今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1414/2,097】 総計【1501/2,268】スーパーカブの総走行距離
36113km
今日の旅先のこと
さあ、今日もがんばっていきましょう。高山市街地から飛騨市の古川町まで、お互いの距離は15kmほどですが、日本一広い市の高山市ですから、東へ西へと巡りながら、進んでいきました。それでは振り返っていきましょう。
旧朝日村(高山市)(1/5)
最初に向かったのは、旧朝日村です。8時半ごろに出発し、南東の方角へ。
途中の国道は、「美女街道」という名称が付いていました。美女高原や美女峠もあるみたいで、美女は地名にもなるのだなあと(調べてみたら、「美男街道」はありませんでした)。
さて、旧朝日村に入る頃には、遠くに見える山並みの険しさが、本物だと感じられました。東には乗鞍岳も広がっていますし、市街地の標高も700mを越えると。
庁舎も木材をメインにした御殿のような感じで、とても立派でした。市街地を散策し、学校で生徒さんがバスでお出かけの準備をしていて、「行ってらっしゃーい!」とお見送りの様子も。
最初に向かったのは、旧朝日村です。8時半ごろに出発し、南東の方角へ。
途中の国道は、「美女街道」という名称が付いていました。美女高原や美女峠もあるみたいで、美女は地名にもなるのだなあと(調べてみたら、「美男街道」はありませんでした)。
さて、旧朝日村に入る頃には、遠くに見える山並みの険しさが、本物だと感じられました。東には乗鞍岳も広がっていますし、市街地の標高も700mを越えると。
庁舎も木材をメインにした御殿のような感じで、とても立派でした。市街地を散策し、学校で生徒さんがバスでお出かけの準備をしていて、「行ってらっしゃーい!」とお見送りの様子も。
旧高根村(高山市)(2/5)
旧朝日村から、通ってきた国道をさらに山奥へ進み、旧高根村を目指しました。道路標識には「木曽」に抜けるまでの距離が記されていて、このまま長峰峠という峠を越えると、長野県の木曽に入るようです。それでも、「木曽路はすべて山の中」という言葉があるように、ずっと山深いよなあとも思いつつ。
旧朝日村から、通ってきた国道をさらに山奥へ進み、旧高根村を目指しました。道路標識には「木曽」に抜けるまでの距離が記されていて、このまま長峰峠という峠を越えると、長野県の木曽に入るようです。それでも、「木曽路はすべて山の中」という言葉があるように、ずっと山深いよなあとも思いつつ。
今回は、高根支所の周辺を巡りましたが、深い谷の斜面に小さな暮らしが広がっていて、ここにも暮らしがあるのだなあと。新しく大きな建物が建設中でもありました。
旧丹生川村(高山市)(3/5)
ここまで走ってきたルートを逆戻りして、旧丹生川村を目指していきます。途中、漆垣内という集落を通過したのですが、自然なまちなみの風景がいいなあと思って、思わず足を止めました。
それに、先ほどまで雲が多かった空も青空が増えて、秋の空だと感じられました。でも、もちろん空だけではなく、黄色に輝く田園風景や、地上の雰囲気にも無意識的な変化を感じて、秋を想像しはじめているように思います。
そして、旧丹生川村の市街地は、空も広く明るい雰囲気でした。庁舎前には立派な「両面宿儺」の像が。両面宿儺は飛騨の豪族の頭として、村人のために働いた英雄として言い伝えられているようです。また、散策中に挨拶したおじさんが、「はい、ご苦労さんー!」とカラッと挨拶してくれたのも、なんだかよかったなあと。
ここまで走ってきたルートを逆戻りして、旧丹生川村を目指していきます。途中、漆垣内という集落を通過したのですが、自然なまちなみの風景がいいなあと思って、思わず足を止めました。
それに、先ほどまで雲が多かった空も青空が増えて、秋の空だと感じられました。でも、もちろん空だけではなく、黄色に輝く田園風景や、地上の雰囲気にも無意識的な変化を感じて、秋を想像しはじめているように思います。
そして、旧丹生川村の市街地は、空も広く明るい雰囲気でした。庁舎前には立派な「両面宿儺」の像が。両面宿儺は飛騨の豪族の頭として、村人のために働いた英雄として言い伝えられているようです。また、散策中に挨拶したおじさんが、「はい、ご苦労さんー!」とカラッと挨拶してくれたのも、なんだかよかったなあと。
その後、千光寺というお寺を目指したのですが、相当な急坂をかなり登った山の上のあるお寺でした。開山の祖として両面宿儺が祀られています。この両面宿儺像を拝観することもできたみたいなのですが、気づかないままに参拝してしまいました。
旧国府町(高山市)(4/5)
次に向かったのは、旧国府町です。高山市ではありますが、地理的にはかなり飛騨市寄りです。やはり、ほかの地域と少しずつ雰囲気が違うなあと思いつつ、スーパーなどが並ぶ道を抜けて、市街地へ。
