今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1380/2,097】 総計【1467/2,268】スーパーカブの総走行距離
35388km
今日の旅先のこと
岐阜県の旅も序盤ではありますが、今日は愛知県に入りました。エリアとしては、奥三河と呼ばれる山間部へ。特に旧富山村へのアクセスは、事前のリサーチでほんとうに遠そうだと感じていたので、寒くなる季節よりも先に訪れたいという気持ちでした。それでは振り返っていきましょう。
旧旭町(豊田市)(1/6)
今朝はいくつか作業をしていたので、8時50分に多治見市を出発しました。早速豊田市の旭町を目指したので、40kmの移動です。
今日は山間部を進むので、入道雲とうまく重なりませんように、という気持ちです。
しばらく走ってからは、今岐阜県のどこにいるのかと、あまり地理感覚がわからなくなりましたが、ふと細い山道で愛知県豊田市に入りました。
そして、旭町の市街地に着くと、矢作川沿いの傾斜地に家々が見え、平地には田んぼも豊かに広がっています。川沿いにつくられた市街地で、商店街の通りもあり、軒先には風鈴が多く飾られていて、「夢かけ風鈴」というのぼりも。その商店街の先に、「風鈴寺」と呼ばれているお寺「増福寺」があるのでした。
また、旭町ではありますが、この地域は「小渡」と呼ばれているようです。
今朝はいくつか作業をしていたので、8時50分に多治見市を出発しました。早速豊田市の旭町を目指したので、40kmの移動です。
今日は山間部を進むので、入道雲とうまく重なりませんように、という気持ちです。
しばらく走ってからは、今岐阜県のどこにいるのかと、あまり地理感覚がわからなくなりましたが、ふと細い山道で愛知県豊田市に入りました。
そして、旭町の市街地に着くと、矢作川沿いの傾斜地に家々が見え、平地には田んぼも豊かに広がっています。川沿いにつくられた市街地で、商店街の通りもあり、軒先には風鈴が多く飾られていて、「夢かけ風鈴」というのぼりも。その商店街の先に、「風鈴寺」と呼ばれているお寺「増福寺」があるのでした。
また、旭町ではありますが、この地域は「小渡」と呼ばれているようです。
旧稲武町(豊田市)(2/6)
次に向かったのは、稲武町です。先ほどから流れている矢作川は、岐阜県との県境にもなっていて、一度岐阜県側に渡ってから、川沿いの道をずっと東へ進んでいきました。うねうね道ではあったけれど、急激なアップダウンはなくて助かります。
稲武町へ向かうところで再び矢作川を渡り、愛知県に戻ってすぐのところで、「押川大滝」へ立ち寄りました。県境近くの滝。そして、滝はおそらく水量も多くて、ごおおとすごい音でした。近づいてみると水が透明で、自然そのものを感じるばかり。
そして、稲武市街地は昔の雰囲気を残すまちなみでした。宿場町かな? 川のまちかな? と思いながら散策しましたが、江戸時代はふたつの街道が交差する宿場町だったそうです。
また、近くには道の駅や温泉があり、昼前だけれど温泉も賑わっていて、いいなあと。
次に向かったのは、稲武町です。先ほどから流れている矢作川は、岐阜県との県境にもなっていて、一度岐阜県側に渡ってから、川沿いの道をずっと東へ進んでいきました。うねうね道ではあったけれど、急激なアップダウンはなくて助かります。
稲武町へ向かうところで再び矢作川を渡り、愛知県に戻ってすぐのところで、「押川大滝」へ立ち寄りました。県境近くの滝。そして、滝はおそらく水量も多くて、ごおおとすごい音でした。近づいてみると水が透明で、自然そのものを感じるばかり。
そして、稲武市街地は昔の雰囲気を残すまちなみでした。宿場町かな? 川のまちかな? と思いながら散策しましたが、江戸時代はふたつの街道が交差する宿場町だったそうです。
また、近くには道の駅や温泉があり、昼前だけれど温泉も賑わっていて、いいなあと。
設楽町(3/6)
今度は設楽町へと向かっていきます。まずは市街地を目指していきますが、道中の路面が濡れていて、雨が降ったあとであることがわかります。ずっと、怪しい雲は近くにあって、紙一重を感じつつの移動でした。
移動は稲武町から下り坂を進んだイメージが強く、市街地はすり鉢状のような地形で、不規則な山に囲まれた盆地が広がっていました。前回の旅では設楽町のどのあたりを歩いたのかなあと考えつつも、今回の訪問は新鮮に感じられて。
「RallyJapan2024」とかかれたのぼりも並んでいて、「HOST TOWN SHITARA」の文字もあり、車の大会が近々ひらかれることも知りました。調べてみると、世界で13ラウンドひらかれるラリー最終戦の地が、日本なのだと。開催時期は秋のようですね。
今度は設楽町へと向かっていきます。まずは市街地を目指していきますが、道中の路面が濡れていて、雨が降ったあとであることがわかります。ずっと、怪しい雲は近くにあって、紙一重を感じつつの移動でした。
移動は稲武町から下り坂を進んだイメージが強く、市街地はすり鉢状のような地形で、不規則な山に囲まれた盆地が広がっていました。前回の旅では設楽町のどのあたりを歩いたのかなあと考えつつも、今回の訪問は新鮮に感じられて。
