今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【44/175】
訪れた旧市町村の数【244/2,091】 総計【288/2,266】スーパーカブの総走行距離
5840km
2023年6月21日(水)御岩神社で茨城県の旅も最後に。(日本一周76日目)
茨城県は、関東地方の中で
旧市町村の数が最も多かった。
その数は66。
現在の茨城県の市町村数は44だから、
それよりもだいぶ多い。
だから、最初に巡り方を考えたときなんかも、
かなりギョッとしたし、
結果的にだいぶ時間もかかってしまった。
でも、いよいよ茨城県の旅が終わりとなると、
あれ、終わってしまうんだと、
ちょっとあっけらかんとしてしまうのは、
人間の能天気さというか、
都合の良さというか、
そういうものを自分に感じてしまう。
それはさておき、
残っていた日立市と、
旧十王町(日立市)を巡って、
茨城県最後の旅、
すなわち関東地方最後の旅を、
締めくくろう。
旧十王町(日立市)
日立市と高萩市に挟まれた旧十王町が、
日立市に編入したのは、2004年11月のこと。
海から山まで東西の地域が含まれていて、
地図を見ても十分な広さがある。
「十王」という名前もあまり見慣れない。
十王町の前身は十王村だったそうだが、
「10人の王を祀る十王信仰の仏像があった」
という江戸時代の日記が残っているそうだ。
千葉県を旅していたときも、
ここ数日茨城県の海側を巡ったときも、
太平洋がスカッと晴れたことはなかったので、
ついに、ようやく、
気持ちの良い海が顔を出してくれた。
海の青と自然の緑が、
お互いに豊かな色合いで、
心がうれしくなった。
あおくかがやくたいへいよう〜。
町民のうたって、あるといいな。
日立市
そして、茨城県最後のまちは、日立市。
と言いつつ、昨日の夕方には日立市へやって来ていた。
旧十王町を巡ったあと、
日立市の訪れたい場所として
いくつか候補があったけれど、
御岩神社を訪れることにした。
観光地としては、有名すぎるかもしれない。
それぐらい、御岩神社は人気がある。
常陸国最古の霊山とされ、
アポロ14号に乗ったエドガー・ミシェル氏、
また向井千秋氏が、
宇宙から「光っていた」と述べた先の地が、
御岩神社に重なるということで、
おおきなパワースポットとして、
人気がとどまることを知らないのだ。
でも、向井千秋さんがそのことを述べていた
原文というか、元記事はあるのかなと、
いろいろネットで調べ始めてみたら、
原文は見当たらないものの、
「神様からのギフトを授かりました」
「頭上から凄い圧力を感じました」など、
スピリチュアルな記事はいっぱい出てきた。
そうか…これ、自分も、
「あのお寺は…、あの神社は…」
と言ったりしたら、紙一重だなと。
そう思いつつ、
エドガー・ミシェル氏の原文も、
英語で調べてみたけれど、
うまく出てこなかった。
やっぱり、パワーを感じるかどうかは、
人間の心の持ち方次第ということで、
いいのではないだろうか。
ちなみに、あれこれ言っているけれど、
寺社仏閣でパワーをもらいたい、
みたいなことは普段から思っていない。
どちらかというと、
無事に生きていることの感謝を伝える場だと思う。
だって、もし、
パワースポットが真にパワースポットなら、
ぼくなんか今ごろ、金運ざっくざく、
名誉名声が地球を一周し、
何でもかんでも絶好調なはずである。
それぐらい、同年代の方々に比べたら、
ありがたいことに、
寺社仏閣へ参拝しているはずだから。
でも、どれだけ参拝しても、
別に変わらないんだよね。
だから、神社やお寺にすがって、
自分を変えてもらうんじゃなくて、
いつだって自分を変えたいときは、
自分が変わらなきゃいけない。
もちろん、願掛けが悪いんじゃなくて、
おみくじも信じて良いのであって、
その上で、最終的には、
最後の分岐点は、
自分自身にありそうな気がするなあって。
パワーをもらう、もらわないに関わらず、
境内が気持ちいいと感じたら、
お邪魔させてもらってありがとうございました。
それがいちばん、ウィンウィンかな。
オイル交換もできて、
カブの調子も悪くなさそうだった。
よし。
というわけで、今日の散策はここまで。
そして、茨城県の散策も終わり。
つまり、関東地方の旅も終了だ。
まずはひとつの地方を巡り終えることができて、
ホッとしています。
もう少し早く巡れるかなと、
当初は思っていたけれど、
そんなに甘くはなかったのでした。
ただ、少しずつでも進んでいることが、
何よりありがたく、自信につながっていくので、
ここから先の東北地方も、がんばりたいと思います。
明日は雨なので、少し休んで、再開予定です!
朝の登校時間。青色の半袖に、大きく漢字で『勇者』と書かれたTシャツを着た小学生の男の子を見ました。かっこよかったです。
(次回へ続きます)
<旅を応援してくださる方々へ&関連ページ>
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
旅についての心境を、日記形式で書いています。ブログにまとめきれなかったことも残せたらと思います。
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