ホールなどもある庁舎がとても大きくて新しく、高山市の建物は立派なものが多いなあと思いました。周辺も宮川沿いに落ち着いた住宅地が広がっていましたし、地名も国府であることを考えると、歴史の長い土地なのだろうなあと。
次に向かったのは、旧国府町です。高山市ではありますが、地理的にはかなり飛騨市寄りです。やはり、ほかの地域と少しずつ雰囲気が違うなあと思いつつ、スーパーなどが並ぶ道を抜けて、市街地へ。
ホールなどもある庁舎がとても大きくて新しく、高山市の建物は立派なものが多いなあと思いました。周辺も宮川沿いに落ち着いた住宅地が広がっていましたし、地名も国府であることを考えると、歴史の長い土地なのだろうなあと。
その後、宇津江四十八滝まで向かってみました。名前の通り、いくつもの滝が連続して見られる場所で、看板を見て、途中の3つめの滝まで散策してみようと。そもそもスタート時点の標高が730mだったことにも驚いたし、細い渓流と日差しを浴びた木々はやはり気持ちよくて、どんどんと登っていきました。
旧古川町(飛騨市)(5/5)
最後にやってきたのは、旧古川町です。「飛騨古川」として知られるまち。市街地が見えてくると、盆地に住宅が集まっています。周囲の山並みは険しいですが、空は広く感じられました。
ここからは、古川の町並みを散策しましょう。もう、14時を迎えたタイミングだったけれど、お蕎麦屋さんがまだ営業中で、昼食も取ることに。ここ最近、昼食は軽く済ませるか、食べないことが多くて、お店でお昼を食べていなかったので、久しぶりの感覚でした。手打ちのおろしそばは美味しかったなあ。細いけどコシがあって。
また、白壁土蔵街のそばを流れる瀬戸川には、鯉がたくさん泳いでいます。小川で鯉が泳ぐ光景というのは、たまに見る機会がありますが、瀬戸川の流れは結構はやくて、鯉は絶えずそこそこ泳がなきゃいけないので、大変だなあと思いました。ジムのマシンでずっとジョギングしてるような感じ。
そして、「飛騨古川まつり会館」に立ち寄って、毎年4月19日、20日に行われる「古川祭」の展示を見学しました。館内にシアタールームがあって、そこで祭り当日の様子を記録した20分ほどの映像を見ると、映画のようでした。ドローンでも撮影していて、視点がとても新鮮だったし、なによりお祭りそのものが素晴らしかったです。特に、夜の「起こし太鼓」は一体感がすごくて、総司が祝い唄を歌ったあとに、全員で合唱しているシーンは、国歌斉唱の団結感に勝るとも劣らない、魂に響くものがありました。
映像を見て、古川祭を直接見たいととても思ったし、気多若宮神社にもこの後立ち寄ったのでした。
最後にやってきたのは、旧古川町です。「飛騨古川」として知られるまち。市街地が見えてくると、盆地に住宅が集まっています。周囲の山並みは険しいですが、空は広く感じられました。
ここからは、古川の町並みを散策しましょう。もう、14時を迎えたタイミングだったけれど、お蕎麦屋さんがまだ営業中で、昼食も取ることに。ここ最近、昼食は軽く済ませるか、食べないことが多くて、お店でお昼を食べていなかったので、久しぶりの感覚でした。手打ちのおろしそばは美味しかったなあ。細いけどコシがあって。
また、白壁土蔵街のそばを流れる瀬戸川には、鯉がたくさん泳いでいます。小川で鯉が泳ぐ光景というのは、たまに見る機会がありますが、瀬戸川の流れは結構はやくて、鯉は絶えずそこそこ泳がなきゃいけないので、大変だなあと思いました。ジムのマシンでずっとジョギングしてるような感じ。
そして、「飛騨古川まつり会館」に立ち寄って、毎年4月19日、20日に行われる「古川祭」の展示を見学しました。館内にシアタールームがあって、そこで祭り当日の様子を記録した20分ほどの映像を見ると、映画のようでした。ドローンでも撮影していて、視点がとても新鮮だったし、なによりお祭りそのものが素晴らしかったです。特に、夜の「起こし太鼓」は一体感がすごくて、総司が祝い唄を歌ったあとに、全員で合唱しているシーンは、国歌斉唱の団結感に勝るとも劣らない、魂に響くものがありました。
映像を見て、古川祭を直接見たいととても思ったし、気多若宮神社にもこの後立ち寄ったのでした。
というわけで、今日の散策はここまで。岐阜県の旅も、あっという間に後半です。こつこつ、ひとつひとつ、巡っていきましょう。
本日のひとこと
山道を走っていて、猿注意の看板を見かけた10分後ぐらいに、野生の猿に出会いました。
山道を走っていて、猿注意の看板を見かけた10分後ぐらいに、野生の猿に出会いました。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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(終わり。次回へ続きます)
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