大自然、飛び地の村、熊野三山、そして500円で泊まれる図書館。三重、奈良、和歌山へ。【日本一周261日目12.11】

大自然、飛び地の村、熊野三山、そして500円で泊まれる図書館。三重、奈良、和歌山へ。【日本一周261日目12.11】
大阪府以外の46都道府県を通過しました。

あと二つ。
南部の大きな村々。
飛び地にも行こう。

大自然、飛び地の村、熊野三山、そして500円で泊まれる図書館。三重、奈良、和歌山へ。

こんにちは、かつおです。旅もかなり終盤どころではありますが、いよいよ残す都道府県も指を数えるほど。今日は三重県の伊勢市から奈良県や和歌山県を巡っていきます。

三重と奈良と和歌山あたり。

 

基本は国道42号線、そして山奥。

国道42号線

厳密には浜松からなのですが、紀伊半島、とりわけ和歌山県の沿岸部は国道42号線が大動脈として人々の暮らしを支えています。今日も基本的には42号線に沿って南下していき、途中には奈良・和歌山の山奥へ入っていきます。

【出発】(三重県)伊勢市→尾鷲市→熊野市→(奈良県)上北山村→下北山村→(和歌山県)北山村→田辺市→(奈良県)十津川村→【到着】(和歌山県)新宮市
です。それでは行ってみましょう。
 

番外編、伊勢神宮。ー伊勢市ー

ちなみに伊勢市で滞在している間、伊勢神宮にも行ってきました。おかげ横丁のある内宮、やや外れた場所にある外宮の2つどちらとも。ちなみに正しいとされる参拝の順番は外宮→内宮だそうです。

伊勢うどん。

 

友達が伊勢名物・伊勢うどんを作ってくれました。麺も市販で一番人気のもの、正真正銘お店に劣らぬ味。「コシがなくてうどんじゃない」と食べたことある周りの人はよく言っていたけれど、実際に食べてみて、

「タレが濃いんだなぁ」と。(そっち!?)

確かにコシはないけどタレがしっかり絡まることで、混ぜそばのように食べられる。
すぐに参拝客に提供できるように茹で続けていたので、茹で時間を気にしなくてよいコシのないうどんが適していたとの説がありますが、なるほどと言った感じでした。

おかげ横丁
仲良くなったおばちゃん

おばちゃんからぜんざいを頂いた。ありがたい。

 

伊勢神宮には一度来たことがあったのですが、内宮しか行けていなかったので今回はどちらともに行けてよかったです。先日の旅で少し勉強できていたので、本来の伊勢参りの気持ちが少し分かったような気がします。

ここで友達とはお別れ、とってもとってもお世話になりました。ありがとう!

また会いましょう。

尾鷲神社ー尾鷲市ー

さて、それではここから再び進んでいきます。まずは伊勢から尾鷲市へ90kmの大移動から。

日の出前。

 

朝5時に出発したのですが、道中がっつり氷点下で足が麻痺しました。

尾鷲神社

 

そしてたどり着いたのは尾鷲市の尾鷲神社。氏神様として親しまれ、傍らに熊野古道が通ることから伊勢信仰や熊野信仰などと関係の深い歴史ある古宮です。

古き良き神社。
参拝しました。

道路にはみ出る御神木。

世界遺産、そして日本最古の神社、花の窟。ー熊野市ー

次にやって来たのは熊野市。この辺りからはより一層、世界遺産とされる「紀伊山地の霊場と参詣道」にまつわる史跡が登場してきます。

トンネルを抜けた先は美しい七里御浜。
道の駅花の窟にバイクを停めます。
日本最古 花の窟神社

 

向かっていくのは花の窟(いわや)という場所。日本最古というのは日本書紀に記されているため。

この先が神社。
この大きな岩がご神体とされている。
ゴゴゴゴゴって鳴りそう。
日本一長いと言われる大綱は約170mもあるんだそう。

 

早々と紀伊半島の歴史深い部分をみせられたようです。本当に大きな窟でした。

奈良県、上北山村。

熊野市から場面変わり、ここからは一度内陸部へ進んでいきます。大阪方面よりもこちらから行くほうが近い場所、今のうちでないと凍結等で行けなさそう場所を進んでいきます。

よって、まずは奈良県の上北山村へ。

上北山村に入ってきました。

 

大阪からより近いといえど距離はかなり遠く、そして寒い。

村の中心部。
変わらぬ生活はどこにでもある。

白熱してた。

 

普通にぐるっと日本を回ってたら行けなかっただろうなぁ、という場所でも日常は毎日過ぎて行く。

池神社、下北山村。

そして上北山村に行った後は再び戻って下北山村へ。町を撮りつつ、池神社と呼ばれる神社へ向かいました。

周りは高い山々に囲まれている。

 

池神社。
不思議なエピソード満載の神社。
鯉にも変なことしちゃダメって。
明神池。

 