「RallyJapan2024」とかかれたのぼりも並んでいて、「HOST TOWN SHITARA」の文字もあり、車の大会が近々ひらかれることも知りました。調べてみると、世界で13ラウンドひらかれるラリー最終戦の地が、日本なのだと。開催時期は秋のようですね。
旧津具村(設楽町)(4/6)
設楽町の市街地から、北東の方角へ細い道を進み、津具村を目指します。離合が大変な箇所も結構多かったけれど、大きなトラックもたくさん通過するので、タイミングが悪いと大変そうです。
路面の濡れ具合が凄まじく、日差しが届いている間も小雨が降ったりして、天気雨のなか進んでいきました。
そして、津具村の看板を通ってからもまだかなり山道をのぼり、ようやく景色がひらけると、高原のなかに盆地が広がっている地形で、ここまでの道のりはひたすらに山奥だと感じていたので、見晴らしの良さにギャップがあり、また日本も広いなあと思ったのでした。田んぼも多く、日常が流れています。
設楽町の市街地から、北東の方角へ細い道を進み、津具村を目指します。離合が大変な箇所も結構多かったけれど、大きなトラックもたくさん通過するので、タイミングが悪いと大変そうです。
路面の濡れ具合が凄まじく、日差しが届いている間も小雨が降ったりして、天気雨のなか進んでいきました。
そして、津具村の看板を通ってからもまだかなり山道をのぼり、ようやく景色がひらけると、高原のなかに盆地が広がっている地形で、ここまでの道のりはひたすらに山奥だと感じていたので、見晴らしの良さにギャップがあり、また日本も広いなあと思ったのでした。田んぼも多く、日常が流れています。
豊根村(5/6)
次に向かったのは、豊根村です。まずは市街地を目指していきましたが、だいぶ近づいたところで、小雨が大粒の雨に変わり、一気に全身ずぶ濡れになりました。合羽を着ようにも、雨宿りできる場所もなく。
ただ、かろうじて強い雨は徐々に弱くなって、耐えれるぐらいの雨が続いたので、合羽も着ずに過ごしました。
大入川沿いに市街地が広がっており、雨で濡れた路面や、低い山にかかる雲が綺麗で。
次に向かったのは、豊根村です。まずは市街地を目指していきましたが、だいぶ近づいたところで、小雨が大粒の雨に変わり、一気に全身ずぶ濡れになりました。合羽を着ようにも、雨宿りできる場所もなく。
ただ、かろうじて強い雨は徐々に弱くなって、耐えれるぐらいの雨が続いたので、合羽も着ずに過ごしました。
大入川沿いに市街地が広がっており、雨で濡れた路面や、低い山にかかる雲が綺麗で。
旧富山村(豊根村)(6/6)
今日の旅で、富山村の訪問が最も大変であることは最初からわかっていました。いろいろとルート検索もかけたけれど、すんごく遠いな、と感じていたから。
同じ豊根村の市街地からも25kmほど離れているのですが、距離よりもルートが非常にジグザグで、相当な山道なのだろうなあと覚悟して。
いざ向かっていくと、想像以上に激しくアップダウンが続き、不思議な形をしたトンネルを抜けてからは、永遠に下っていくかのように下り坂が続きました。でも、どれだけ下っても周囲は山だし、今どこにいるのかがわからなくなる感覚で。
これまで巡ってきた旧市町村の中でも、指折りの遠さでしたが、初めてまちが見えたときは、思わず声が出ました。しかも、まちは佐久間湖という湖沿いに広がっていて、日本ではないような景色で。この佐久間湖は天竜川でもありますが、川を渡った先は静岡県です。
訪れたときの人通りはほとんどなく、静かで、たまにニワトリの鳴き声が聞こえました。
今日の旅で、富山村の訪問が最も大変であることは最初からわかっていました。いろいろとルート検索もかけたけれど、すんごく遠いな、と感じていたから。
同じ豊根村の市街地からも25kmほど離れているのですが、距離よりもルートが非常にジグザグで、相当な山道なのだろうなあと覚悟して。
いざ向かっていくと、想像以上に激しくアップダウンが続き、不思議な形をしたトンネルを抜けてからは、永遠に下っていくかのように下り坂が続きました。でも、どれだけ下っても周囲は山だし、今どこにいるのかがわからなくなる感覚で。
これまで巡ってきた旧市町村の中でも、指折りの遠さでしたが、初めてまちが見えたときは、思わず声が出ました。しかも、まちは佐久間湖という湖沿いに広がっていて、日本ではないような景色で。この佐久間湖は天竜川でもありますが、川を渡った先は静岡県です。
訪れたときの人通りはほとんどなく、静かで、たまにニワトリの鳴き声が聞こえました。
というわけで、今日の散策はここまで。日本は広い。つくづく広いなあと。どれだけ訪れても、想像を超えていく。そのことに際限はありません。
本日のひとこと
富山村へ訪れて、少し思い浮かんだのは、高知県大川村でした。
富山村へ訪れて、少し思い浮かんだのは、高知県大川村でした。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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(終わり。次回へ続きます)
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