こんにちは、かつおです。前日は西之表市で1日過ごさせていただきました。今日は2つの町、「中種子町」と「南種子町」を巡っていきます。
今日までの旅メーター
旅で訪れた都道府県の数 【47/47】
全ての市町村を訪れた都道府県の数【46/47】 実際に訪れた市町村の数 【1,740/1,741】昨日は一緒に来てくれているみっくんの親戚のおうちへ宿泊させていただきました。
朝の空気が気持ちいい。旅の間、何度も天気に救われて来ましたが今日も空に感謝です。
原付は持って来ていませんので、車を借りて島をゆっくり散策して行きましょう。
2人で気になったので。結構長い階段を登りました。
神社仏閣、行くときはどこでも参拝させてもらいます。買い物をするとき普段から5円玉を貯めるようにもなりました。
ではここから新しい町へ。
ー中種子町ー雄龍・雌龍の岩〜
西之表市から中種子町へやって来ました。最初に立ち寄ったポイントは雄龍・雌龍の岩。嵐の夜に海に投げ出された夫婦の生まれ変わりだという伝説のある岩です。
夫婦岩と呼ばれる岩は全国に点在していますが、こちらの岩は想像よりも大きかったです。
屋久島は旅のゴール。遠かったゴールが目の前にあると、不思議な気持ち。
中種子町でもう一つ、長浜海岸へ。全長12キロメートルに及ぶ島内最大の砂浜で毎年5月~8月頃、ウミガメが産卵のため上陸することで有名です。
波って色んなタイプがあると思いますが、遠浅の砂浜だと波打ち際にほんの少し空の風景が反射しますよね。鏡みたいに。
凪の日に流れる静かな波音が気持ちいい。
ー南種子町ー種子島最南端、門倉岬〜
中種子町からさらに南下し、南種子町へ。門倉岬は種子島の最南端にあり鉄砲の伝来紀功碑や展望台、神社などがあります。みっくんのお母さんオススメNo1の場所。
南蛮船が漂着し、ポルトガル人による鉄砲伝来の歴史はここから始まりました。日本の戦国時代を考えれば、それはあまりに大きな日本史の一つだなと。
ヤッホ〜と叫びたくなるような。清々しい場所でした。
では再び移動しましょう。
水田、防風林、写真より右側は前之浜海岸となっています。稲作の時期になれば、それぞれが放つ美しい色のコントラスト。
今日2つ目の神社。祭神は玉依姫、とても神聖な雰囲気でした。ロケット打ち上げ時には、関係者の方も宝満神社に参拝にやって来るとか。
冬の時期ということで鴨がたっくさん飛来して鳴いていました。そしておたまじゃくしも尋常じゃない数が生まれていました。本当にすごい数、生まれていました。
気持ち悪いかもしれませんが、命ってこういうことだと思います。
種子島といえば、なんといってもロケットですよね。宇宙科学技術館が休館日だということは知っていましたが、それでもやって来ました。
ロマンしかありません。
旅の中でも元JAXAの方とお話しする機会がありましたが、頭の回転がめちゃくちゃ早いな、と降参状態だったことをよく覚えています。やっぱり宇宙に関わる仕事ってかっこいいですし、エネルギーに溢れていますよね。
またいつか技術館にも寄りたいですし、打ち上げの様子も見てみたいです。
もう一つ、行ってみたかった千座の岩屋へ向かいます。
岩屋に創られた自然の洞窟。種子島最大の海蝕洞窟で、中には千人が座れるともいい伝えられています。
ちなみに潮位は調べずに来てしまいました。でも、洞窟に入れる気がしていたので。結果としてバッチリです。
中種子町、南種子町の散策はここまで。
おいおい、勝手に船に乗っていいのか。いえいえ、かもめ号はみっくんのおじいちゃんの船。おじいちゃんは2年前に種子島を離れ、みっくんのご実家で今は暮らしています。数年戻っていない島に残っている船の写真、これで残すことができました。
おじいちゃん、島へいつか戻れたら、大好きな船はちゃんとここにあるよ。
さぁ、種子島にある3つの市町村へ行くことができました。
市町村一周まで残すは「屋久島」のみです。みっくんにも、みっくんのご親戚にも大変お世話になりました。貴重なご縁をこの度は本当に、ありがとうございます。
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