この明神池には七不思議なるものがあって、神域であるため変なことをすると特にダメだそう。あとから七不思議の内容を読みましたが、おそらく反していないので大丈夫なはず。しっかり参拝させていただきました。

日本唯一の飛び地村、北山村。ー和歌山県ー

先ほどから上北山村、下北山村と来ましたが、次は北山村です。しかし、北山村の特徴は何と言っても「和歌山県」であること。
どういうことかというと、北山村の周りに和歌山県は存在しないんですね。

唯一の「飛び地」村
矢印で飛んで行っているのではなく、実際に北山村は写真の場所にあり、周りは奈良県と三重県に囲まれています。
和歌山県にこういった形で入るとは。
生活。
北山川が美しい。

 

村の歴史

昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、伐採された木材の輸送は川を利用して筏によって木材集積地の新宮まで運ばれていました。
当時、北山村は人口の大半を筏師が占め、新宮木材業者と筏師は共存共栄、切っても切れない関係で成り立っていたのです。
明治4年、廃藩置県が実施され、新宮が和歌山県に編入された際、地理的に言えば北山は奈良県に属するところを「新宮が和歌山県に入ったのならぜひ私たちも」との村民の意見を聞き入れ、、和歌山県に編入。そして、明治22年には七色、竹原、大沼、下尾井、小松の5つの村が合併。現在の北山村と改称、施行されました。

 

筏師(いかだし)とは山で切り出した材木で筏を組み、河川で筏下しをすることによって運搬に従事することを業としていた者です。長年の歴史が今の北山村をつくったんですね。

熊野三山の一つ、熊野本宮大社。ー田辺市ー

次に向かったのは田辺市の熊野本宮大社。田辺市といっても山の奥であり、熊野三山(熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社)と呼ばれる三つの神社のうちの一つです。

熊野本宮大社

 

ちなみに世界遺産として知られる熊野古道は、この熊野三山へお参りするための道を指します。

入り口前。

ここでも長い長い階段を登ります。

 

本殿が撮影OKか微妙だったので撮りませんでしたが、大変立派な神社でした。

熊野三山は浄土への入り口。

 

熊野信仰は神仏習合という珍しい形で全国へ広がっていきました。紀伊半島南部の沿岸部を除けば全て山である熊野の地は、新しい文化ができるほどに大変険しい道のりだったともいえます。

日本で一番大きい村、十津川村の温泉郷。 ー 奈良県十津川村 ー

そして次は奈良県の十津川村。日本で一番大きく広い村です。

十津川村。といっても大きな村の中の一つの集落。電車が通っておらず、交通手段は車または、バスでの移動。
温泉郷近くを散策しました。

バスセンター。

暮らし。

 

十津川村の中にもいくつか観光地などがあるのですが、村の中でも大変な移動です。すごいなぁと。

若者が500円で泊まれる図書館、えんがわさん。ー新宮市ー

そして最後、今日は新宮市にある「Youth Library えんがわ」さんにて宿泊させていただきました。

Youth Library えんがわ さん

 

タイトルにも書きましたが、宿泊費はなんと500円!

本当に?はい、本当です。

ただし、「ユース世代(若者)」に限ること、そして1組限定。

オーナーさんがかつて旅人であったことから、若者旅を応援したい、という思いでの値段設定だそうです。若者の旅人が訪れるのはマスト。通常のゲストハウスとしては1泊5000円です。

子ども向けの図書館、そして集いの場。

もう一つ、”泊まれる図書館”という表現をしましたが、本来は図書館のえんがわさん。小学生、中学生、高校生、誰でも利用することができ、本借りたり自習をしたり、そして集いの場として盛り上がったり。一つの場が、ここから生まれます。

襖はホワイトボードに変身。

 

色んな方が来てくれた!

そして1泊させていただいたのですが、オーナーさんが前もって「旅人が来る」と声かけをしてくださっていて、なんと新宮の方がたくさん遊びに来てくださりました。

高校生が自然といるっていうのもまた素敵なことだなぁと。
夜は雨だったけど色んな方が来てくださってほんとにびっくりしました。
熊野で有名な目張り寿司。特製タレに通した高菜でご飯をぐるっと包み込む。目を見張るほど大きいことから目張り寿司と言われるようになったという言い伝えです。

 

目張り寿司、来てくださった方がわざわざ買ってくてくださいました。ほんのり味付けされた高菜がご飯と相性抜群、中にも刻まれた高菜が入っていて、本当に美味しかった。

 

ありがとうございました。

 

アメリカ縦断の話。

 

まさか夜がこんな感じになるとは全くもって想像していなかったので、本当に楽しかったです。オーナーさんもお会いした方もみなさん素敵で楽しくて、新宮市が大好きになってしまったのでした。

あまりに素敵な場所。

 

ぜひ、皆さんにも訪れてほしいです。長い今日の移動距離を忘れるような時間でした。

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