカプセル型の集合住宅だった。取り壊しが予定されているけれど、個室を回収する再生プロジェクトも進んでいるとのことで、今後も目が離せない。

DENTSU

電通だ。わあ! と思った。田中泰延さんが何度も脳裏に浮かんだ。

汐留駅。

イタリア街。名前の通り、急に雰囲気がヨーロッパ風に変わる。

ヨーロッパ、行ったことない。悔しい。

新橋駅

次はサラリーマンのまち、新橋駅へ。汐留駅とはすぐお隣さんだ。

新幹線も。
ガード下が懐かしい。
写真集で見た気がする。

宝くじ。

SL広場だ。
新橋駅。

ニュースで見るSL広場の映像って、新橋駅より東側だと思っていたら、実際は西側だった。

有名な烏森神社。

新橋駅から遠くない場所に烏森神社があった。いまもパワースポットとして参拝客がたえない。

内幸町駅

散策はあともう少し。次は内幸町駅へ。江戸時代、この辺りは大名屋敷が置かれていた。

すぐ隣、日比谷公園の市政会館。歴史が流れている。

内幸町。

みなさんお昼休憩。

霞ヶ関駅

霞ヶ関だ。遠い存在だけれど、ぼくも一度、某省に入ったことがある。あ、不法侵入とかではない。入館記録みたいなものを書いて入った。スーツを着たのだけれど、「君、就活生みたいだね」と某省の方にすんごーく、軽くあしらわれる感じだった。その方は金ピカの時計をしていた。

と、それだけなら某省のイメージを下げてしまう。ほかにも同級生や知り合いの方々がいないことはなくて、その方々は、ものすごーく素敵な人たちだ。というか、超かっこいい。だから、霞ヶ関で働いているかどうか、ではない。人間としてかっこいいかどうか、だ。それは何事においてもあてはまると思う。

財務省かな。

霞ヶ関駅。
中央官庁マップ。

好きな写真。
国会議事堂のピラミッドが見える。

桜田門駅

最後は桜田門駅だ。桜田門外の変で井伊直弼が暗殺されたのは1860年。そう考えると、まだ160年しか経っていないんだよなあ。

桜田門駅。
法務省旧本館。かっこいい。
皇居のお堀。
国会議事堂の方まで歩いてみた。

目の前に広がるのが、桜田門だ。

時代の境界線のようだ。

名前を聞く機会が多い場所を歩いた。だれど、一概に「新しい」や「歴史がある」や「中心」という言葉を使うことは、本来危険でもある。使いやすい言葉でもあるし、別に間違いというわけではないだろう。ただ、実際に歩いてみると、「混在」が正しいように思う。これは、何事においてもそうだ。きらびやかな観光地や、世界や、会社や、いろいろな対象を目の前にして、知らないことに対して、わたしたちは最初に答えを求めようとする。しかし、知れば知るほど、知らないことが増えていくと、答えを出すことは難しいことに気づく。この辺りの街も、まだまだ知らない。ほんのちょっと、歩いた記録である。という、保険みたいなあとがきになってしまった。

(最後まで読んでいただき、ありがとうございました。)

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