さるびあ丸の難関、太平洋の海は甘くない。ー利島編ー【市町村一周の旅】

さるびあ丸の難関、太平洋の海は甘くない。ー利島編ー【市町村一周の旅】

東京の島好きの人たちは、伊豆諸島のことにもめっぽう詳しい。「明日利島に行きます」というと、「利島!?」とあたりまえに言われる。さるびあ丸航路で一番厳しい場所と知っているからです。


神津島にて、昨晩は宿で同じになった人とみんなで晩酌しました。

お兄さんたちが釣ってきた魚。

 

お兄さん方が釣ってきた新鮮な魚、みんなで食べて!と。

しまあじのなめろう。

 

なめろう最高に美味しかった。


朝の海はまだうねりが。

 

昨晩は風が強く、朝になるとだいぶおさまりましたが、それでも波はうねっています。

村営バスに乗って出航する多幸港へ。

神津島ともお別れ。

日曜日の東京行きということで多くの人が乗船します。お別れは最大級のお見送りで。

出会いと別れ、必然的なことが島ではより丁寧に紡がれています。船と港を繋いだ紙テープは海面に反射するようにキラキラとなびきながら、儚い別れを再会への希望と一掃させるのです。

経験ある方は分かるかと思いますが、島旅の中で最も脳裏に焼きつく瞬間でもあります。

ありがとう神津島。

 

またいつか来れる日を夢見ています。


神津島を離れ、式根島、新島を経由し今日の目的地「利島」へ到着です。

利島へ着きました。

 

利島はさるびあ丸航路の中では港が軟弱で最も就航率が低く、訪問するのがかなり難しい島。秋〜冬の時期になると増える西風、北風にも弱いですし宿の件数は少なく、予約も非常に取りづらい。野宿やキャンプは禁止されています。

デッキの人に見られながら。

 

神津島の宿で一緒になった方々にお別れの挨拶をして、いよいよ上陸。

東京行きということもありますが、下船したのは大勢の乗客で溢れかえったさるびあ丸の中で、僕一人でした。「物好きもいるもんだね」と言いたげにデッキからは視線を感じます。

お世話になったかねに荘さん。

宿に荷物を置いて、まちを散策。女将さんから「とりあえず島を一周してみたら?」とアドバイスを貰ったので、ぐるっと島を回っていきます。

利島小学校。

奥に見えるのは静岡県下田市あたり。

 

毎日ではありませんが下田からも伊豆諸島へ船が出ています。

会館でイベントやってた。
こちらは(伊豆)大島。
一周道路に沿ってひたすら進む。

 

島全体は椿で覆われています。

 

利島は椿油の一大産地。江戸時代から今日までの200年以上に渡って椿油を生産しています。資源が限られた利島で初めて安定した仕事になったのが椿産業だったのですね。

落ち葉を掃除して、これから落ちる椿を拾いやすくするんだそう。

新島あたりの島々。

台風の被害も残っています。

かなり歩きましたが無事に一周して帰ってきました。

夕食をいただきます。

 

利島のような小さな島では主な食事処もほとんどないため、食事付きの宿泊が一般的。実際これから目指す島でも、今までのように素泊まりではなく食事付きで泊まる予定の島が増えています。

お刺身も美味しかった。

 

これまでの旅を振り返ってみて、宿に夕食付きと分かった状態で泊まった回数って2〜3回しかなくて、「食事がある」ってだけで本当にありがたく感じます。美味しくいただきました。

夜は星が出てた。

 

大島と星空。

部屋から。

 

やっぱり島で観る星は綺麗です。


さるびあ丸は翌朝7時45分発。
月曜の朝、下船する人は多い。

 

多くの人が下船しました。半分は島の人、半分は仕事の人かな。一方乗船したのは僕ともう一人だけ。

光が差し込む。

 

無事、利島を出発。ちなみにもう一つあとの便は暴風で欠航しました。そして翌日は全て欠航したのでこの便を逃していたら島から数日間出ることができなかったということです。

みなさんが思うより、紙一重の旅が続いています。

次は新島へ。

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