ふるさとの手帖

市町村一周の旅

クセが強い宿のおじいちゃんに負けない。ー徳之島ー【市町村一周の旅】

こんにちは、かつおです。船の欠航による予定変更で奄美大島から与論島へやって来まして、これから与論島→徳之島というUターン航路で徳之島を目指します。

フェリー波之上、1日遅れでやって来た。

 

本当は1日早く来ているフェリー波之上ですが、海況の悪影響で1日遅れでやって来ました。本来入港する時間帯より少し早くやって来たので、ちょっとラッキーです。

与論島と徳之島の間にある沖永良部島。

 

えらぶには昨年の4月にお邪魔しました、とっても懐かしい。

思い出すなぁ。

寄りたいところですが、またの機会に。


そして目的地の徳之島が見えてきました。

徳之島、亀徳港。

 

徳之島行きも今日の船は「条件付き」で入港しない可能性もありましたが、無事に上陸。でも結構揺れていたので、一緒に乗ってた自衛隊の人は酔って辛そうでした。自衛隊の人も大変だなぁと。そして条件付きだったことからまだ宿は取らずにいたのですが、上陸したので宿を探します。

ある程度目星は付けていて、リーズナブルなお宿さんがあったので電話してみます。すると早速OKが。「今から迎えに行くから待ってておくれ」と、おじいちゃんの声。

お迎えが来るのを待ちましょう。

徳之島町。
島の高校生たちは原付に乗ってる。

 

そして数十分後、オリジナルのペイントが施されたクセのある車がやって来ました。

クセの強い助手席。

 

真ん中には芝刈り機、助手席に乗って宿まで向かい、チェックイン。お支払いは本来の想定していた額とは違うのですが、食事も付けるからどうかと言っていただき、断るのも良くないなということで、食事付きで泊まらさせてもらいます。

夕方。


少し散策したあと、「今からドライブするけど付いてくるか?」とおじいちゃんからお誘いしてもらいまして、お願いしますと。その前に車内に残っていた荷物を「全部出してくれ」ということで僕が全部出していきます。

荷物を出し終わった後、
「免許は持ってるか?」と聞かれまして、原付を借りる話をしてたので
「(忘れずに免許証は)持ってます」と答えますと、
「そんなら運転頼む」と。


なるほど、運転は原付ではなくおじいちゃんの車のこと。宿のおじいちゃんを助手席に乗せ、僕が運転してドライブに出かけます。

ドライブ先はガソリンスタンド。(ガソスタからの夕焼け)

 

主な目的地はガソリンスタンドだったみたいで、ガソスタに到着。給油は流石におじいちゃんが担当。その後「洗車するぞ〜」ということで、「じゃぁ拭いてくれ」と僕はおじいちゃんの車をボディからガラスまで最後拭きました。

「洗車」というワードが出た時点で「拭きます!」と言えるぐらい洗脳してもらいました。

クセが強いおじいちゃん、そんな出会いもあるでしょう。

夜の散歩。

 

食事はご用意していただいたのですが、「焼酎をご馳走しよう」ということでお湯割りを頂きます。話が絶対長くなると思いまして席を外すチャンスを伺っていましたが、遅くなったもう一組のお客さんが到着したタイミングで就寝させてもらいました。

ちなみに話の内容はほとんど「女」についてでした。おじいちゃん元気。


翌朝はおじいちゃんに借りた原付で5時台に出発です。

徳之島は3つの町はで構成されており、本当は昨日ある程度回っておきたかったのですが、巡ることはできず。「徳之島は結構大きい」ので移動もそれなりに時間がかかるのと、9時10分にフェリーが到着する、ということで実質7時の日の出から2時間しか時間が残されていません。

それでも3つの市町村を巡りたいので、5時台には出発して遠い町を先に巡ります。

徳之島の最西端、犬田布岬へ。ー伊仙町ー

 

最初にやって来たのは伊仙町。犬田布岬という場所へ行ってみました。

琉球石灰岩の海蝕崖の岬です。

断崖だ。
岬を離れた後の朝焼け。

朝焼け、とっても綺麗でした。

伊仙町。

 

そして次は天城町へ向かいます。

天城町。

 

天城町は昨日入港した「亀徳」のある徳之島町とは真反対にある町です。

犬の門蓋がある場所へ。

 

犬の門蓋(いんのじょうふた)は通称メガネ岩と呼ばれる岩。先ほどの犬田布岬と同じく島の有名な景勝地です。

岩とその向こう。
メガネ岩。ぽっかり綺麗な穴が2つ。

隆起サンゴ礁の地形が続いてる。

ハートみたい。

だいぶ波をかぶってる。
日が差してきた。

いい朝です。この時点で7時45分、ここから急いで徳之島町へ戻りましょう。

徳之島町。集落によっては「海」ではなく「山」を感じます。

徳之島町は昨日も写真を撮っているので、本当は行きたい場所もありましたが省略して宿まで帰ってきました。時間は狙い通り8時30分、これで船になんとか間に合いそうです。

「もう帰ってきたんか」確かにおじいちゃんは寂しそうでした。昨日の話からも、もう1泊して欲しかったでしょうし、僕をあれこれ使うこともできたはずなので。

おじいちゃんには申し訳ないところですが、無事に徳之島をなんとか巡ることができましたので、次へ進まなければなりません。お世話になったお礼を伝えて、港へ。

港近く。

マリックスラインがやってきました。

 

今日の船はマルエーではなくマリックスライン。実は初めてですが、マルエーとそこまで大きな差はありません。

2等席。

 

なんとか、鹿児島の離島旅も進むことができています。徳之島町で3つの市町村へお邪魔したことで、残りの市町村は「19」。いよいよ20を切りました。まだまだ島旅が続きますが、これから天気が持つことを願ってやみません。クセのあるおじいちゃんとの出会いも、無事に町を巡ることができましたので面白い思い出となりました。

旅で訪れた都道府県の数 【47/47】

47/47
100.00%
全ての市町村を訪れた都道府県の数【45/47】
45/47
95.74%
実際に訪れた市町村の数 【1,722/1,741】
1722/1741
98.91%

明日も良い1日になりますように。おじいちゃん元気でね。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

RECENT ARTICLES

Follow me