こんにちは、かつおです。前回の更新から少し日が経ちましたが、いろんなニュースがありましたね。首里城は1年半前に訪れていますが、火事には驚きました。今日も白川郷で小さな火事が起きましたし、冬に火元には注意ですね。
さて、11月3日には原付でまた移動を始めまして、本日4日から九州後半戦の再開です。
世界遺産、万田坑の朝と夜。ー荒尾市ー
最初にやってきたのは荒尾市。福岡県大牟田市とも距離が近く、すっと県をまたぐことができます。万田坑は国内最大規模の竪坑跡。明治30年から35年にかけて作られた第一竪坑と、明治31年から41年にかけて作られた第二竪坑から成ります。
大牟田市では宮原坑跡、という世界遺産がありましたが、万田坑は宮原坑と同じく三池炭鉱の中心的な存在で、共に世界遺産となっています。
1900年代前半に採炭は最盛期を迎え、日本の産業振興を支えました。
まだ朝のため、近くまで入ることはできませんがその前日、3連休のイベントでライトアップをやっていて、間に合ったのでお邪魔してみました。
世界遺産とはいえ明治の産業革命遺産は認知度が低いのは確かです。様々なイベントで認知が広まっていくといいですよね。
南関町
次にやってきたのは南関町、まちの中心部を散策します。
とても小さい町ですが、流れている時間はどこかゆったりと贅沢です。
おばあちゃん家に来たような、懐かしさです。
金魚のまち、長州町。
長州町は言わずとしれた金魚の産地、九州随一と言われています。金魚と鯉の郷広場という場所へ向かいました。
イベントも定期的に開かれているようで、ご家族連れにとっては楽しい場所ですよね。
長洲町、いい町です。
玉名市
次にやって来たのは玉名市。玉名市というと玉名高校の応援合戦を思い出します。昔テレビでやっていて、すんごいカッコよかったので覚えてる、って話ですね。
というわけで、玉名市には有名な寺院もあるのですが、まちへ行ってみたかったので玉名駅へ向かいました。周辺を散策します。
駅周辺は結構レトロで、発展しすぎていない感じがまたいいなぁと。憧れてた場所なので行けてよかったです。
年の神水源。ー玉東町ー
次は玉東町。年の神水源という水源地へ向かいました。
年の神水源は白木川の水源地とされており、夏でも冷たい水が湧き出すことから「こわか水」と呼ばれています。
熊本名水百選にも選ばれています。
一度地元の方に道を尋ねましたが、地元の方の穏やかな雰囲気がまた良かったです。
肥後民家村。ー和水町ー
次は和水町。なごみまちと読みます。熊本は素敵な地名が多いですね。やって来たのは肥後民家村。昭和51年から各地に残る代表的な古民家を移築復元し、工房や作家を家屋に招かれ、『肥後民家村』がつくられました。
ちなみに肥後は現在の熊本県にあたる地域を指します。以前訪れていた佐賀県は肥前。福岡県は筑前、筑後ですね。
村は比較的コンパクトで歩きやすいですし、笛工房とかもありました。東屋でおじさん(お客さん)が弾いてたギターがまた良かったです。
呼吸法?
歴史薫る八千代座通りを歩く。ー山鹿市ー
最後にやって来たのは山鹿市。八千代座という昔から残る芝居小屋へ向かいます。
八千代座へ向かう道中で気付いたのですが、今日は八千代座にて坂東玉三郎さんの公演があり、八千代座内には入れませんでした。とはいえ八千代座通りは大賑わい、その雰囲気を一緒に味わいます。
坂東玉三郎さんは歌舞伎俳優。つい先日演劇・映像部門にて「世界文化賞」を受賞された「人間国宝」のすごい方です。
品のある女性方が大変たくさんいらっしゃいました。着物の方も多かったです。さすが、坂東玉三郎さん。
八千代通りの中心にドンと建つ八千代座。明治43年(1910)に建設された芝居小屋・八千代座。一度は衰退しますが、国の重要文化財指定を受けて実施された「平成の大修理」を経て、平成13年から現代の芝居小屋として活き続けています。
地方の芝居小屋といえば例えば香川の金毘羅などかなと思いますが、秋田県小坂町の康楽館も思い出しました。
山鹿には温泉もあります。
現在改修された後とのことですが、かつては道後温泉を建てた棟梁も建設に関わっていたそうです。
クセのない味でした。
山鹿市って、魅力が盛り沢山ですね。時間が足りないようでした。いつか八千代座の公演に合わせて着物で来て、町を歩けるようになれるといいですね。
明日も良い1日になりますように。
大河ドラマいだてんの主人公である金栗四三さんは春富村(現和水町)ご出身です。
「すっすっはっはっ」は金栗四三さんが走る際にする特有の呼吸方法です!
なるほど!金栗四三さんのご出身ということは存じ上げておりましたが、呼吸法ですね!疑問が繋がりました、ご指摘いただきありがとうございます。