ふるさとの手帖

市町村一周の旅

福島で原発の影響を感じながら。【日本一周177日目09.21】

福島で原発の影響を感じながら。

こんにちは、かつおです。この日はいよいよ宮城県も最終日となりました。ので、途中から福島県にも入って行きます。

今日のルートですが、
(S)大河原町→①七ヶ宿町→②柴田町→③角田市→④丸森町→⑤山元町→⑥新地町→⑦相馬市→⑧飯館村→⑨(G)川俣町

のルートです。今日は1日中冷たい雨でした。それでは行ってみましょう!

(S)大河原町→①七ヶ宿町→②柴田町→③角田市→④丸森町→⑤山元町→⑥新地町→⑦相馬市→⑧飯館村→⑨(G)川俣町

①七ヶ宿町

まず最初に向かったのは七ヶ宿町。ここも大変遠い場所にありまして、朝の段階で一気に目指します。

やっと役場についた。
自転車。

雨降る静かな朝。

②柴田町

七ヶ宿町から再び一気に戻ってきて、次は柴田町。

 

役所近くの用水路。
ゴミの回収。


役場にはたくさん人が来ていました。何かのイベントかな。

③角田市宇宙センター

次に向かったのは角田市にある宇宙センター。JAXAの施設がこの地にあるんですね。そして無料でn見学できる展示室があるので、そちらへ向かいます。

 

ロケット。

なかなか難しい。

JAPANじゃなくてNIPPONってところがいい。
小惑星イトカワにも角田の場所がある。

 

宇宙のことはなかなか知識不足だけど、みていて楽しい展示でした。仕事の服装っぽい大人の方もたくさんいらっしゃいました。

④蔵の郷土館、齋理屋敷。ー丸森町ー

そして次にやって来たのは丸森町。齋理屋敷というのが有名で、ここへお邪魔します。

 

町自体も雰囲気がある。

そしてやって来た斎理屋敷。

 

斎理屋敷の始まりですが、呉服・太物の商売に始まり味噌・醤油の醸造、縫製業など幅広い事業を展開し、七代にわたり栄えた豪商、齋藤理助氏。
その屋敷および収蔵品すべてを町が寄贈を受け、「蔵の郷土館」として開放したのが齋理屋敷です。

 

とにかく広い。

大変立派なお屋敷でした。豪商の力ってすごい。

⑤山元町

そして次にやって来たのは山元町。

 

役場にやって来たのですが、
工事。
そう、仮庁舎です。

昨日亘理町で初めて仮庁舎を見ましたが、ここ山元町も同じ。震災で旧庁舎は損害を受けてしまったそう。新しい庁舎は建設中です。

無事に建ちますように。

そしてこれと同時に、35ある宮城県全ての市町村を訪問しました。

宮城県はかなり大変でした。無事に全て回れて何よりです。たくさんの出会いをありがとうございました。

その後、いよいよ福島県へ入ります。

⑥福島県新地町

まず最初にやって来たのは新地町。

 

ここの役場は残ってた。
けどもちろん震災の被害は大きい。

これは大気中の放射線量を示す機会です。初めて見ました。

 

ちなみにこの数値は安全池です。でも福島県に入って来たって感じだ。

⑦相馬市

そして次は相馬市へ。

奥にはクレーン。
相馬中村神社

 

ここでは相馬中村神社という場所へ向かいます。

おうまさん。
力強い。

参拝しました。

雨はずっと降り続いています。

⑧飯館村

そして次は、ここから内陸部へ北上して行きます。南相馬市までは行けたのですが、少し時間が足りそうになく断念しました。また南相馬市より南側に位置する双葉町や大熊町、富岡町へは二輪車では入ることができません。放射線量が強いためです。普通車では国道を通行できるので、また次の機会でお伺いできればと思います。

飯舘村。

そしてやって来たのは飯舘村ですが、ここは放射線で一度は住民が誰もいなくなった村です。

 

2017年、避難指示が解除された飯舘村でムラが復興拠点として位置付ける道の駅がオープンした。
中はお洒落な雰囲気。
いつか帰らん。
けど道の駅の裏はこんな感じ。

 

飯舘村は避難指示が解除されましたが、放射線量は居住するには高いレベルが残っているという声もあります。

実際に行ってみて、放射線量は高い気がしました。体がそう言っていた感じです。

こんな非日常が繰り返されるのは嫌だなと、そう肌で感じたのが正直な思いです。ですがそれって知らない間に植え付けられた先入観なんだろうなと考えると、余計に自分が嫌になってきます。

⑨川俣町

そして最後、川俣町へ。

路地。

赤い屋根。

小さいけれど風情ある町並みでした。けどここにも電光掲示板には17km先二輪等通行禁止、などの掲示も。でも写真のように子供達も住んでる。町の人たちはもっと複雑な思いなのかな。

その後、福島市のネットカフェにて就寝。

色々と考えさせられる、冷たい雨の1日でした。

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